つぶやきかさこ By かさこワールド

かさこが普段の生活の中で感じたこと、思ったことをつぶやく毎日更新コーナーです。
mixiやってますので、ぜひマイミクを!(「かさこ」という名前です)


・6月23日出版!「アイフル元社員の激白」サイン入り本、販売中。
笠虎崇=著、花伝社、1500円+税
サイン入り本が欲しい方はメールにてご連絡ください。
kasakotaka@hotmail.com
郵送無料、消費税サービス、定価1500円で販売いたします。
※アイフル実体験記「サラ金トップセールスマン物語」もサイン本、1700円にて販売してます!

アマゾンで発売中!

・NEW!世界遺産連載旅コーナー
12月はエジプト死者の都ルクソール・サイクリングの旅を紹介しています。

・2006年12月30日〜2007年1月3日 夢の実現方法〜夢の架け橋 2006-2007年〜
今年1年を振り返り、また来年へとつなげていく・・・
夢が実現するにはだいたい3〜5年ぐらいかかる、と思っている。
1〜2年目に、夢の種を蒔き、
2〜3年目に、夢を育て、
3〜5年目に、夢が実となり、実現する。

もちろん夢の種類によっても違うわけで、
今すぐにでも自分が行動すれば実現できる、夢というか目標というかやりたいこともあれば、
10年、20年かけて、一生かけて実現していく夢もある。
ただそうした長期的な夢の場合にも、
そこに至るまでのポイントがあるわけで、
1つの区切りとして3〜5年スパンで何かを成し遂げていくことが、
大切なんじゃないかなと思う。
私が今年、夢の実現に一歩踏み出せたのも、
3年ぐらい前から取り組んできたことが、今、実となっているという感覚があるからだ。

夢を実現するためには、個人も会社の仕組みを学ぶといい。
会社には、自身が存在している理由:経営理念、
それを実現していくための中長期的な経営計画、
そしてそれを行動に移していくための短期的な目標がある。
1人1人も自分の経営理念、経営計画、目標を立ててみるといい。
すると自分が今、何をすべきかがわかり、
それを行動に移しやすくなるので、
夢の実現可能性が高まるというわけだ。

1年を振り返り、来年の目標を立てるだけでなく、
もうちょっと長い目で人生を考えて、
自分がしたいこと、実現したいことを書き出してみて、
中長期的なプランを考える時間を、年末年始の1日だけでもとってみるといいと思う。

ただ気をつけなければならないのは、
手段が目標にならないこと。
「100万円貯金したい」ー何のために?
「●●という資格を取得したい」ー何のために?
といったように、何のためにするのかがわからない目標は、
実現させたところであまり意味がない。
自分の幸せのために、自分が楽しく生きるために、
自分が寝食忘れて熱中してしまうようなことのために、
目標を立ててみるといいと思う。

今の社会、政治家や官僚、企業幹部に限らず、
おかしな犯罪者や、退職金をもてあました団塊世代や、
何がやりたいかわからない若者も含めて、
目先の利益ばかり追いかけて、理念なき人が多い。
だから社会がおかしくなる。
幸せに楽しく生きている人が増えれば、
犯罪も減るし、治安も良くなるし、社会も良くなると思う。
まずは自分の「改革」からはじめてみてはどうだろう。

夢を考えるにあたっては、
「夢に日付を!」ワタミ社長著/「一冊の手帳で夢は必ず叶う」GMO社長、
この2冊の本がおすすめです。


<かさこ2006ニュース>
28日、29日のつぶやきかさこでは、
社会の動きを中心に1年を振り返ってみたが、
今回は自分の活動を中心に1年を振り返り、
また来年以降の自身の活動につなげていきたいと思っている。

私にとって2006年は実に良い年だった。
カメライター(カメラマン&ライター)として、
世に「形」として発表する機会が多くあったからだ。

・「アイフル元社員の激白」発売とTV出演、週刊誌、新聞等のメディア登場
・猫雑誌に猫写真掲載&「噂のカメラマン」にかさこ写真紹介
というわけで、かさこ2006ニュースを紹介します。

●第1位 「アイフル元社員の激白」発売!
2005年に発売した「サラ金トップセールスマン」に続き、かさこ作品2作目発売!
思えば、4/14、日経新聞トップに「アイフル全店営業停止処分」という衝撃のニュースを見て、
私はこれはまたとないチャンスだと考えた。
前作「サラ金トップセールスマン」の売上アップをめざすだけでなく、
2作目のチャンスと考え、即日ブログを立ち上げ、1ヵ月で100本以上の原稿を作成し、
6/23に出版の運びとなった。

元社員として取材もわんさか受けた。
「報道ステーション」出演、週刊朝日に見開きで私のコメントが掲載されたほか、
女性セブン、週刊ダイヤモンド、東京新聞、毎日新聞、しんぶん赤旗、埼玉新聞などなど、
10社以上の取材を受けた。

しかし、おもしろいことに、実はこのアイフル騒動の前に、
実は私、テレビデビューを果たしていた。
関西TV放送「痛快!エブリデイ〜気になる!?〜」で、
人を見た目で判断する職業ということで、
元サラ金トップセールスマンとして登場していたのだ(2/21放映)。

サラ金問題がこれだけ大騒ぎになり、
灰色金利問題がやっとマスコミで取り上げられるようになったが、
アイフル騒動の3ヶ月前のつぶやきかさこで、
すでにこの問題を取り上げていたのは、奇遇なことだ。
2006/1/15 サラ金豆知識・利息の上限が2つ存在する?

私は30歳で作家になる!と目標を立てていて「サラ金トップセールスマン物語」で、
作家デビューを果たしたんだけど、
名実ともに作家になったのは、この「アイフル元社員の激白」のおかげ、
つい数日前、私は作家として本の印税を手にしたのだ。
フリーのライターとして原稿料をもらったことは何度もあるし、
会社では書くことを仕事にして給料をもらっているわけだけど、
自分の書いた本から収入を得たのはこれがはじめてである。
(というのも「サラ金トップセールマン物語」は、売上がイマイチなので、
まだ印税はもらっていないので)

大手出版社から出版し、大々的な広告攻勢で何万部も売れたわけではない。
だから印税といっても大卒初任給1ヶ月に満たない金額だが、
ほんとうれしかった。
だって、自分の書いた本で金をもらえたのだから。
自分の夢がまた1つ実現したわけだから。
だって、私は10年前、100万円自分で金払って自費出版していたわけだから。
そう考えると、感無量。
でもこれはほんの序章に過ぎない。
私はこれからも本を出し、それで食っていくつもり。
そのために、買ってもらった人に喜んでもらえるような作品を提供していきたいと思っている。

●第2位 島ねこ写真スタート!
カメライター(ライター&カメラマン)として様々な活動をする中で、
思わぬ主軸になりそうなのが猫写真。
近所のお寺の墓地に住むノラ猫撮影をはじめたのがきっかけだったが、
これがなかなか好評で、2006年は猫雑誌に取り上げられました。

・猫雑誌『Cats』3月号で、はか猫写真がポストカードに
・猫雑誌『Cats』4月号にて 「はかねこ」写真が4ページ掲載
・猫雑誌『猫の手帖』8月号の「平成猫バカ列伝」に猫カメラマンかさこが紹介

猫は墓猫写真しか撮影していませんでしたが、
今年から島に住むノラ猫を中心に、全国猫撮影の旅がスタートしました!

家島(姫路)/沖島(滋賀)/篠島・日間賀島(愛知)/網地島・田代島(宮城)

ちなみに、2006年8月に撮影した尾道の猫は、
2007年1月15日発売の月刊『Cats』2月号に掲載予定です!

2007年も出張・旅行を利用して、全国のノラ猫を撮影する予定ですので、
お近くのノラ猫情報がありましたらぜひ教えてください。

●第3位 写真作品注力!〜京浜工業地帯、東京少女
今年はライターとしてより、カメラマンとしての活動に時間を割いた年だった。
2006年3月に発売された『噂のカメラマン』でカメラマンかさこが紹介、
無料自費出版サービスを利用した、海外子供写真集『視線の彼方』発売ほか、
猫写真はもとより、京浜工業地帯、東京少女撮影に大きく力を注いだ。

・京浜工業地帯
・東京少女

先ほど、夢の実現には3年かかる、といったが、
これらのコンテンツも引き続き、2007年も作品ストックをため、
まとまり次第、形にしていく行動をしていきたいと思っていますので、ご期待ください。
東京少女のモデルも募集しておりますので、
撮影に興味のある方はメールにてご相談ください。

また、トラベルライターとしても各地を旅行し、写真を撮影してきました。
海外は、中国トン族の村のみでしたが、
毒ガス製造の島・大久野島、遊郭島・大崎上島、大崎下島近江八幡・水郷めぐりなど。

・世界遺産連載コーナー

2007年も旅をしますので、お楽しみに。

<2006おすすめの本&映画>
多くの映画&本を読んできた中で、
おすすめできる作品をセレクトしました。

<本>





<映画>



あと今年は、大泉洋出演の『水曜どうでしょう』にはまりました。
ほんとおもしろいのでぜひ見てみてください。

<ベスト・オブ・つぶやきかさこ2006>
2006年はほんと企業犯罪が多かった年だと思いますが、
それに加担しているのは1人1人のみなさんです。
「アイフル元社員の激白」のあとがきでも書きましたら、
ぜひ下記のつぶやきを読んで、自分が今、している仕事を問うてみてください。

・2006年4月24日 自社の商品・サービス、利用したいですか?
企業犯罪が増えている。
儲かればいい。利用者無視。
やっと耐震偽装というふざけた輩が逮捕されるらしいが、
たいした罪にもならなそうで、うんざいする。

思うに、自分の会社の商品やサービスを、
自分が買いたいと思うだろうか?
または家族や友人に利用して欲しいと思うだろうか?
たとえば、耐震偽装したマンションを販売していながら、
自分はそこのマンションには絶対にすまないヒューザーのように。

「食品の裏側」(安部司著)というおもしろい本がある。
彼は食品添加物のトップセールスマンだった。
職人の技を捨てさせ、便利な添加物をどんどん進めていった。
しかしある時、自分が作った添加物だらけのミートボールを、
自分の娘が食べようとした時、「食べるな!」と飛びついた。
そして、彼は気づいた。
自分が仕事としてやっていることが、いかに社会にもとる行為であるかを。

自分の営業成績はどんどん伸びてうれしかったにもかかわらず、
自分が作った食品は娘には食べさせなくない。
みなさんはどうだろう?
自分が働いている会社の商品なりサービスなりを利用したいと思うだろうか。
それとも絶対に利用したくないと思うだろうか。

山口県光市で母子が殺害された事件で、
安田好弘弁護士は殺意はなかったと主張した。
彼は「人権派弁護士」として死刑廃止を訴えているらしい。
ならば、彼の家族が強姦され赤ちゃんまで殺されても、
彼は加害者に対して殺意がなかったと言い張り、死刑なんかとんでもないというべきだろう。
いくら仕事とはいえ、そこまでの覚悟があって、
被害者心情を逆撫でするようなことをいっているなら、
自分がその立場になっていればいい。
そんな時に自分のような弁護人サービスを素晴らしいと思えるのか。

商品先物や外国為替証拠金取引を進める営業マンは、
そんなに人に「少ない金で儲かるいい投資ですよ」というなら、
自分はそれをやっているのか、とそういうことだと思う。
人にすすめていながら自分は絶対にやりたくない。
そういう商売に加担してしまわないことが大切ではないか。

思えば私もサラ金でトップセールスマンだった。
しかしそこで学んだことは、
絶対に自社の商品含め、消費者金融は利用してはいけないということ。
自分が使いたくない、家族に絶対に使わせたくない。
そんな商売をしていると、いくら儲かっていても、
多分、心底から幸せにはなれないんだろうと思う。

とはいえ、残念ながら、今の日本社会というのは、
そういう商売が罷り通っている。
自分さえ良ければいい。
実はその影で、自分の家族が詐欺的な商売や、
健康に悪い食品添加物を買って食べてしまっているかもしれないのに。

リクルートスーツ姿の就職学生をよく見かけるけど、
自分がその会社の商品を利用したいかという基準で選んでみたら、
美麗字句にまとわれた会社案内のボロがきっと見えてくるんじゃないかな。
そういう会社に勤めていても結局、長くは続かないし。


というわけで2006年かさこワールドをご覧いただき、ありがとうございました。
来年も1/4から毎日更新しますので、ご覧いただければと思います。

・2006年12月29日 つぶやきかさこから2006年を振り返る
●7月:mixiの効用とmixi疲れ
この1年、つぶやきかさこでmixiについて何度も取り上げたが、
ちょうどこの頃、ニュースでmixi疲れが取り上げられ始めた。
私はほんとmixiには感謝している。
自分のしたいことができ、リアル、ネット問わず、
いろんな人とのいい出会いができている。

かさこの猫写真新シリーズ「島ねこ」がはじまったのもこの7月。
取材で姫路を訪れたついでに、家島という島に猫を求めて撮影にいったのだが、
この時、家島のノラ猫情報を集めるため、
ミクシィのおかげで家島で旅館を営んでいる人を見つけ、
その方の旅館に泊まり、おいしいものを食べさせてもらい、
いろいろとお話もでき、かつノラ猫スポットも教えてもらい、
いい撮影ができた。

こうしたいい出会いができるミクシィだからこそ、
使い方には気をつけてほしいという意味で、
時にミクシィの使い方について疑問を投げかける記事も書いているが、
(それで嫌になってマイミクを外れる方も中にはいらっしゃるが)
それはSNSが特別・特殊・あやしげなものではなく、
社会の有用なツールとして定着して欲しいからと願うものである。

・2006年7月7・8・9日 猫を求めてちょっくら家島紀行〜つながる2
http://kasako.web.infoseek.co.jp/06iezimafoto.html
・2006年7月22日 mixi疲れにならないために
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0607.html

<おかしなニュース>
・2006年7月19日 畠山を未だに取り上げる大馬鹿者
・2006年7月21日 昭和天皇メモが大スクープなのか?
・2006年7月23日 中村獅童が畠山容疑者を生む
・2006年7月24日 欽ちゃん無批判に見る日本社会の不健全性


●8月:冥王星降格がそんなに重要か?
マスコミの迷走ぶりを象徴するのがこれ。
シンドラーの殺人エレベーター、耐震偽装問題の未解決、日本漁船のだ捕事件など、
いくらでも報道すべき重大なニュースがあるにもかかわらず、
なぜか連日連夜「冥王星が惑星から降格になった」と大々的に放送し、
「すいきんちかもくどってんかいめい」はどうなるんだと、
わけのわからん不満を垂れ流していた。

そして恐ろしいことに、そうした洗脳効果が確実に国民に広がっていたこと。
その頃のブログやミクシィにはこのニュースを取り上げる方がいかに多かったことか。

・2006年8月26日 冥王星ニュースの欺瞞/テリー伊藤のバカさ加減
思えば、「水金地火木・・・」と惑星を順番にいえる知識があったところで、
惑星というのが国際天文学会の決定で、
勝手に変えられてしまう代物だという事実を教える教育がまったくないというのも、
これまた恐ろしい話だ。

そんなことも知らずに惑星を覚えさせ、テストで答えさせて、
果たして何になるのだろう。
これを契機に惑星の順番を覚えさせる無駄な授業はやめ、
夜中に住宅地の近くの土手で騒がないことだとか、
クレジットカードのキャッシングはいかに恐ろしいかとか、
日本の年金制度の仕組みと問題点とか、
教えるべき知識はいくらでもあるのではないのか。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0608.html

そして夏休みにいった日本の毒ガス島。
かつて日本に毒ガスを製造する島があった。
瀬戸内海の大久野島。
こうした歴史を教えずして何が平和だの学力低下だの教育改革だと思う。
教えるべき内容を根本的に考え直す時期が来ているのではないか。
大久野島写真
http://kasako.web.infoseek.co.jp/japanfoto.files/ookunofoto.html
広島・尾道旅行
http://kasako.web.infoseek.co.jp/onomititop.html

●9月:右傾化する日本
日本が国粋主義国家の道を歩み始めた端緒として、
後に歴史で語り継がれるとしたら、この2006年9月だろう。
天皇賛美傾向、美しい国という名の国家のために国民が犠牲になる国粋首相の誕生、
天皇制タブーにはふれないくせに、核保有というタブーには平気で踏み込む後の安倍内閣の面々。

・2006年9月7日「靖国参拝より恐ろしい紀子出産ニュース」からの抜粋。
今朝からニッポンはまるで「戦時中」のような騒ぎである。
紀子さま出産ニュースで報道統制されているかのように、
重要なニュースそっちのけで、
手術室に入っただの何だのって出産リアルタイム報道が相次いだ。

天皇は政治権力を持たない象徴制である。
にもかかわらず男が生まれるか女が生まれるかで騒いでいる。
そもそも男女どちらの子供が生まれるかで、
これだけ騒いでいる日本社会がいかに男女不平等が明らかなわけで、
看護婦と呼ぶのは男女差別で、
男性だろうが女性だろうが看護師と呼べなんていう、
バカみたいな表面差異にこだわったところで、
男女差別がいかにひどいかを明白に語っているニュースといえる。

世継ぎ世継ぎと騒いでいるが、象徴なら男女どちらでも構わないだろうし、
戦争の大将になるわけでも政治権力のトップになるわけでもないんだから、
男女どちらが生まれようが本来は関係ないはずなのに、
まるで日本社会で一番偉い権力者が天皇の男性世継ぎであるかのような、
戦時さながらの天皇家崇拝ぶり報道は、
はっきりいって実に恐ろしいことだと思う。

7月、日経新聞のどうも不自然な昭和天皇メモスクープといい、
安倍右傾化内閣に向けてメディアも買収され、
どうも国民を国家の犠牲にさせようという思惑が、
紀子出産ニュースの過剰ぶりからも透けてみえる。
私は単にそれを「おめでたいからいいではないか」とは片付けられない、
何かおかしな不快感がどうしても付きまとって仕方がないのだ。

そんな国粋内閣は、国民の犠牲をどんどん強いる。
サラ金から金をもらって業界擁護を行う政治家が経済産業大臣、金融大臣になるという恐ろしさ。
・2006年9月26日 甘利が入閣したら安倍は国民背信内閣/働く女性がサラ金の一番のカモ
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0609.html
もうこの頃から、国民重税、企業優遇の予算・税制も予想ができたことと思う。

●10月:北朝鮮核実験で右傾化政策進行
北朝鮮が核実験を行ったことにより、
安倍政権は北朝鮮という絶対悪の存在により、
国民の支持を集めやすい立場になり、右傾化政策を次々と進めていった。

愛国心が問題になった教育基本法に、防衛省の格上げによる自衛隊の海外派遣部隊化、
そしてついには日本が核武装すべきというとんでもない発言まで飛び出す始末。

非常に日本は危険な状況にある。
北朝鮮なんかぶっ殺してしまえといわんばかりに、
右傾化政府の強硬論を後押ししてしまう恐ろしさ。

それは911テロが起きたからテロを起こした国に戦争しかけて惨殺してしまえという、
アメリカの論理と何ら変わることはない。
それでアメリカは平和になったのか?
日本は同じ愚を犯そうとしている。

・2006年10月12日 チキンレースにのるな
・2006年10月17日 中川核武装発言を批判する前に
・2006年10月18日 今こそアメリカの核廃棄を!

http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0610.html

「美しい国へ」を読み解く
http://kasako.web.infoseek.co.jp/syo.files/abesouri.html

●11月:いじめ問題パニック
ちょっと前までマスコミは、この世の最優先課題は、
飲酒運転問題だといわんばかりに大々的に取り上げていて、
その次は、高校履修不足問題にスポットをあて、
さらには今度はいじめ問題キャンペーンをはじめた。
確かにいじめ問題は重要だけど、なぜ急に今なのか?
不自然なトピックの選び方は気になるが、
この際、ぜひいじめ問題に対する解決の方向性をつけてほしいと願いたい。

・2006年11月3日 受験科目以外の授業で私の人生が変わった
・2006年11月11日 いじめ自殺予告はいたずらか?

文部科学省宛にいじめ自殺予告文が何通も届いているらしいが、
事の発端となった1通目の手紙は、みなさんは本物だと思うだろうか?
私は直感的に「これは絶対にいたずらだ」と思った。

・2006年11月13日 いじめる子どもが一番悪いとなぜ言えないのか
マスコミを見ていると、いじめ問題の原因は、
学校や教師や教育委員会や文科省や親などに押し付けているけど、
いじめている子どもを問題にしているところが非常に少ないのに驚かされる。
まあ言ってみれば、日本社会の「過度な加害者保護思想」と同根なのだ。
被害者(いじめられた子ども)に冷たく、加害者(いじめた子ども)に甘い。
だからいじめ問題はなくならない。

・2006年11月14日 日本人の国民性が招くいじめ

http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0611.html

●12月:
今年を振り返ってみる記事や、
おすすめの本の紹介などを中心に書きました。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0612.html

・2006年12月28日 日記を振り返ってみよう
ミクシィの日記やブログを書いていると、
そうしたネットへの理解がない輩は、
「そんなもん書くのは時間の無駄だ」みたいな、
冷ややかな目で見ることで、
ネットサービスを活用できない古い価値世代がいるわけだけど、
私は日記を書くことは非常にいいことだと思うし、
ぜひこの機会に書いた日記を振り返ってみるといいと思う。

単に自分が何かを思っているだけでは、意識化されず忘れ去られてしまうわけだけど、
書くという作業を通し、ネットだろうがノートだろうが可視化されることで、
自分の中に意識付けされ、抱えている問題だとか課題、目標、
感じたこと、うれしかったこと、起こった出来事などが、記憶として残るから。

そんな日記をぜひ年に1度、振り返ってみよう。
年の前半の出来事なんかは意外と忘れていて、
でもその時に書いた日記を振り返ってみれば、
その時、自分が感じたことや起こった出来事が鮮明によみがえってきて、
今年を振り返ると同時に、また来年、どうしたらいいかってことにつながっていくと思うから。

そんなわけで、私も2006年のつぶやきかさこを振り返ってみました。
ほんと前半(1〜6月)とかははるか昔のように忘れてしまっていることもあって、
「こんなこともあったんだ」と自分や社会を再認識するいい機会になります。
そして、「この時、こんなことがあったから、今こうなってるんだ」みたいな、
過去と現在とそして未来への時をつなぐ架け橋にもなります。
ということで、2006前半つぶやきかさこダイジェストです。

●1月:ホリエモン逮捕
1月に起きたことってすごい昔のような気がするけど、今年なんですよね。
ホリエモンは逮捕されたけど、だからといってホリエモン的なるものが、
全否定されるのはおかしい。
むしろ、閉塞した日本社会の旧態たる古い価値観の崩壊は、
今後もどんどん進むと思うし、進まなければ日本社会に未来はないと思う。
粉飾決算とM&Aによる錬金術に悪い部分があったとしても、
ホリエモンが社会に投げかけた新しい価値観、社会観、ネットを中心とした未来は、
今後もどんどん進んでいくと思う。

・2006年1月24日1 秩序を歪める許されざる逮捕
“私は今日、こんなつぶやきを書くつもりでいた。
「ヒューザー小嶋とライブドア堀江氏のどちらが先に逮捕されるかで、
日本社会の良識が決まる。
もし堀江氏が先に逮捕されるようなことがあったら、
日本の社会秩序はムチャクチャになるだろう」

・2006年1月27日 「稼ぐが勝ち」堀江貴文著・書評&かさこ内閣
・2006年1月30日 旧世代VS新世代を考える

http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0601.html

そんな折、ホリエモンのかばん持ちをしていた現役東大生、保手濱氏にインタビューしました。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sakuhin.files/hotehamaakihito.html
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=702687

●2月:民主党のバカさ加減
もうお忘れの方も多いかと思いますが、民主党永田議員が、
偽メールをでっちあげ自民党のライブドアの関係を追及しようとして見事に嘘つき。
前原代表辞任にまで至ったのが今年2月。
これをきっかけに2大政党制がいかに、
国民にとって選択肢のないとんでもない制度かが暗示されたような気がする。
今、安倍人気が急落したからといって、民主党が頼れるかといったら非常に疑問。

・2006年2月20日 民主党のバカさ加減3
・2006年2月26日 民主党の「正しい」責任の取り方/既成政党では政治改革はできない

http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0602.html

●3月:自費出版が無料でできる!
最近、藤原新也のホームページで自費出版会社批判・被害が繰り返されているが、
はっきりいってもうそんな時代じゃない。
自費出版が「無料」でできるサービスがネット上に多く出てきた年。
私も試しに1冊作ってみたけど(海外子供写真集「視線の彼方」)、実にいいサービスです。
もう自費出版会社に騙されてはいけない。大金を払う必要もない。

ホンニナル出版制作記
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sakuhin.files/honninaru.html
作家になりたい馬鹿者に告ぐ
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sakuhin.files/sakka.html

●4月:アイフル全店営業停止の衝撃
4/14、アイフルが全店営業停止処分というニュースに元社員の私はびっくりした。
これは明らかに狙い撃ちの不公平処罰ではないかと。
アイフルだけがいけないんじゃない。
おかしな法律をずっと放置してきた政治。
サラ金より恐ろしいクレジットカードの罠。
モビットだのアットローンだの、銀行系のサラ金に儲けさせようという、
またしても銀行優遇政策。

私はこうした観点から「アイフル元社員の激白」という本を出版しました。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sarakin.files/aiful.html
ブログもご参考ください。
http://blog.livedoor.jp/kasakot/

●5月:中国トン族の村訪問
トラベルライターかさことして、ゴールデンウィークに、
中国トン族の村を訪れてきました。
日本を離れ、異国の地で暮らす人々を見ると、
日本を客観視する1つの契機になります。

〜貧しさと豊かさの中で〜
経済的豊かさの裏で失われてきた大切な何かを、
思い出すきっかけになっていただければ。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/06cnt.files/06cntop.html

●6月:おかしなニュース(村上世彰逮捕、秋田・畠山容疑者騒動、ワールドカップ敗退)
ホリエモンに続き村上ファンド代表逮捕。
しかし、しかし、その時期がなんともおかしい。
村上ファンド強制捜査と同時に「阪急、阪神、経営統合へ」というニュースが流れたのだ。
つまり、統合されるために、それを邪魔する村上を逮捕しちまえ!
という、とんでもない逮捕時期の恣意性が働いているのではないかということだ。

この頃、ニュースも迷走しはじめる。
ホリエモンと村上ファンドの退場で、
おもしろいニュースがなくなったからだろう。
秋田小1殺害事件の畠山容疑者ニュースを、
重要ニュースそっちのけでマスコミが追い回したりしはじめた。
・2006年6月6日 逮捕時期の恣意性を許していいのか
・2006年6月13日 朝のニュースのレベルの低さ

http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubu06.files/tubuyaki0606.html

そして、ワールドカップ日本一次リーグ敗退。
ジーコでは絶対に勝てないと言っていたのに、
マスコミは直前ジーコ賛美を続け、負けた途端、バッシングするという批判の遅さ。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/sakuhin.files/saka.html
なんかこの頃から、マスコミが輪をかけておかしくなる迷走ぶりがうかがえる。

つぶやきかさこを見ながら、今年1年の社会の流れを俯瞰してみるとおもしろかもしれません。
http://kasako.web.infoseek.co.jp/tubumoku.files/2006mokuzi.html
また、ぜひみなさんも日記やブログを振り返ってみてください。

・2006年12月27日 取り立て専門会社サービサーって知ってますか?〜法務大臣インタビュー日経に掲載〜
12/27の日経新聞朝刊に、
私が会社の仕事で制作した法務大臣インタビューほか、
サービサー特集の記事広告が出てますので、よかったらご覧ください。

サービサーってご存知だろうか?
サービサー=債権回収専門会社=すなわち取り立て専門会社である。
どういうことする会社かっていうと、
たとえば大手銀行がバブル時にろくに審査もせず、
企業に1億円貸したのに、その企業がお金を返せなくなってしまった。
そんな時、サービサーがこの1億円という借金をたとえば2000万円で購入し、
企業から貸した金の取り立てを行い、
3000万円回収して1000万円儲けるみたいな、こういう仕事である。

取り立てというと聞こえが悪いかもしれないが、
どんな商売でもどんな企業でも、
まして個人事業主や中小企業の社長、フリーランスなどは、
金をきちんと回収するというのはビジネスに欠かせない重要な能力である。
サラリーマンの方はわからないと思うけど、
別に銀行やサラ金といった金貸しだけでなく、
企業同士で仕事を頼まれたり頼んだりする際にお金が発生するわけだけど、
その代金なりギャラなりがきちんと支払われないケースというのがたまにある。
たとえば、あるお得意先からある製品を100個つくってくれという注文を受け、
製品を納品したものの、その代金がきちんと振り込まれないということはあるわけだ。
そういった際に、代金回収をする能力っていうのは極めて重要になる。
だってただ働きになっちゃうどころか、自分たちの会社に損が出てしまうわけだから。

このようにして、今の経済社会において、
金貸しに限らず、代金回収能力っていうのは極めて重要なわけだけど、
みんながみんなそのプロフェッショナルなわけではないし、
金を払わない、返せない奴から金をきちんと取り立てるには、
特別のスキルや知識がいるわけで、
そのプロフェッショナルがサービサー(債権回収会社)というわけだ。

もともとこの制度が導入された背景には、
大手金融機関の不良債権問題をいち早く解決させるための一助として、
1999年にスタートした。
しかし、すっかり不良債権処理が一段落した今、
サービサーに何が求められているかというと、
金融機関が貸した金の取り立てだけでなく、
さまざまな不払いケースの取り立てに役立てようという動きだ。
(まだほとんどそのようなことは認められていないが)

最近の不払いニュース。
たとえば税金の未払い、保険の未払いなど(そのほか、給食費とかNHK受信料なども)。
「治療費不払い85億円、290公立病院で3年間に」
「大阪市職員が市営住宅家賃滞納、37人」
など、直近のニュースでもとんでもない不払い事件が起きている。

先日もどっかの自治体が税金を払わない悪質未納企業を、
重点的に取り締まる様子がテレビで放送されていた。
「後で払う」「今、忙しい」「今日は半額でかんべんしてくれ」
などといろいろ言い訳をいう悪質未納者に、自治体職員が毅然とした態度で、
「今日全額払わないなら家具や車など差し押さえする」と強硬な態度をとることで、
見事、全額取り立てることができるというものだ。

税金や保険の未払いが起こると、まともに支払っている人が大損するわけです。
支払えないならともかく、支払えるのに支払わない、
または違うことに金を使ってしまうとんでもない輩のせいで、
税収や医療費が不足すると、まともに払っている人の負担がその分多くなる。
だから、取り立てってのはしっかりやるのが当たり前。
安易な増税の前に、サラ金並の取り立てで、
びっちり未払い、脱税、未納者から税金を取り立てるだけでも、
相当な税収増になるはずだ。

ただ、それをペーパー試験で受かっただけの自治体職員なんかができるわけがないんです。
これも世の流れでいう「民営化」。
それこそサービサー(債権回収専門会社)にアウトソーシングすることを考えるべき。
そしたら自治体職員の取り立て部署の人件費を税金でまかなう必要がなくなる。
だって彼らはそれで利益を出して仕事しているわけだから。

拙著「アイフル元社員の激白」や「サラ金トップセールスマン物語」でも書いたが、
私がアイフルで融資していた頃、しょっちゅう税金未納のお客さんばかりで、
融資することで税金を支払っていた。
その頃から、税金取り立てをサラ金がやるべきだと思っていた。
だってあまりにひどい。
きちんと取り立てしないから、つけあがって税金を支払わない連中がわんさかいる。

というわけで、これからサービサーという取り立て専門会社の活躍の場が広がるかもしれないというお話。
ただ、ここで重要なことは、取り立て専門会社がガンガン不払い金を取り立てる、
仕事ができるようになるには、大前提として、
取り立てたお金が適正に使われ、かつ合法であるかどうかということだ。

たとえばNHK受信料のように、職員が愛人に貢いでいる金に使われ、
それがしっかり罰せられなかったり、
12/27ニュース:NHK不適切な経理処理、1000件以上
※こんなの氷山の一角に過ぎないだろう。これで受信料支払えという方がおかしい。
市民税がいらんハコモノ施設に使われていたり、
雇用保険や年金がくいもんにされ、無駄な使われ方をしていたり、
サラ金の灰色金利のように、合法か違法かわからんような利息だったりすると、
そりゃ、未払いが増えて当然なわけです。
こうした取り立て会社が大手をふるって活躍するには、
まず税金や保険料が適正な使われ方をされないといけないと思う。

まあいずれにせよ、不払い未払い者の増加は、
支払い者が損を被るという構造に代わりはないだけに、
生ぬるい素人取り立てではなく、プロがびしっと取り立てすべき時代がやってきたんだと思う。

・2006年12月26日 他人の曲を歌うことでパワーアップした桜井さん
最近のミスチルを解く1つの重要なキーワードは「ストレンジカメレオン」。
これは、pillowsというほぼミスチルと同世代のバンドの曲である。
ミスチルは近年2つのトリビュートアルバムに参加している。
尾崎豊とpillowsである。

ミスチルが歌う尾崎豊の「僕が僕であるために」も最高なのだが、
桜井さんを筆頭にミスチルはえらくこのpillowsにインスパイアされたようである。
最近のミスチルインタビュー記事を見ても、
ほぼ間違いなくこのpillowsと「ストレンジカメレオン」の話が出てくる。

12/20に発売されたapbankfes06のライブDVDに、
BankBandではなくミスチルとして「ストレンジカメレオン」を演奏している映像があるんだけど、
もうほんとすごい!
ミスチルそのものが作った曲みたいに、馴染んでいるのだ。
そして彼らが語るように、本当に楽しそうに演奏している。

ポップでソフトでラブソングのミスチルも好きなんだけど、
ミスチルの大きな魅力ってのは、それだけじゃないところ。
ずっと昔にそれほどミスチル好きではない人が、
「ミスチルのライブって盛り上がるの?」って聞かれたことがある。
それはどの曲も座ってしみじみ聞かせる、
ラブソングばかりのイメージが大きいからだと思うんだけど、
それとはある意味ではまったく真逆といえる(ほんとは真逆じゃないんだけど)、
社会の不満をぶちまけるような、激しくハードな「ロック」の曲も多い。

当たり障りのない、聞こえのいいだけのラブソングだけしか奏でないバンドとは一線を画していて、
それがミスチルの大きな魅力なんだけど、
最近はちょっとポップでソフトな感じの曲が多かったかなと思うと、
ストレンジカメレオンが「憑依」したことで、
内に秘める激しい感情を揺さぶるリズムと音楽をバンドとして取り戻し、
きっとその延長線上に、2007年1月発売の「フェイク」のような激しい曲が生まれたんじゃないかなと、
私は勝手に思っている。

apbankfes06のライブDVDを見ていて思うこと、それは、
同世代のバンドの歌をミスチルとして歌ったり、
桜井さんがBankBandとして、日本のアーティストの名曲を歌ったりすることで、
デビュー15周年を前に、ミスチル、そして彼の創作活動の源みたいなものが、
ひとまわりもふたまわりも大きくなっていくんじゃないかということだ。

apbankfesにおける桜井さんの仕事量(役割)はほんと半端じゃない。
まるで「地獄」の修行のようである。
3日間、BankBandの一メンバーとして彼はステージに立ち続け、
他のアーティストの曲を50曲以上、演奏&コーラスを担当しているのだ。
(しかもその後、ミスチルとして9曲演奏している)

音楽漬けというか音楽修行というか音楽合宿というか。
自分の曲だけじゃなくこれだけ他の人の曲を、
短期間でリハーサルして一発勝負のライブに臨むってことは、
多分相当なすごいしハードなことだと思う。

膨大なインプット作業。
単に他人の曲を聴いて「いいな」と思ってインスパイアされるわけじゃなくって、
それを実際に演奏し、ライブをし、そして歌も歌う。
いわば自分の体内に他人の曲を「刷り込む」作業をする。

きっとこのイベントを契機に、彼は音楽的な意味での相当なパワーアップを果たしたのではないか。
そうした他人の曲をいわば自分のものにしていく活動(BankBand)を続けていた中で、
ストレンジカメレオンのように、ほんとそのままミスチルの曲になってしまうほど、
自分たちのものにしてしまう曲も現れてくるほどなのだから。

音楽に限らず、文章、写真、絵、芸術などなど、
多くの創作活動ってのは、ひたすら自分の中にあるものを、
アウトプットしていく作業なわけです。
そのせいか、アーティストでもバンドでもそうだけど、
どっかの時点でマンネリになったり、アイデアがなくなったりしてしまう。
そして過去の作品にすがりつくしかなくなってしまい、
いつしか忘れ去られてしまう。

そのような意味で、これだけのインプット作業をした桜井さんというのはすごい。
しかも30代後半でもうすでにビックなアーティストになった後に、
これだけの作業をするっていうのがなおすごい。

若いうちはとにかくいろんなものを取り入れ、量をこなして、
いわば「芸の肥やし」を作っていくわけだけど、
この段階でもう一皮ももう二皮も剥けるがごとき、膨大な修行をこなす。

BankBandをはじめた頃、「こんなに歌うことが楽しいのか」といったコメントを、
桜井氏がしていたのを記憶している。
創作活動、クリエイティブな活動といえど、
それが仕事になり、ルーティーン化されていくと、
初心の気持ちがどこかへ行ってしまい、
行き詰ったりおかしな方向にいったり、ストレスためたりしてしまうけど、
それを他の人のいい曲を歌い演奏することで、突き抜けた桜井さん。
こりゃ、見習わないといかんなと思った。

別に彼が行き詰まりを感じてこのようなことをやったわけではないと思う。
ただ音楽が好きだから、好きだから別に自分の曲じゃなくても、好きな曲は歌う。
そういう純粋な気持ちが昇華し、それを徹底的にやった結果、
いつしか自分の歌になってしまうという、
それがきっと彼がいう「エコのためとか誰かのためとかいいながら、
いつのまにか全部自分にかえってきている」みたいな結果になってるんだろう。

インプットがなければ、いいアウトプットはできない。
私も自身の文章や写真の創作活動に厚みを持たすために、
現状に満足せず、基礎体力を鍛えるべく、
飽くなきフィールド活動&インプット修行を来年も続けていきたいと思った。

2007年の15周年のミスチル、きっと新しいアルバムが出ると思うけど、ものすごく楽しみだ。



・2006年12月25日 超おすすめ本「若者はなぜ3年で辞めるのか」光文社新書・城繁幸著
中身のないくだらない新書が多い中、この本の内容は秀逸!
素晴らしい内容でぜひみなさんに読んでいただきたいおすすめの書。
これから就職を考える学生。
就職して「何か違うな」と思っている社会人。
そして若者批判を繰り返す世代にぜひ読んでいただきたい本です。

ここ数年、「ニート」「フリーター」「ひきこもり」という、
まったく別問題の人種を一くくりにして批判するだけでなく、
「若者が悪い」さらには若者の代名詞としての「ホリエモンが悪い」みたいな、
非常に画一的な若者批判が蔓延し、団塊世代をターゲットにした、
若者批判本が売れている中、それに対する真っ当な正論本がこの本だ。

しかもこのタイトル。まったく誇大ではない。
ほんと、みんな辞めていきます。
苦労して就職した会社を。しかもごく短い間に。
理由はさまざまだけど、私はミスマッチと閉塞感の2つがキーワードだと思っていたが、
この本は、さらに年功序列というキーワードを軸に加えて、
見事に若者が辞める原因を解き明かしている。

年功序列が崩壊しているのに、既得権益者を守るために、
若者が仕事のやりがいでも給与面でも搾取されている。


→社会は少子高齢化でいびつなピラミッドができあがっている。
年金もしかり。税負担しかり。そして企業もしかり。
そんな中で、高齢世代の既得権益を維持するために、
そのしわ寄せが若い新人に押し付けられているから、
みんなそれに気づいて辞めてしまうというのは興味深い指摘だ。

社会の二極化が叫ばれるなか、より安定したレールを目指す風潮は強まっているように思う。
そう、昭和的価値観の復権だ。
2005年度の新入社員を対象とした意識調査では、
就職先として「年功序列制度を維持している企業」を挙げる人の割合が42%を超え、
過去10年間で最高を記録した。


→だから、若者も年功序列の恩恵に預りたいと思っているわけで、
年功序列志向が高まっているのだが、
いびつな人口構成でできあがっている企業や、社会、時代の変化に伴い、
年功序列は維持し得なくなっている。
ここにギャップが発生する。
年寄りだけは年功序列を維持するが、
若者には実力主義的賃金を押し付け、早い見切りをつけられる。
自分たちは年功序列の恩恵を受けられそうもないと、
会社に入って気づいて辞めていくんだろうな。

辞められる側の論理〜わがままで我慢できない若者たち
なぜわがままになったか。
企業が大量採用から厳選採用に変わり、
採用時にやりたい仕事を事細かく聞くようになったから。
にもかかわらず、入社するとそんな仕事は与えられない。
だからギャップがある。


この指摘も実におもしろい。
昔は大量採用だったから、やりがいなんて聞かれない。
誰でもとまではいわないけど、まあ簡単に会社に入れた。
だから新人もそんなに仕事や会社を選んで入ったわけじゃないから、
入ったところで与えられた仕事で満足していた。

ところが最近はやれやりがいだの仕事の内容はどうだの、
より実践的なことを面接で聞かれ、厳選採用されるから、
若い人はすぐやりたい仕事ができると期待するが、
実際には上の世代が詰まっているからそうはいかない。
そのためギャップが生じて辞めてしまう。
それを「がまんができない」というのは一方的ではないかという、
著者の指摘は見事だと思う。

日本企業でのキャリアはまったく評価しない。
マックのアルバイトと同じだから。
そういう仕事を自分の意志で何十年も続けてきた人間は、
同情はしても評価はできない。(大手外資系コンサルタント会社の言葉)


→確かにそういう面もあると思う。
これまでの日本企業のスキルって終身雇用を前提にしているから、
その会社でしか通じない仕事能力しか身につかない。
だから急に終身雇用をやめてリストラされると困ってしまい、
タクシー運転手とかに流れていくんだろう。

それは「サラリーマン」と「ビジネスマン」の違い。
会社の仕事をするサラリーマンと、ビジネスをするビジネスマンとでは、
そもそもやっていることが違い、
これまでの日本企業で働く人たちは、
ビジネスマンではなくサラリーマンにしか過ぎないというのはなるほどと思う。

年功序列:キャリアパスが一本しかない:序列が上がらないとキャリアアップはのぞめない

→これに若者が悲鳴をあげている。
なぜなら上が詰まっているのに、自分たちが年老いても、
自動的に序列が上がる仕組みになっていないのだから、
不公平感を募らせるのは当然だろう。

30代が壊れている。
心の病の最も多い年齢層が30代。
なぜか。モチベーションの喪失。 年功序列のレールがぷっつりと途切れる。


年功序列にしがみついてきて、そろそろ勝手に昇進できると思っていたのに、
時代・社会が変わってしまった。
だから右往左往している若者が多い。
そういう30代を今の20代は見知っているから、
すぐに会社を辞めて別の道を模索するようになってしまうのだろう。

しっかりした企業に入りさえすれば、必ずゴールまでたどり着ける。
勝ち負けの差がより鮮明に出る格差社会の到来で、
学生も自分の入社するグレードには敏感になっているのだろう。


→年功序列は崩壊しているからこそ、
若者は中途半端な大企業ではなく、
まだ年功序列が崩壊しない超大企業志向へと走る。

高校生の半数が公務員志望?!
若者が公務員に憧れる理由は、学校教育システムにある。
日本の教育システムは節目節目で受験というフィルターにかけられ、
その成績によってランクづけされる。
よりよいランクに進むためには
与えられる問題に対し、いかに効率的に引っ張り出せるか、という一点だ。
そこには「どんな問題も必ず正答が一つだけ存在する」という大前提がある。
これはそのまま、人生に対するスタンスに大きく影響する。
リスクのともなう結果の不透明な挑戦より、
確実な答えのあるレールを選ぶ気風を、知らず知らずのうちに育んでしまう。


超大企業志向も公務員志向も安定志向も年功序列志向も、
結局はね、今の教育が悪い。
今までは教育システムと企業システムがマッチしていた。
高度成長期で個性なんかより金太郎飴的兵隊がいればよかったから、
言われたとおりやる人間を作る試験至上主義教育システムはよかったけど、
社会が成熟して、経済が飽和してしまっている今、
試験に答えるだけの人間では、ビジネス社会に生き残っていけない。

自分で問題を発見し、自分で試験を作れるような、
そんな人間が今、必要とされているのに、
相も変わらず今の教育は与えられた試験問題への正答率を競うだけ。
だからおかしなことになっている。
そんな能力ではもはや役立たないことを知った若者が、
会社を辞めて資格試験や公務員試験へ逃げていく。

横並びで詰め込み型教育システム→均質で従順な労働者の大量供給
→年功序列型企業の原動力→年功序列崩壊の危機に瀕しながら、
それを守るために若者を搾り取る


→教育システムから変えないと今の社会に順応できる若者は育たないだろう。
それを若者のせいだけにするのは酷だし、おかしい。
教育システムを変え、年功序列・終身雇用を望む若者が約半数という、
そういうとんでもない考えが生まれない育て方、教育をしなければ、
若者が今の社会で「挫折」して当然だと思う。

欧米の有給休暇消化率はほぼ100%に対し、日本は50%弱、
しかもその理由が風邪がほとんどだが、
欧米は体調不良は別枠で処理するのが一般的
日本においては休暇は「会社の恩情によるサービス」であり、
労働者の権利とは認知されていない。
こんなむちゃくちゃな労働環境でも黙々と働く日本人は、たしかに勤勉には違いない。
だが、それを美徳と呼ぶには強い違和感を覚える。


→豊かになっただの経済大国だのと騒いでいるけど、
未だに過剰労働が強いられている。
昔の物不足に育った世代なら、仕事だけをがんばり、
豊かになろうというモチベーションは働くけど、
物にあふれ金に困らない今の若者が、
そんな環境で働き続けることができるかという話。

本書はすべての若者に「年功序列への反乱」を促すものではない。
年功序列とその崩壊に関する事実を話すと、なんと夢のない話だと悲嘆にくれる人が多い。
とんでもない!これほど希望に満ちた明るい書はないだろう。
ひと言でいえば「自分で道を決める自由」である。


→そう、これを読んで若者が社会や企業のせいにするんじゃなく、
もう時代は変わってるんだから、それを前向きに捉えてチャンスにすべき、
という結論は私も大賛成だ。
ただ残念なことに、若者の大半は未だ「年功序列」と「終身雇用」を夢見ているし、
社会の体制も未だそれを中途半端に引きずっている面もある。
時代・社会は変わっているのだから、
それに合わせた人事制度、採用制度、教育制度、社会制度に、
早急に変わっていくべきだと思う。

若者の意識も変わる必要はあるが、
若者が辞めるのをすべて「最近の若い者は」で一言で片付けていた連中も、
企業のあり方、働き方、社会のあり方を見直す必要があると思う。
そうすれば、私はとてもいい時代になると思う。

働くことだけが人生ではない社会。
アホみたいに会社に滅私奉公しなくてもいい社会。
人々が幸せになれる健全な社会のチャンスだと思うので、
それに合わせた価値観を変えた若者と大人を育てていくことが重要だなと思う。

若者が会社にノーをつきつけ、様々な働き方・生き方の選択肢が多様化することで、
年金制度、社会保険制度、退職金制度は根本的に変わっていくだろうし、
転職・起業・第三の道(フリーランス)という働き方の多様化が当たり前の時代になる。
ぜひ日本全体が「年功序列」「終身雇用」からの卒業を考えるべきだと思う。
この本を読むとそれがよくわかる。



・2006年12月24日 何も予定を入れない日
12/23、24の土日、久しぶりに予定を何も入れなかった。
そんな日に快晴続きのようだけど、
ぐっとこらえてどこか撮影にも出かけない。
昼過ぎまで寝て、外に一歩も出ず、家でのんびりしようと。

大学生の頃、予定がない日は、
スケジュール帳の空白を埋めたいがため、というわけではないが、
何かしら予定を入れて書き込んでいた。
最近は逆に、何の予定もない「空白の日」を時々つくらないと、
オン/オフのメリハリがつかないというか、
自分の体と心のバランスがうまくとれなくなるので気をつけている。

人によって時間の使い方は違うと思うし、
年齢やその時のさまざまな環境によっても違ってくると思うんだけど、
私の場合、こうした何もないのんびり時間をつくらないとダメなようだ。
そのせいか、仕事でもプライベートでも、
人より集中力はある方だと思っている。

トラベルライター&カメライター的立場から言うと、
フィールドワークとデスクワークのバランスを取るようにしている。
旅行、取材、撮影に出かけると、フィールド(アウェイ)で自分に膨大な情報が入ってくる。
今はデジカメになったし、ノートパソコンも基本的に持ち歩いているから、
フィールドでの整理も多少はできるのだが、
旅先で得たさまざまな情報を整理し、かさこワールドに落とし込むには、
かなりの時間もかかるので、家に帰ってきて落ち着いてからということになる。
そんなわけで、ずっと土日に取材・撮影ばかりしていると、
その整理の時間がなくなってしまう。

11月ぐらいから東京少女撮影やら写真展やら猫撮影やら仕事やらで、
土日ほとんど家にいなかったために、
私の机周りは大散乱状態だった。
バランスを取らないとこうなってしまうので精神状態上良くない。
そんなわけで、この土日は休むことにした。
体を休めるのと、年末前の大掃除をスタートさせるのとで。

それと去年の教訓が効いている。
今年1年で書いたつぶやきかさこを見返していて驚いたのだが、
私、昨年の年末年始は、どうやらノロウイルスにかかっていて寝込んでいたようだ。
今年ほどノロウイルスと騒がれていなかったから、
ひどい腹痛を伴う症状は不安だったし辛かった。

実はこの引き金になったと思われるのが、早朝京浜工業地帯撮影だった。
朝5時過ぎに起き、まだ暗い中、チャリをこいで、
早朝工業地帯撮影を2日続けて撮影した。
年末で仕事も忙しかった最中にである。
そのせいで、一挙に体にきて年末年始を台無しにした。
そんな教訓もあって、今年はちょっと安静にしようと。
ノロも昨年以上に流行っているらしいし。

そんでもって、今年の年末年始はフィールドワークに出かける予定がある。
それもあって、年末最終週を前に、無理せず休んでおこうかなと。

そのおかげで「大掃除」というには程遠いが、
多少、机周りの整理もでき、今年1年の日記を見返したりもできた。

というわけでみなさんも、忘年会やらクリスマスやら仕事やらなんやらで、
忙しいなか無理をすると、そこにすっとノロウイルスとかインフルエンザとかが入ってきますんで、
くれぐれも無理をせず、自分のペースをうまくコントロールしてみてください。
手洗い、うがいも念入りに。

・2006年12月23日 温暖化がなぜいけないの?〜apbankfesDVD発売を契機に考える〜
地球温暖化に対する危機意識は、
「加害者」となっている企業より、国民の方が意識が低いのではないか・・・
最近テレビや新聞等でCO2(二酸化炭素)削減広告を行う企業が増えているのを見て、
ふとそんなことを思った。

ちょうど、12/20に、ミスチル桜井さんとプロデューサーの小林武史氏が中心となって行っている、
エコをテーマにした音楽イベント、apbankfes06のDVDが発売された。
桑田圭祐、ASKA、小田和正、今井美樹、コブクロなどなど、
そうそうたるメンバーがそろい、ただ盛り上がるだけの歌じゃなく、
聴かせる歌が多くって、こんなにも日本には、
歌がうまい人たちが、いい音楽をつくっている人たちが多いだなって、
普段ミスチルしか聴かない私はしみじみ思っていたわけだけど、
そのDVDが良かったなんて感想の前に、
このイベントが投げかけている環境問題について、
考えてみる必要があるんじゃないかと思った。

企業広告でさも自慢げに「これだけCO2を削減しました」というのを見ると、
環境加害者の責任を感じ努力しているんだなという一方、
そもそもCO2って削減する必要あんのか?って疑問に思ったことはないだろうか。
先日もテレビで地球温暖化について街角の人に聞いていたんだけど、
教科書通りの刷り込まれた模範解答的な「CO2削減しなきゃいけないですよね」って言葉より、
「暖かくなるなら過ごしやすくなっていいんじゃないですか」って回答の方が、
一瞬「こいつバカじゃないか」と思うんだけど、よくよく考えてみると、
模範解答じゃないこっちの素直な回答の方がずっしり心に響く。
地球温暖化が悪い悪いっていうけど、
暖かくなって何が悪いの?と。

氷河期みたいに地球全体が寒くなるというなら、
なんとなくこりゃまずいだろうと直感的に理解できるけど、
暖かくなるならもともと暑い地域はともかく、
日本ぐらいだったらいいんじゃないかと思うのが素直な受け止め方じゃないかと。

というわけで、なんで温暖化がいけないのか。
なぜCO2を削減しないのか、ちょっと調べてみた。

<温暖化の原因>
石油、石炭などの化石燃料の燃焼によって排出される二酸化炭素が最大の原因である。
近年の気温上昇は、自然の変動ではなく、人類が引き起こしたものと考えられている。

<温暖化の影響>
1.海面の上昇により、水没する地域、国が増える。
2.生態系の変化により、絶滅する生物が増える。
3.マラリアなど熱帯性感染症の発生範囲が広がる。

4.降雨パターンが大きく変わり、内陸部では乾燥化が進み、
熱帯地域では台風、ハリケーン、サイクロンといった熱帯性の低気圧が猛威を振るい、
洪水や高潮などの被害が多くなる。

5.気候の変化に加えて、病害虫の増加で穀物生産が大幅に減少し、
世界的に深刻な食糧難を招く恐れがある。

これは科学的な予測に過ぎないが、確かにそうなる可能性は高いし、
現にこうした端緒となる出来事が最近頻発している。
ただこれだけを読んでも、どうも私には、すべてが悪いとは言い切れない感想も持っている。
たとえば海面上昇により、関東なんかも7割だか8割水没するというんだけど、
地球環境に悪いことばかりしている関東の沿岸部が水没したら、
むしろ環境に良いんじゃないかとか思うし、
海面上昇により人が暮らせない地域が増えると一方的に言わず、
逆に暖かくなることでシベリアとか寒冷地帯が住めるようになれば、
それはそれでいいんじゃないかとも思うわけだ。

ただ間違いなく、地球温暖化によって引き起こされているまずい現象は、
やはり4の異常気象かなと。
単に異常気象で暖冬だとか熱帯夜が続くとかそういうレベルじゃなく、
台風、ハリケーン、サイクロン、大洪水、異常高温など、
大きな自然災害が頻発し、世界的に多くの死者を出しているのは、
間違いなく温暖化の要因ではないか。
異常気象は地球の悲鳴。
人類がおかしなことをしているから、バランスが悪くなり、
とんでもない大災害が起きてしまっているのだと思う。
それは、とめなくてはいけない、と素直に思える。

さてそこで何をするかという話だが、
どうも企業の方が環境問題への取り組みは真摯で、
肝心の国民は当事者意識がなく危機意識がないといえる。
でもそれはある意味では仕方がないことかもしれない。
あんたが暖房を1度あげたから大洪水が起きたんだとは考えにくいからだし、
環境に優しい生活というとどうしでも不便で面倒な生活を想起しやすい。
しかし、家庭でやるべき環境対策ってそんな面倒なことじゃないし、
それより何より、環境対策のためにやるって意識がなくても、
無駄な金を使わず節約しようというモチベーションが働きやすい。

環境のためというより無駄金使わず節約になり、
自分の好きなものにお金を使えるようになるといった観点から取り組めば、
お金も節約でき、地球環境にも優しいということになるんじゃないかなと。

家庭でできる環境対策は下記URLなどを参考にしてもらえればいいが、大別すると3つ。
http://www.jccca.org/content/view/1053/678/

@省エネ:エアコン、給湯ほか家電製品・照明の無駄な使用をやめること。
※冷暖房の使用による二酸化炭素排出量は一世帯あたりの家庭からの総排出量の約12.7%
A消費:不要なものは買わない。ゴミを増やさない。リサイクルできるものを使う。
B自動車:アイドリングストップする。できるだけ公共交通機関を利用する。歩けるなら歩くなど。

ほんのちょっとの気遣いだと思う。
必要なことを我慢するのではなく、不必要なものをやめることからはじめる。
節約効果は1円とか10円ぐらいかもしれないけど、
確実に節約にもなり環境にもよくなる。
そして、もう1つ。
環境対策を進めることは、戦争と原発事故を減らすことにつながるということ。
石油をめぐる戦争を減らすことができる。
CO2削減に役立つという名の下、原発が日本も含め世界的にバンバン建設されているが、
それを止めることができる。
環境対策は単に自然災害防止ではなく、戦争と原発事故という、
人類に破滅をもたらしかねない人為的災難を減らすことにもつながる。

というわけで、ぜひみなさんも地球温暖化について考えてみてほしい。
そして素晴らしい音楽を奏でるapbankfesDVDも見てみるといいと思う。
ミスチルだけじゃなく、ほんとすごいメンバーが集まっているので。



・2006年12月22日 盛岡名物じゃじゃ麺!



先週、取材で盛岡に行ってきた。
(その後、仙台まで移動し、猫島に行ってきたのだが)
せっかく盛岡に行ったので観光かうまいもんでも食おうと思ったのだが、
そこで目にとまったのがこのじゃじゃ麺である。

盛岡名物といえば、わんこそば。盛岡冷麺。
しかし、このじゃじゃ麺はあんまり知られていないんじゃないか。
ジャージャーメンをアレンジしたものらしいのだが、
はじめて食べたんだけど、これがうまいんだな!
しかも安い!
じゃじゃ麺発祥の店、白龍で食べたんだけど、
サイズが中で450円。
見た目、冷やし中華っぽい感じもするが、
ゆでたあたたかいうどんというかきしめんみたいな麺に、
ネギ、キュウリ、肉味噌、生姜に、
さらにお好みでにんにく、お酢、ラー油を加えてかき混ぜて食べる。

これがうまいんだな!
なんだかアジアの屋台で食っているみたいな感覚で、
こんなのがまだ日本にもあるなんていいなって思って、
それで紹介したいと思った。

さらに驚くべきことに、これ、食べ終わった後の皿に、
生卵を落としてゆで汁を加えて卵スープ(50円)で締めるというおまけつき!
いや〜なんか、いいっすね、こういうの。

ぜひ盛岡に行く機会があればこのじゃじゃ麺を食べてみてください。
なんかチェーン展開とかして東京とかに進出しても、
流行りそうな感じするんだけど。

まだまだ日本には知られていないおいしいもんっていっぱいあるんだろうな。
トラベルライターとして、海外もそうだけど、
日本もあちこち行っていいもの、
いいところをもっと紹介していきたいなと思いました。



・2006年12月21日 政治家という職業がなくなる日
私はまじめな人が損をしない社会をつくりたいために、
政治家になることをめざしているが、
最近、真剣に思うのは、
近い将来、政治家という職業はいらなくなるんじゃないかということである。

今の「政治家」というのは、
選挙・投票(間接民主主義制度)による国民の代表である。
日本国民全員が集まって話し合いをしたり議論することはできない。
だから選挙で選ばれた代表者が、みんなの代弁者として政治を任されているわけである。
しかし、インターネットの登場で、
直接民主制が技術的に可能になる時代がやってきた今、
投票者・国民の意向を反映させることができない、
間接民主制による政治家はいらないのではないかと思うのだ。

このことを考えるきっかけになったのは、郵政民営化賛否問題である。
郵政民営化してほしいと自民党に投票したのに、
選挙区の自民党議員が造反し、民営化反対に回ったら、
民意に沿った代表ではなくなる。
一方、郵政民営化反対なので、造反議員に投票したのに、
選挙が終わったら賛成に寝返ってしまったら、
これまた民意に沿っていないことになる。

もっとわかりやすい例でいえば、
郵政民営化は賛成なので自民党に投票したいが、
憲法改正には反対なので共産党に投票したいが、
教育基本法改正内容は民主党の政策がいいといった場合でも、
国民が選べるのは1つの政党ないし政治家でしかない。

だから昨年の衆議院選挙は、郵政民営化の賛否1点に絞られたために、
自民党が大勝したわけだけど、
民意は郵政民営化に賛成だから自民党に投票しただけで、
他の政策、公約について自民党を支持したわけではない。
ところがそんなことは間接民主制では関係ないわけだから、
大勝した圧倒的議席数を武器に、
国民が反対している問題も「投票されて国民の代表として選ばれたから文句を言うな」という、
間接民主主義の論理を盾に、強硬的に採決ができてしまう恐ろしさが、
今、際立ってしまっている。

ということは、政策ごとに国民投票すればいいということになる。
自民党、民主党に関係なく、
郵政民営化賛成か否かという国民投票を行えば、
政党別衆議院選挙をやる必要はまったくないわけである。
今までの時代だと大掛かりな国民投票を頻繁にやっていたら、
費用面でも大変だからできないという理由で、
代表者(政治家)のやりたい放題という間接民主制が維持されてきたわけだけど、
ネット投票を行えば、あっという間に政策別投票が行えるのだから。

さて、ここで批判が出るのはこの2点である。

1:ネット投票だと不正が行われるのではないか。

ネット投票じゃなくても不正は行われている。
どんな方法でも不正は行われる可能性はあるわけで、
不正投票、買収、投票結果改ざんなどを行った投票違反の輩は、
その度合いに応じて、投票権利の剥奪を行えばいい。
ネットだから不正が行われるわけではない。
どんな方法だろうが不正は行われる。
それに対する技術的・システム的な対応と罰則規定をどうするかということに尽きる。

2:国民総投票したら、愚かな政策になってしまうのではないか。

国民が等しく政治・経済・社会知識を持っているわけではない。
にもかかわらず専門的な政策を国民全員に投票させたら、
何も政治が進まなくなってしまうのではないかという懸念である。
たとえば増税は反対だけど、社会保障は増やせとか、
大衆受けのいい、現実的に不可能な政策ばかりになってしまうのではないかというものだ。

国民がみんな投票させるとろくな結果にならないという点だが、
それは今も同じではないだろうか。
今の政治家のやっていることが真っ当なことだろうか。
というかね、所詮、政治なんて、
直接民主制だろうが間接民主制だろうが、
その国の国民の知的レベル以上のものなんかにはなり得ない。
政治家が汚職するのは、国民も甘い汁を吸おうという人間が多いからだ。
政治家が国民に目を向けず、私腹を肥やすことに専念するのは、
所詮、そういう国民が多いからで、政治家はその一例に過ぎない。

ただ、今は間接民主制だから、
政治家が悪いという一言で国民は安穏のしていられるわけだけど、
もし直接民主制になり国民が全員政治に参加することになると、そういう言い訳はできなくなる。
だから、国民総投票にすればいい。
みんなで選んだんだから誰も文句はいえなくなる。
悪い政策を選んだとしたらそれは国民全員のせいになるのだから、
今より納得して政策を受け入れられるのではないだろうか。

もう1つ、増税反対だけど社会保障増やせといった無茶な要求が多発するという懸念だが、
個別案件での政策投票ではなく、パッケージ政策投票にすればいい。
たとえば、
A案:消費税20%、医療費無料
B案:消費税10%、医療費負担2割
C案:消費税5%、医療費負担4割
といったように、関連する事項については、セット政策にすればいい。
その中から国民が選べばいいわけだ。

こうなるとこの複数の政策案を誰がつくるかという問題だが、
専門家と官僚がつくればいい。
当たり前の話だけど選挙で選ばれた政治家が、
経済にどれだけ詳しいか、教育にどれだけ詳しいかなんて、
保障されていないわけです。
そこに無知な文部科学大臣だの財務大臣などが就任して、
官僚のつくった政策案に投票・献金してくれた、
特定団体に配慮した政策に捻じ曲げて法律が出来上がっていることを考えると、
政治家の存在はデメリットばかりが目立ってしまう。

政治家にこのような権力・権限があるから、
そこに取り入ろうと不正や汚職や陳情や献金が行われ、
国民の利害ではなく「政治的」な配慮で政治が行われてしまっているわけで、
政策案を選ぶのは国民総投票にすれば、
そのような不正・汚職はかなり減るに違いない。

ただし、今の官僚制度ではダメですよ。
官僚は優秀な人が多いが、
所詮、実務経験のない、ペーパー試験に一度合格しただけで、
他部門も経験していない“かたわ”集団である。
だからね、現に教育問題を話し合う時は、
諮問会議などで専門家を呼んで政策を話し合う場があるわけで、
国民に提示する政策案をつくるのは、
官僚だけではだめで、その都度、さまざまな専門家を交えて議論を行い、
そこで出来上がった3パターンぐらいの政策案から、
国民が選ぶ方式にした方が、現状のおかしな政策決定より、
はるかにましな政治になると考えられる。

こうなると、政治家はいらなくなる。
もちろん、国の代表として外交を行う上での「顔」は必要だろうが、
それ以外は政治家の出る幕はないのではないだろうか。

今、国会を見ていたってね、政治家の不祥事の泥仕合ばかりで、
一向に政策が進まない。
政治家をなくしてしまって国民総投票にすれば、
政治家の愛人問題や汚職問題のせいで国会が空転してしまうという、
愚かなことは起こらなくなるだろう。

これは国政にとどまらず、地方でもそうだ。
昨日、TBSの朝ズバでどうしようもない腐りきった問題を取り上げていた。
群馬県の伊勢崎市の住宅街に、
市民税3割、国の税金7割が使われ、
「市のシンボル」である観覧車を立てようというバカな政策が、
市民の代表たる政治家連中だけで勝手に事を進めようとしているのである。
しかもここからわずか1.7kmに観覧車含めた市営の遊園地があるが、
ここは毎年3000万円以上の赤字になっているという。

間接民主制だからこういう明らかにおかしな「政策」が、
投票されて信任されたからと、行われてしまう現実。
どうせ観覧車建設業者との癒着で多額の金をもらっているから、
赤字だろうが市のシンボルにならなかろうが、
何が何でもつくるしかないという論理で政治家は動いているに違いない。
それが積み重なると、夕張市のようになり、
国民は税金負担は重くなるは、どうしようもない施設ばかりつくられるは、
挙句の果ては福祉は削られるは、ふんだりけったりの結果になる。

そのような意味でも政治家は不要。
政策ごとの国民投票による政治運営は、
今すぐにとはいかないが、
近い将来実現する可能性があると私は考えている。

私が総理になって真っ先にやることは、
自分の職業をなくすことかもしれない。
それで社会がよくなるなら、それでいいじゃないか。
もちろん、いろいろと研究の余地はあるけどね。
「政治家を全廃します」という公約を掲げて総理になる政治家なんて、
前代未聞だろうけどね。

・2006年12月20日 NHK受信料3倍罰金という横暴
NHKをだまして受信料を支払わない人には、
もともとの受信料の3倍の額が請求されることになりそうだ。
総務省は来年の通常国会に提出する放送法改正案で、
不法な不払い者に対する200%の割増金制度を設ける方針だ。
それほど悪質ではない不払いでも、年14.5%の延滞金を求める。
朝日新聞より
http://www.asahi.com/business/update/1216/007.html

あいた口がふさがらないとはこのことだろう。
受信料で愛人かこって裏金つくって遊び呆けていたプロデューサーほか、
過去20年にわたって徹底して職員の調査を行ってね、
私的に受信料を使い込んでいた輩から、5倍の罰金をすべて徴収してから、
こういうことはいうべきだろう。
悪質不払いが悪いという以前に、使い道が悪質だから支払わない人が増えるのだ。

ただね、NHKの受信料問題は論外。
民営化すればいいのだ。
NHK民営化については、
ウィキペディアに素晴らしい文章があるので、
ぜひそちらを参考にしていただきたい。
これを読めば、NHK民営化すべきかが明快にわかるだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

下記、要点 ・放送内容が公共放送から民間放送にシフトしている。
・NHKは番組関連商品などで天下ったNHK子会社・孫会社が莫大な利益を得ている。
・にもかかわらずNHKは法人税を免除されている。
・NHKは公認会計士による外部監査もない。
・タクシー券43億円(2003年度)など、「無駄遣い」をしている。
・民営化してもまったく問題ない。
(注:上記内容はサイトからコピペしてきたもので、
情報が正しいかどうかの裏はとっていません)

NHKはとっとと民営化すべきだろう。
受信料をどう取るかなんて議論は実はまったく必要ないのだ。

受信料をなぜ払わない人が増えているかという問題は、税金にもあてはまる。
税金が足りない、増税しなければやっていけない、
社会保障は削減するという状況下で、
支払わない輩の徹底徴収、罰金とかいうけれど、
まずその前にやることがあるだろう。
無駄遣い、裏金、不正支出を徹底して取り締まることが先だ。

だからね、タウンミーティング問題で、安倍総理が3ヵ月給与を返納するなんて、
こんないい加減な、国民をバカにした対応はないわけですよ。
3ヵ月返納なんていうアピールで国民をごまかせて、
人気が取り戻せるとでも思っているのか。

彼の給与がどうのという問題ではない。
調査の結果わかった不適切な支出、過剰な支払い、
おかしな経理操作を行った担当者および責任者および関係者から、
不適切分のお金を全額返済&罰金支払いをさせるのが、調査結果の処分というものだろう。
それは官僚、政治家にとどまらず、
やらせ質問した5000円もらった国民も、
エレベーターのボタン押しががりで2万円もらった国民も、
税金を国民に利子つけて返すべきだろう。

そういうことをしないで、税金は足りないから増税だとか、
不払い輩を徴収するなんてことやっているからおかしい。
この国をおかしくしているお金の使い方を徹底して見直せば、
もうそれだけで相当世の中はよくなるだろうな。
悪いけど、そんな簡単で当たり前のこと、
かさこ内閣が登場する前にとっととやってほしい。

でないとね、ほんと日本は破産しますよ。
日本で最もひどい多重債務者は日本国家そのものなのだから。

・2006年12月18・19日 猫が神様の島〜仙台・田代島

猫神社があり、猫を奉っている島があるのをご存知だろうか。
もちろんこの猫島なる田代島には、ノラ猫が多く、
(飼い猫はほとんどいないらしい)、
みな親切に魚やエサを与えて大事にしている。
猫好きにはたまらない猫の聖地ともいうべきこの島は、
人口約120人、わずか2.7平方キロメートル程度の
小さな小さな島である。

暮らしを支えているのは漁。
そんな魚をとって生計を立てているこの島で、
魚を食らうノラ猫を天敵として追っ払わず、
猫をむしろ「大漁をまねく」縁起のいい動物として大切にしているのは、
ある意味では驚くべきことかもしれない。

それは物の豊かさはもちろん、心の豊かさがあるからできること。
魚が好きな猫にもいっぱいあげても大丈夫なぐらい豊漁で、
ともに喜べばいいじゃないか。
魚好き同士、仲良く海の恵みを分かち合えばいいじゃないか。
たかが猫が食う魚の量なんてしれている。
少しぐらいわけてあげたっていいじゃないか・・・。

猫を大切にするこの島の心は、
今の社会のあり方を大いに考えさせられるなと思った。
誰もが敵で、競い合い、奪い合い、勝つことがすべて。
他人より、他社より、他国より、限られたパイを奪われることばかりに腐心し、
地球という限られた資源をみんなでともに分け合おうという、
「共生」という概念がまったくない。
だから、戦争や犯罪、詐欺的商法、悪徳商法がなくならない。
だから、人の心が貧しい。
家庭崩壊、学校崩壊、企業崩壊、地域崩壊、社会崩壊、国家崩壊・・・。

猫島の叡智を見習って社会のあり方を考え直した方がいいんじゃないか。
ふと、そんなことを考えさせられた。

ただ、この島、犬禁制なのである。
犬を飼うことはおろか、観光客が持ち込むことすらダメだという。
猫を大事にしているから犬がダメというより、
昔から犬は縁起の悪い動物とされているかららしい。

そのような「差別」があるので、田代島が社会の理想郷とは言い難いかもしれないけど、
漁で生計を立てる島が、猫を大切にするというのは、
多分、心の豊かさなのだろうなと思った次第である。
というわけで、田代島の猫写真をたっぷりご覧ください。



田代島・猫写真1港編



田代島・猫写真2町編

・2006年12月16・17日 島ねこ写真(仙台・網地島)



網地島・猫写真

・2006年12月15日 今から大そうじを始める
妻が何を思ったのか、2週間ぐらい前から、
普段、そうじや整理が後回しになりがちなところの片付けを徹底して始め、
家が少しずつ片付いていくのを見て、
「やっぱ整理整頓が大事だよな」と思い、
私もどうしようもなくなっている自分自身の机回りや収納スペースを、
少しずつ片付けなければと思っている。

ちょっと前にテレビで映し出されたある出版社の社内風景を見て、
まるで漫画みたいに机に積み上げられた書類を山を見て、
「人のふり見て我がふり直せ」だななんてしみじみ思っていた。
私の家のパソコン横には積みあがった本と書類の山。
積み上げたままかなり放置していることがわかった。
これらの山は「いつかやらねばならない」案件なんだけど、
「至急性がない」から後回しになり、
それが次第に積み上がり、次第に忘れられていき、
スペースだけとって今の作業を邪魔している無意味な存在と化している。

多分、こんな状況がきっとどこの日本の会社にも起きているんだろう。
机には書類の山。
探し出そうにも探し出せず、探すだけで時間がかかってしまうが、
すぐに必要なわけでもなく、でも捨てられるものでもなく、
積み上げたまま、「仕事をした気」になり、実は仕事の能率を下げている・・・。

私も見返してみると、そんな本ばかり。
途中でつまらなくなってしまった本だけど、最後まで読まなきゃと置いてある本。
読み終えていつか書評をアップしなくちゃと思いつつ、
可もなく不可もない内容だったために、そのまま積み上げられたままになっている本。
あとちょっとで読み終える本だから、後で時間のある時に読もうと積まれたまま放置された本。
とまあこんな風にどうでもいい本が積み上げられ、
仕事や書き物や資料を広げる際の邪魔になっているだけの、どうしようもない存在。

年末になると大そうじをやると思うけど、
最後に集中的に表面的なところだけ、
ざっとアリバイ証明みたいに片付けたところで、
結局、年が明けると忙しさにかまけてすぐ汚くなってしまう。

だから、今ぐらいからちょっとずつ、会社でも自分の家でも、
目に見えないところから整理をはじめるといい。
いらないもの、使わなくなったものが結構ある。
そういうところから片付けていかないと、
見える部分を収納するところがない。
だから書類を見えるところに山積みにしてしまう。

多分、仕事のできる人間は、整理整頓がきちんとしていると思う。
机が整理整頓できてないってのは、私は仕事ができないとさらしているようなものだと思う。
だから、テレビに映し出された「カリスマ編集者」のどうしようもない山積み書類を見て、
ちょっとこの人、ダメなんじゃないのと思ったりもしたが、
おっと、人のこといえねえなと思ったわけである。

私はイメージとは違って、わりとちらかしている方だ。
あれもこれもと欲張り、同時並行にいろんなことをやろうとし、
それを忘れないようにしようと思うから、
どうしてもいろんなものを目に付くところに置いてしまい、
ちらかってしまう。
でもある時それに気がついてばさっとそうじするのだが、
また汚くなっていってしまう。
ほんとはこれじゃいかんなと思いながら。

というわけで、みなさんもぜひ、「大そうじにまとめてやればいい」なんて思わず、
今から、日頃から、整理整頓を心掛けましょう。
整理すると、大事なものと大事でないものがはっきりする。
思わぬ掘り出し物がみつかったりもするから。

・2006年12月14日 包丁を作ったら殺人幇助で有罪になるのか〜ウィニー有罪判決
恐ろしい無知なる判決が出た。
ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の開発者、元東京大助手、金子勇さんが、
違法コピーを助長したとして、著作権法違反の幇助罪で、
京都地裁は罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪を言い渡した。

著作権のある音楽、映像が無断で交換されてしまう便利なツールとして、
確かにこのウィニーは存在した。
しかし、この事件を包丁に置き換えると、いかにとんでもない判決かがわかる。

ある包丁はとても切れ味鋭く、多くの殺人犯に利用されていた。
そこで裁判所は、殺人犯を捕まえるより先に、
この包丁を作った人間をとっ捕まえて、
「おまえは、殺人犯を手助けした罪で有罪だ!」と判決を下したようなものだ。

もしこのような判決がまかり通るなら、極端なことをいえば、
交通事故を起こした車のメーカーも殺人幇助罪、
雑誌記事をコピーできるコピー機メーカーも著作権法違反の幇助罪、
猟銃の誤射で殺人事件が起きれば、猟銃メーカーも殺人幇助罪、
金属バットで殺人事件が起きれば、金属バットメーカーが殺人幇助罪と、
こういうことになるわけだ。

たとえばね、アメリカの軍事産業のように、
人殺しだけが目的の軍事兵器を開発し、
それを売って多額の利益を得ているのは、殺人幇助罪を適用していいように思う。
しかしウィニーの場合、純粋なファイル交換だってありえるわけだし、
そもそもこのソフトによって開発者は儲けを得ているわけではない。

当たり前の話だけど、悪いのは著作権を無視して音楽や動画を流す利用者にある。
その利用者を捕まえるのは大変だから、
開発者を捕まえて、ソフトを今後開発できなくなるようにするというのは、
本末転倒な許しがたき反社会行為と言わざるを得ないだろう。

なぜこんな判決を下したのか、もう1つの理由は、
ウィニーが原因で、自衛隊やら役所やら企業やらの情報漏洩問題が起こったからだろ う。
これももちろん、利用者が悪いわけだけど、
利用者を全部捕まえるのは大変だから、
情報漏洩した張本人を罰することなく、
ソフトを作った奴に全部責任を押し付ければ、彼らが責任逃れできるという、
陰惨な思惑が明らかに見え隠れしている。

こうなったらもう何も開発できなくなりますよ、ほんとに。
たとえばミクシィで殺人予告があったら、
殺人予告者ではなくミクシィが殺人幇助罪で有罪になり、
サービスを停止されてしまうことだって、
このウィニー判決論理ではあり得るわけです。

ネットにおける著作権侵害の問題は深刻だけど、
侵害している利用者に対する厳しい罰則を行うことなく、
こうしたトカゲのしっぽ切り的なことばかりしているのは、明らかにおかしい。

ウィニーを利用して違法なダウンロードをした人に、
きちんと対価と罰金を支払わせればいいわけですよ。
そういう努力をせず、ファイル交換ソフトが悪いという一言で片付けてしまう、
この恐ろしい日本社会。
こんな判決を許したら、みんな殺人幇助罪で捕まりますよ。

裁判所がこうした「結果責任」だけを見る厳しい判決を下すのなら、
裁判所が軽い刑を求刑したために、出所後、再犯を犯した場合は、
その判決を下した裁判官こそ犯罪の幇助罪として有罪になるべきだ。
それだけの覚悟があるなら、彼を有罪にすればいい。

※ちょうど同日、母親を殺して3年で少年院から出てきた男が、
「殺人の快感が忘れられない」ために、
見ず知らずの大阪姉妹2人を残虐に殺した判決で死刑が出たが、
そういう甘い判決を下した裁判官も、この論理でいけば、殺人幇助罪にあたることになる。

開発者にまったく責任がなかったとは言わないけど、
彼に責任を負わせるなら、法の番人たるあんたらはまず、
著作権法に違反した輩を全員捕まえて処罰してからにすべきだろう。

ホリエモン逮捕以来、どうも捕まえやすいところ、
狙いやすいところから罰して見せしめにする的な、
法の恣意的な適用が行われていることが非常に気になる。

・2006年12月13日 くず本「国家の品格」は読む価値なし
今年227万部も売れたというベストセラー「国家の品格」ですが、
どうしようもない内容ですので、まったく読む必要はありません。

発売されたのは1年前で、その当初、まったく読む気がしなかったが、
国粋主義者安倍晋三総理が誕生して以来、
日本が急に右旋回するようになったせいか、
今年のベストセラーということで大々的に売れているので、
これは無視するわけにはいかないと思い、昨日買ってきて読んだのだが、
まあほんとこれだけひどい、いいかげんな内容を本にするということが、
犯罪じゃないかと思えるほどひどく、
昨年ベストセラーになった「下流社会」と同根である。
第一章のはじめに「身近で見ている女房に言わせると、
私の話の半分は誤りと勘違い、残りの半分は誇張と大風呂敷」といったそうだが、
まさにその通りの本だった。ほんとひどい。

そのひどさをここで簡単に列挙しておくが、その前になぜこの本が売れるのか。
それは、下流社会やホリエモン批判と一緒、
新しい時代についていけない、古い価値観に縛られた連中が、
このような古い価値観万歳!新しい価値観にまったく価値はないといったような本を、
溜飲を下げて読む世代が多いからだと思う。
ようは団塊世代以上の高齢者をターゲットにした、
時代についていけない一部の彼らの世代の不満代弁書というものだ。

彼の言いたいことはわかる。
簡単に言えば欧米化による資本主義化・アメリカ化で、
日本の良さが失われているからそれを取り戻すべきだと。
それはわかるけど、論理の展開の仕方があまりにお粗末だ。

・無意味な欧米批判
欧米化するから日本人古来の良さがなくなるというのはわかるけど、
それを批判するために「欧米は蛮族だった」だの、
日本はその間に万葉集、古今集、枕草子など文化的洗練度が高かっただの、
一体そんな昔の話を持ち出して、欧米が野蛮で日本が洗練されているから、
日本は欧米を学ぶべきではないというのはあまりに情けない論旨展開だ。
それがね、いきなり第一章から出てきてしまうからずっこけてしまう。
もっと説得力のある欧米主義批判っていくらでもあるでしょうに。

・欧米的=論理的→全否定
欧米は昔から野蛮である、今もろくなことはしていない。
彼らは論理的だな近代的合理精神、西欧的な論理の破綻。

だから論理は全否定で情緒が大事というが、
論理も情緒も両方大事という普通の意見がなぜ彼にはいえないのだろう。

情緒だけで論理がなければそれも破綻する。
もちろん情緒がなく論理だけでもうまくいかない。
だから両方大切といえばいいのに、過激な言動で読者の興味をひきつけたいのか、
論理力に欠ける読者の共感を呼び寄せたいのか、
論理を全否定するというお粗末さ。だからどうしようもない本になる。

・株主会社批判
これは発売当初、まだホリエモンが逮捕前だったからだろう。
「会社は株主のもの」という論理は、私には恐るべきものに思えます。
会社は、言うまでもなくそこで働く従業員のもの


こいつ、バカじゃないのか。
会社が従業員のもので株主のものでないとするなら、
それは株式会社ではなくサークルか何かの間違いだろう。
ようは発売当初のホリエモン、村上ファンド批判にのっかる言動で、
若者に批判的な読者を取り込もうという情けない文章が、
今読むと実に情けなく思える。

じゃああんたが100万円出資して株式会社をつくって飲食店を経営したとする。
自分は株主で店舗で働く社員を雇ったが、
その社員がろくに働かないせいで赤字が続いている。
それでもあんたは自分が100万円出資した金のこの従業員につぎ込むのか。
「会社は従業員のもの」であるなら、あんたは金だけ払って口は出せないことになる。
会社は従業員のものなんていい加減なことをいう輩が、
国家の品格を語る資格はないわけです。

・英語を教えると亡国?
小学校から英語を教えることは、日本を滅ぼす最も確実な方法。
もう開いた口がふさがらない。
あのね、日本語を全部禁止し、国語の授業もなくして、
英語だけを勉強しろというなら日本を滅ぼすといってもいいだろう。
しかし別にそういっているわけではない。
国語もしっかりやって英語もしっかりやればいい。
ただそれだけのことなのに、英語を全否定して国語が素晴らしいと持ち上げることで、
ろくに英語を話すことができず、
時代についていけない世代から歓心を買おうというわけだ。

・人を殺していいかどうか
「人を殺してはいけない」ということだって、論理では説明できない。
人を殺していけないのは、「駄目だから駄目」ということに尽きる。
もっとも明らかのように見えることですら、論理で説明できない。


こういう怖ろしい言動を平気で書いてしまう恥知らずさ。
駄目だから駄目ってことに尽きる?
ほんとかよ。論理で説明できない?ほんと?
そもそも駄目だから駄目って誰が決めるんだよって話。
まったく意味不明な言動だ。

・頭の良い悪い
非常に頭の良い男の論理が正しければ正しいほど、結論は絶対的な誤りになります。
あまり頭が良くない人なら、途中で論理が二転、三転して、
最後には正しい結論に戻ったりもします。


こんな記述を平気で書く本が日本中に200万部以上出回っていると思うと、
私は恥ずかしくて全部回収したいぐらいだ。

とまあこういう話を延々とするわけですよ。
ほんとどうしようもないくず本です。
これがベストセラーなんてそれこそまさに「国家の品格」が落ちた証拠だろう。

こんな情けない「教養書」が今、乱発されている。
「下流社会」「人は見た目が9割」「99.9%は仮説」といった、
センセーショナルなタイトルをつけて中身がまるでない新書が、
手頃な価格と手頃サイズと教養のない日本人が、
「教養をつけなきゃ」「バカになりたくない」「みんなと同じ知識を持ちたい」という、
「バカの壁」的強迫観念から、ろくに読まないのに思わず買ってしまう。

それがおいしいドル箱儲けになかったからと、
新書に参入する出版社が増え、朝日新聞や幻冬舎まで新書創刊した。
書店は似たようなテーマで似たようなタイトルの、中身のない新書であふれかえっている。

ほんと残念なことだと思う。
新書といえば一昔前は確か岩波新書と中公新書の2つぐらいしかなく、
大学教授なり専門家が、専門書よりも多少わかりやすく書いた専門分野の入門編的本で、
よく大学の頃、愛読したものだが、最近の新書はほんとひどい。

そのくせこういう輩がネットのブログ文化とかを批判するけど、
「下流社会」にせよこの「国家の品格」にせよ、
その辺のブログより内容はずさんでひどい。

もちろん中には良書もある。
最近では「若者はなぜ3年で辞めるのか」は非常によい本で、
いずれ紹介したいと思っているのだが、
悪い本が多すぎて選べなくなってしまっている。

悪貨が良貨を駆逐するがごとき、かつ悪貨にもかかわらず、
タイトルと売れているという理由だけで買ってしまう人がいるせいで、
こんな情けない本が堂々と売られている。

というわけで、ぜひみなさん、新書を買う時は、
ちょっと立ち読みして検討してみましょう。
はじめの4〜5ページ読めば、だいだいわかりますから。

・2006年12月12日 ネット通貨で国家がひっくり返る日
インターネットは産業革命以来の大革命だと思った方がいい。
私たちは何気なく使っているけど、
これまでの常識と秩序を覆す超革命手段だ。
既存の権力を持った国家が横やりを入れてこなければ、
これまで不可能とされてきた世界共通通貨が実現する可能性がある。
これこそ革命的なことである。

通貨といっても実態のない、ネット通貨、ネットポイントみたいなものだが、
これが実現すると、ますます国家権力は弱体化し、
国家間の戦争や、GNPを争うような無意味な金儲け競争が急減する可能性がある。
そのからくりを説明していこう。

私たちが普段生活している上では、日本円しか使わない。
しかし、自分が使っているもの、食べているもの、着ているものを見ればわかるが、
数多くの外国製品を使っている。

外国製品の輸出入、すなわち貿易が頻繁に行われていて、
だから毎日ニュースでドル円の為替レートが報じられ、
1円上がった下がったで大騒ぎするわけである。
なぜか。
各国がそれぞれ通貨が別のため、本来の価値が変わってしまうからである。

たとえば、自分の車がアメリカで100ドルで売れたとする。
しかし、変動する為替レートのせいで、
1ドル=80円なら8000円、
1ドル=120円なら12000円というように、
日本円に直すとその価値が変わってしまうのだ。

逆もまた同じ。
アメリカに自分が欲しい本があって、100ドルで購入したとする。
それが為替相場によって8000円で買えるか、12000円で買えるか、
大きく変わってしまうのである。

たかが100ドルの売買で4000円も違ってしまうとすると、
海外向けに製品を売っている輸出企業、
海外から製品を買っている輸入企業は、
為替相場が1円でも動いたら、大損出、大儲けになってしまうから大変なわけで、
だから血眼になって為替相場が気になるわけである。

このような為替相場の変動するリスクから守るために、
複雑な金融商品が発達していて、金融機関や為替ディーラーがそれを商売にしている。
たとえば3ヵ月先の取引も現時点でのレートで決済するとか、
その時にならないといくらになるかわからないというリスクを回避するため、
実体経済とは離れた難しい金融商品が発達しているわけである。

このように相場が変動し、大損出したり大儲けできることに目をつけたのが、
株投資ブームについでなんとかブームにしようと煽っているFX(外国為替証拠金取引)である。
為替レートが毎日のように変わるから、
輸出入なんかしなくてもギャンブルに対象になるわけだ。
こうして本来、海外との取引のために通貨の価値の交換レートだった為替が、
実体経済を離れて投機的な相場になってしまう。
すなわち、日本経済が強いとかアメリカ経済が強いとか、
そういうこととは別に、為替レートが投機的な動きで動いてしまう可能性があるのである。

しかもこれ、円とドルだけでなく、無数の通貨があるわけだ。
その通貨ごとに為替相場が存在し、
そこに多くの人がかかわり、一喜一憂しているわけだ。

ところが、世界中にネットが張り巡らされた今、
このような無意味な国別通貨がなくなる可能性がある。
たとえば、自分の車をアメリカに売ったらドルとか円ではなく、
ネットポイント1000とかにする。
そのポイントで、アメリカから100ポイントの本を買ったりする。
もちろん、国内のネット市場でもこのポイントが使えるとなると、
為替手数料もかからない、為替の変動リスクも関係ない、関税も関係ない、
世界中、誰もが共通のネットポイントで物の売買をできることになるのだ。

もちろんこの実現は容易ではない。
しかしライブドアデパートや楽天市場でポイントが使えるようになると、
外国人がここにアクセスして物を買い、たまったポイントで決済すると、
通貨価値はまったく関係なくなる。

ただこれでは日本国内しか使えないポイントだが、
たとえば楽天市場のアメリカ版、中国版ができ、
共通のポイントで価格を表示したり使えるようになったりすると、
瞬く間に、これまで不可能といわれた世界通貨が実現してしまうのだ。

これはすごいことだ。
お金を発行することで国家権力は威張れたわけだけし、
さまざまな金融政策でゼロ金利にして金をじゃぶじゃぶさせて、
バブル経済を作り出したり、デフレ経済を生み出したりしたわけだけど、
それは国家が通貨の胴元だったから。
これがネット通貨になっちゃうと、国家の発言力は急速に弱まるのではないか。

こうした世界共通通貨をリアル世界で実現したのがユーロである。
だからヨーロッパ各国の政府はあんまりいい顔しなかったわけだけど、
今瞬く間にユーロ圏が拡大していて、
今やリアル経済では、ヨーロッパ各国であちこちの通貨を、
両替しなければならなかったのが嘘のように、
みんなユーロになってしまった。
当然、狭い経済圏に暮らす人々にとっては、両替の手間がないし、
通貨の価値が変動する恐れもないので便利なわけである。
これと同じ論理がネット通貨というわけだ。

今、私たちの身の回りのものがこれだけグローバルになっているのに、
未だに価値が変動してしまう通貨の両替の手間があるのは、
むしろおかしいのかもしれない。
そんな無意味な為替相場のせいで、
頭のいい金融機関や輸出入企業の財務担当者が、
アメリカの金利が上がるとドルが下がるかもしれないから、
今のうちにドルを売っておこうだとかああだこうだ、
変動するオッズに頭を悩ましている手間がなくせる。
こんないいことはないのではないか。
そしたら変動する通貨の価値のギャンブルゲームに使っていた頭を、
違うことに使えるのだから。

世界共通のネット通貨ができると、
日本国内のちっぽけな格差社会なんて問題じゃなく、
世界各国の富の偏重がある国際格差社会が、
もしかしたらなくなる決定打になるかもしれないと、
ちょっと楽観的な予測もできる。

今、バリで100円売っている雑貨は、
日本の輸入業者が渋谷で1000円で売って儲けているわけである。
もちろん、輸入業者は現地に赴き、商品を選び、輸送する費用を負っているわけだから、
仕入原価に上乗せするのは当たり前なんだけど、
果たしてそこに上乗せする利益が適正かどうかという問題と、
どんなにこの雑貨が売れても、雑貨を作ったバリの人には還元されず、
ますます国際社会のいびつな格差社会を生む原因となっている。

これがネット通貨で消費者と生産者の直売の機会が生まれたらどうなるか。
いらん中間業者の搾取はなくなり、
バリの物価に関係なく、商品を全世界に売れる機会ができ、
格差社会が縮まる可能性があるのではないかと私は思っている。

もちろん、ネット通貨にはさまざまな問題が伴う。
ネット通貨を独占する物が現れるととんでもないことになってしまう。
偽造の問題もあるだろう。
しかしそのような問題はネット通貨ではなくてもすでに現実でも起きていること。
世界の富はごくわずかな人間が占めているというニュースが最近出ていた。
だからネット通貨だからどうのということはないと思う。

それより何より、ネット通貨はもう1つのメリットがある。
何でもかんでも著作権無視の無料化ネット社会に、
ネット通貨導入により対価を得られる仕組みができるということだ。

たとえば無断で音楽や画像をアップしたら、
そのユーザーのネット通貨ポイントを罰金として差し引いてしまうだとか、
自分でアップした音楽をネット通貨ポイントで値段をつけることで、
自由に売買が可能になるといったことができる。

今だとどうしてもネットサービスは無料が当たり前で、
わざわざ決済のためにクレジットカードや振込みを行っていたんじゃたまらない。
ところが立ち上げた時点でユーザーごとのポイントがすでに付与されていれば、
ネットサービスを利用しただけのポイント(通貨)を支払い、
ネットサービスに貢献しただけのポイント(通貨)をもらうことが簡単になるのではないか。

このようなポイント制は前述のライブドアや楽天など、
すでに日本のIT企業がはじめているが、
なぜそれが流行らないかというと、所詮は囲い込み戦略のためである。
それでは一部でしか使えないから流通が広まらない。

これがアマゾンでも使える、どこの買い物でも使えるとなれば、
瞬く間にネット通貨が広がることができる。

こうなると、もうどこに住んでいて何人だろうが、
経済活動に国境がなくなるから関係ないし、
外貨をふんだくってきて貿易で勝ったから世界で経済が何位になっただとか、
そのような無意味な国際マネーゲームも意味をなくしていく。
そうなると、国家はかなり小さな政府で済む。
国家がいばることも恣意的に経済をいじることもできなくなり、
人間が本来、必要なものの物々交換して暮らすという経済活動に近づけるのではないか。

皮肉なことだがネットという最先端技術が進歩すればするほど、
今まで政治的に不可能だった世界通貨の実現や、
代表者を選挙で政治を任せる間接民主制ではなく、
世界市民全員が参加する直接民主制も実現できるようになる。
いわば原始時代に戻ることが可能になるのだ。

ネット通貨とその可能性について、
やや楽観的な、ポジティブな面に偏って発言したものの、
今、さまざまな問題を抱えている社会を良い方向に持っていける、
力を持った革命手段だと私は思っている。

・2006年12月11日 サラ金叩いて銀行サラ金が儲かるこの世の中
アイフル全店営業停止は、銀行サラ金へシフトさせるための狙い撃ちだと、
「アイフル元社員の激白」で書いたが、早くもそれが現実になろうとしている。
大手サラ金のイメージダウンをよそに大々的な広告攻勢で、
銀行系サラ金会社はローン残高14%増、約500億円の増加だという。
さらに信じられないことだが、サラ金と同罪であるはずの、
高金利・過剰融資のクレジットカードのキャッシングも好調だという。

UFJ銀行系のモビットは残高9%増、
三井住友銀行系のアットローンは残高20%増、
東京三菱銀行系のDCキャッシュワンは17.5%増というとんでもない数字である。

確かに銀行系サラ金は、サラ金に比べれば低利だが、
私から言わせれば15〜18%で金を貸すなんて、
はっきりいって詐欺みたいな商法だ。
大手サラ金は銀行から金を借りてまた貸ししなくてはいけないから、
その分、金利が高くなるのは致し方がないが、
預金者から0.1%程度で金をむしりとって、それを15〜18%で貸すのだから、
詐欺以外の何ものでもないだろう。

そんな詐欺にサラ金じゃなく「銀行系だから」と安易に借りてしまう愚か者がいるが、
サラ金で29%で借りようが銀行で18%で借りようが、
ほとんどリスクは変わらない。
10%以上で借金するなんて身の破滅もいいところ。
銀行系サラ金のCMに騙されて安易に借りないよう、くれぐれも注意してほしい。

それからサラ金よりも多重債務の害悪を撒き散らしているクレジットが、
これまた金利を15〜18%に下げて暴利をむさぼっていることに驚きを感じ得ない。
いかに消費者がイメージでしか借金商品を選んでいないかがわかる。
まあだからこぞってサラ金は美女を使ったりCMに力を入れているわけだが。

毎日新聞がこんな記事を載せていたので引用する。
大手クレジット会社と加盟店契約を結ぶデパートの、
ショッピングカードを利用した北海道の無職の女性(54)が、リボ払いで、
50万円の買い物をしたところ、約24年間で125万円以上支払わなければならない状態に陥った。
リボ払いは借金漬けをうみやすいとの批判があり、
消費者金融大手は今年7月から返済期限を5年以内とする自主規制を始めたが、
クレジット業界ではほとんど対策が講じられていないのが現状だ。
大手信販5社のうち、ショッピングでリボ払いをする利用者に対し、
支払総額や返済回数を明示しているのは1社しかない。

こんな詐欺的クレジットカード会社に、単なるイメージと目先の金利でごまかされて、
リボ払いという蟻地獄的借金地獄の契約をさせられ、抜け出れない悲劇。
借金した奴が悪いといえばもちろんそうなのだが、
ろくに説明もせず、利便性だけを強調して借りさせている構造は、
実はサラ金よりも悪質だということがまったく浸透していないのが残念だ。

リボ払いはどこのカード会社でも便利だからと勧めているので要注意。
その仕組みだが、実に怖ろしい。
月にどれだけ借金しようが、支払う金額は毎月一定額なのである。
つまりその月に50万円使おうが10万円使おうが、
支払額は1万円で一定になっている。
ということはどういうことか。
借金しやすくなる反面、借金が増えてもろくに元本の返済ができず、
延々利息ばかり取られていくという、私から言わせればヤミ金と同種のようなもの。
それを批判されているサラ金は自主規制しているのに、
大手クレジット会社や大手信販会社は堂々とやっているわけだ。

ちなみにどんな会社がこの悪徳リボ払いをやっているか。
JCB、UFJカード、オリコ、マルイ、セゾンカード、楽天KCなど、あらゆるカード会社。
ニコス、オリックスなどのあらゆる信販会社。
リボ払いになると支払いの利便性ばかりが書かれていて、
実質年率はほんと下の方に小さく小さく15%とかしか書かれていない。

たとえば、アイフル、アコム、武富士、プロミスを利用したことがない人でも、
上記のカード会社、信販会社を利用している人がいっぱいいるのではないか。
そういう人たちがリボ払いもキャッシングも知らないうちに借金漬けされる恐ろしさ。
ほんと気をつけてほしいと思う。

それと前述の銀行系サラ金ね。モビットを筆頭にアットローン、DCキャッシュワンなど、
「銀行だから安心」なんてバカなこといっちゃいけない。
銀行ほど庶民を馬鹿にし暴利をむさぼり安穏としている会社はないとさえいえる。

そういえば、履修問題がすっかりマスコミで騒がれなくなったけど、
ぜひ義務教育の必修科目に金融を入れるべきだ。
投資信託を売りつけて苦情山積の銀行。
不払いで大問題の生命保険・損害保険のからくり。
キャッシング、リボ払いで暴利をむさぼるクレジット、信販、そしてサラ金。
「リボ払いとは何か、端的に説明せよ」ってな問題を、
高校入試にでも出題したらいいんですよ。

・2006年12月10日 あんたら最高!ベルノバジャムズ〜ライブ写真



ライブがほんと楽しく、すごくて、
私がミクシィでコミュまで作ってしまった、
http://mixi.jp/view_community.pl?id=344359
最高の盛り上がりを見せるバンド、ベルノバジャムズ。
毎回撮影しているライブイベントNICESHOTの12月に出演していて、
久々に見たけど、ほんとあんたら最高だよ!!ってライブをしてくれる、
私のお気に入りバンドの1つである。

思えば、昨年8月頃にミクシィで、このイベントを企画する東京HELLOZが、
ライブを撮影するカメラマンを募集していて、もうかれこれ15回も参加している。
ライブハウスにもスタジオにも足を踏み入れたこともなく、
ライブ写真など撮ったことがない私がはじめて出会ったのが、このベルノバジャムズだった。

そんな音楽に詳しくない私が、彼らのライブを2回目見て、
ほんと最高だよな!と思うのは、ある意味では音楽を「超越」しているからかもしれない。

弦が切れようが何だろうが関係ない。
めちゃくちゃだろうが何だろうが知ったこっちゃない。
全身全霊、真っ向勝負で、そこにいる客をも巻き込んで、
アツク激しく音楽をとことん楽しむ彼らのその心意気が、
音楽がどうだこうだという前に熱としてガンガン伝わってくるからだと思う。

もちろんCDで聴くのもいいのだが、ベルノバジャムズの魅力を知るには、絶対ライブの方がいい。
音だけじゃなくって彼らの演奏している姿を見ているだけで、
こっちまで熱が吹き込まれていく。
そんな様子は私の撮影したライブ写真を見ていただければ、
その一端がわかってもらえるかと思う。

先日のライブでも、一番最後の出演にもかかわらず、
ベルノバのライブの時だけ、みんな総立ち、
後ろにいて見ていたも、前へ前へと来ていて見ている姿を見て、
「あんたら最高だわ!」という思いを新たにしたので、ここで紹介しようと思った。

もちろんベルノバだけじゃなく、このライブイベントに出ているバンドは、
みんなそれぞれくせがあり個性があって、楽しい。
毎回ライブを企画している東京HELLOZが、「これは」と思ったバンドを呼んできて、
毎月かわるがわるいろんなバンドが出てくるからだ。

というわけで、12/3日曜日のNICESHOT18のライブ写真をアップしましたので、
よかったらぜひご覧ください。
ライブ写真※スライドショー

ベルノバジャムズ・ホームページ
http://www.geocities.jp/vernova_jams/

東京HELLOZ・ホームページ
http://www.tokyohelloz.com/party.html

・2006年12月9日 文章がよかった写真展
12/3〜9までの写真展、無事終了しました。
来ていただいた方、ありがとうございました。
「リアル友」でないにもかかわらず、
かさこワールドおよびミクシィを見にきていただいた方も、
いらっしゃったようで、とても感謝しております。
来れなかった方もぜひまたの機会にお越しいただければ。

ネットでしか「かさこ」を知らない方で、
「かさこさんってどんな人なんだろう」と興味がある方は、
マイミクになって今回の写真展ではじめてお会いした、
SHUNさんの日記を見ていただければ、
きっとどんな人かその一端がわかると思います。
とてもひいき目で見ていただいてうれしい紹介を書いていただけました。
この場を借りまして、SHUNさん、ありがとうございます。

さて、写真展だが、
絵画を出展している50〜60代の方から一様に、
「写真もいいけど、文章が素晴らしい」と感想をいただいた。
「今の時代を的確に分析している」とのことだった。
東京少女写真を説明するために、写真といっしょにパネルで展示したものだ↓

東 京 少 女
都会(東京)に住む20〜30代の女性たち。
現代の消費文化を最も謳歌し、牽引している世代にもかかわらず、
どこかはかなげで、時になげやりで、物憂げな表情を見せる。
それは他の世代にはない「固有の問題」を抱えているからではないか。

生きる選択肢が増えた。女性が働くのが当たり前となった時代。
でも、女性という肉体的性別的限界はいずれ来る。
そんな中で、何をして働くのか、いつまで働くのか、
結婚するのかしないのか、子どもを生むのか生まないのか、
実家に居続けるのか、一人暮らしするのか、
仕事を続けるのか、辞めるのか・・・
常に二者択一の無数の選択肢を抱えて、「悩んで」いるからではないか。

だから、たくましく人生を楽しく過ごしているはずの彼女たちが、
時に「少女」性ともいえる「弱さ」を見せる。
そんな都会に住む結婚前の若い女性の、心の揺らぎを収めたいと思った。

「東京少女」を撮ることは、彼女たちの世代に光をあてるだけでなく、
同世代の「だらしない」男性たちや、
一見、男女平等に見える「不平等」社会の映し鏡になりうるのではないか。


「もともと文章の方が本業でして・・・」
「なるほど通りでうまいはずです」
「まさに“カメライター”ですね」

多分、写真だけ、文章だけ、どちらか片方だけだとしたら、
これほどこのような感想はいただけなかったと思う。
写真という絵があるから、抵抗なく目に飛び込んで見てくれる。
そしてこれって何だろうと思い文章を読み、「そうだよな」「なるほどな」と思う。

それって普段目にしているメディアでもそうだと思う。
どんなにいい文章があっても、
文章って全部読まなきゃわからないし、
字ずらだけだとインパクトがないから、
ぱっと通り過ぎられてしまうけど、
そこに象徴的な写真や絵があることで、
目にとめて見てくれる可能性が格段に増える。
これからも写真と文章を両輪にした作品で、
見てくれた人に何かを伝えることができたらなと、改めて思った。
「21世紀の藤原新也になる」のが私の1つの目標でもあるのだが。

また出展している多くの人生の先輩方から、
「撮ったものは作品として形にした方がいい」と言われた。
もちろんそのつもりなのだが、改めてその思いを強くした。
テーマによって商業ベースにしていくものもあれば、
今年作成したホンニナル出版のような、
初期投資のかからない自費出版にするものもあると思うが、
ホームページだけでなく「形」にしていくことには今後もこだわってきたい。

これは何も写真や文章や音楽などをやっている人だけのことではないと思う。
形にすることで客観的に自分を見返すことにつながるし、
自分の思っていることを実現していく手助けにもなる。
自分の中でただ思っているだけでは何もはじまらない。
もし心のなかにもやもやがあったり、やりたいことがあったら、
年末年始の休み時にでも書き出してみるといい。
目に見えないものを書くことによって可視化することで、
自分の進むべき、やるべき道筋がくっきり見えてくることもあると思うので。

というわけで、私の想いが「形」になった時はお知らせしますので、
来年も楽しみにしていてください。

・2006年12月8日 SARSはアメリカ政府の生物兵器実験?!
ここまで何でもかんでもアメリカ政府陰謀説にされると、
「やっぱりその本、(「911テロ捏造」ベンジャミン・フルフォード著)
単なる注目を集めたいだけの週刊誌的記事じゃない?」と、
まず拒否反応を示すのが普通だと思う。
しかし、この本を読んで、私が最も感心したのは、
このSARSアメリカ政府陰謀説だった。
911テロの自作自演はあり得ることだが、SARSはまさかと思う。
しかしこんな見方もあったのかと驚かされたのだ。

アメリカの戦争強硬派であるネオコン(ラムズフェルドなど)のシンクタンク、
「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」は、
911テロ前、2000年の政策立案文書『アメリカの国防再建』に、
「軍事変革のプロセスは、ある破局的な触媒作用を引き起こす、
新しい真珠湾攻撃のような事件が起きなければ、長いものとなりそうだ」とか、
ようは、アメリカが世界の軍事支配をするために、
軍備を増やさなければならないというレポートで、
この本ではPNAC文書の抜粋を日本語訳で掲載し、
それが2000年以降ブッシュ政権で起きた軍事的行動の裏づけとなる政策が、
すべて盛り込まれているという主張で、
イラクや中国が脅威だとも書かれているわけだが、
そこにこんなことが書かれている。

「特定の遺伝子型をターゲットにできる高度な生物(兵器)戦争は、
生物(兵器)戦争を、テロから政治的に有効なツールに変えてしまう恐れがある」


特定の遺伝子をターゲットにした生物兵器の可能性――
そこで思い当たるのが、アジアを震撼させたSARS(重症急性呼吸器症候群)と著者は言う。

・SARSのウイルスは白人には影響がない。
・カナダのトロントでSARSが発生した時、
白人は一人も感染せず、感染したのはすべてアジア人だった。

・2001年11月から2002年3月の間に11人の微生物学者が不審死を遂げた。
地球人口を減らす新しい生物兵器研究に関わった口封じ?
・2003年、2004年にも生物学者が不審死を遂げている。

・イスラエルは140カ国以上が批准している国際条約である、
生物兵器禁止条約に署名していない。
アメリカがイスラエルを使って中東を支配?
・イスラエルの生物調査研究所では、
アラブ人に特定した遺伝子研究に着手したものの、
自分たちとアラブ人の遺伝子が似ていたため、
アラブ人の遺伝子をターゲットにした生物兵器開発を断念。

・生物兵器の開発者で内部告発したパトリシア・ドイルは、
「コロナウイルスは種から種へ移動することはない。
(たとえば猫のウイルスは人間には決してうつらない)
しかし、SARSの中には、人間のウイルスにも動物のウイルスにも合致しないものが入っている」
「イスラエルの研究者に聞いたら、アジア人だけ香華苦するように作ったといった。
彼らは軍産医学複合体という言葉を使っている」
・ロシア医学アカデミーの学者セルゲイ・コレスニコフは、
「SARSは風疹とおたふく風邪の2つの菌をあわせたもので、研究所でしか作れない」

・中国が一時期SARSはアメリカの仕業ではないかと疑い、
香港の新聞「文わい報」でアメリカを非難した。
アラブ人、中国人など特定の人種を狙った生物兵器開発の背景には、
白人至上主義の優生学と、地球には人口が多すぎるので、
劣等人種は殲滅すべきという考え方が根底にある。

ほんとにこの著者はいい加減な本の書き方をしていて、
観点はものすごくいいのに、情報ソースの拾い方があやしいというか、
きちんと出典を明記していないから、
まるで噂の域を出ない、自分の都合のいい主張を張り合わせたかのように見えてしまうが、
確かにあの突然巻き起こったSARSというのは奇妙な病気だった。

上記のさまざまな二次情報を見る限り、
まんざらアメリカ陰謀説は嘘ではないようにも思える。

しかし突然にアメリカが生物兵器開発なんていうとうさんくさいが、
この本では911テロ後に起きてうやむやにされた炭そ菌騒動にも言及し、
これもアメリカの陰謀ではないかとも言っている。
とにかくかなりの生物学者が911テロ以後、不審な死を遂げているらしい。

生物兵器と定義していいものかわからないが、
アメリカが湾岸戦争およびイラク戦争で使っている高放射能の劣化ウラン弾被害はほんとひどい。
数年前、日本人カメラマンが撮影したイラクの人々の写真展を見たことがあるのだが、
劣化ウラン弾により怪物としか思えない奇形児がたくさん生まれたり、
肺がんでなくなる人が急増している。
つまり、アメリカは常時「生物兵器」を使用し、
自分たちに都合の悪い人種を殲滅させようと、
イラクで劣化ウラン弾を使い、その影響でイラク国民を殺そうとしている。

しかし、それは自らに跳ね返ってきてしまった。
・イラク戦争で使われているアメリカの爆弾、銃弾は劣化ウランを利用し生産されている。
劣化ウランを飛ばすと、大気を通じて粉が人間の肺に入り、
肺がんが発症するまえで2〜4年かかる。
・劣化ウラン弾が使用された湾岸戦争に参戦した軍人の子供に奇形児が多い。
・アメリカでは2006年1月2月だけで、
17万人もが肺がんになっている(2005年は1年間で17万人)。

SARSがアメリカの仕業かどうかはさておき、
劣化ウラン弾は大きな問題となっている事実。
大量破壊兵器のなかったフセインが逮捕され、
もともとアメリカとぐるになって、
かつてはCIAの工作員として資金援助されていたアルカイダおよびビンラディンは、
911テロの首謀者という証拠もなく、犯人扱いされているが、
「必死の捜索」にも関わらず捕まっていないのは、
やはりそもそもがアメリカ政府の自作自演だからだろうか。

私はアメリカ政府および軍産複合体が、
世界平和のためにと信じてやっているならまだ救いようがあるが、
結局すべては自分たちの金儲けのために平気で人を殺し戦争をするという怖ろしい事実。
そこに医療企業までが加わり、生物兵器の研究に大金が流れ、
気に食わない人種を殲滅させるという恐ろしさ・・・。

私はもともとアメリカに不信感はあったし、
911テロの不自然さは自作自演の匂いがプンプン漂っていたが、
SARSまでもがそうだとするなら、ほんと怖ろしいことだ。

しかしあれだけSARS騒動があったのに日本に被害があまり出なかったのは、
アメリカと仲良くしていたからだろうか・・・。

ちなみに、この著者の情報ソースのとりかたがいい加減にどうも見えてしまうから、
アメリカの横暴プログラムのもととなっている「アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)」の、
2000年の政策立案文書『アメリカの国防再建』から、
彼が抜粋して訳した、「特定の遺伝子型をターゲットにできる高度な生物戦争は、
生物戦争を、テロから政治的に有効なツールに変えてしまう恐れがある」という記述は、
原典をあたったが確かにあった。

And advanced forms of biological warfare
that can “target” specific genotypes
may transform biological warfare
from the realm of terror to a politically useful tool.

http://newamericancentury.org/RebuildingAmericasDefenses.pdf

・2006年12月7日 911テロがアメリカ政府の陰謀だった証拠
世界を震撼させ、世界のありようを180度変えてしまった、
2001年の911テロだが、
探れば探るほど、アメリカ政府自らによるものだったことが明確になっていく。

「そんなバカな」と思うのは当然だろう。
私も911テロ直後、「誰が得をするかを考えればアメリカ政府陰謀説も考えられる」
と書いたが、何か証拠があったわけではない。
しかし、「911テロ捏造」本(ベンジャミン・フルフォード著)を読み、
さまざまなおかしな点を突きつけられると、
もしかすると本当に私たちは、とんでもないアメリカ政府の詐欺によって、
騙され続けられていることになる。

アメリカ政府の陰謀だとするならば、911テロの衝撃以上に、
世界がひっくり返らんばかりの衝撃である。
私は情報の原典にあたっているわけではないが、
彼の著書からアメリカ政府の陰謀と思える記述を抜粋し、
ぜひみなさんに「まさかそんなわけない」という先入観を捨てて読んでいただきたい。

<ビル疑惑>
●物理学的に高層ビルは飛行機が突っ込んでも倒壊しない
みなさんも覚えていると思うが、
飛行機がビルに突っ込んでしばらくして、
見事に崩れていく世界貿易センタービルの映像を見たと思う。

それを見て疑問に思った人も多いのではないか。
「飛行機が突っ込んで、ビルがあんなに見事に倒壊してしまうのか」
どうやら、答えはノー。
物理学者やら建築の専門家やらが、飛行機が突っ込んでも倒壊することはありえない、
と言っている。
ところがアメリカ政府の説明は二転三転しながら、
「飛行機が突っ込んで火災が起きたから崩壊した」と説明しているようだが、
火災で鉄骨コンクリートの高層ビルが崩壊することもまたあり得ない話。

ではどうして崩壊したのか。
爆破である。
映像にもはっきり写っているのだが、ビルの鉄骨が粉々になって崩壊していく様子がある。
消防士やビルから逃げた人から、爆発音が聞こえたという証言がいくつもあがっている。
確かに爆破なら見事にビルは崩壊するだろう。

●爆破準備をブッシュの弟が仕組んだ疑惑
アメリカ政府のビル崩壊の説明が嘘だったとしても、
ただそれだけでテロがアメリカ政府の自作自演とはいえないが、
では、爆破を仕掛けたのは、「いつ」「誰が」という話になる。

911の3日前、警備の都合ですべての人がビルから48時間退去させられたという。
世界貿易センタービルの電気設備警備会社セキュラコムの役員に、
なんとブッシュの末弟マービン・ピアース・ブッシュの名前がある。
この末弟はブッシュ一族の「汚い仕事」をする役割をこれまで担っている。

世界貿易センタービルは911の数週間前、尋常ではない数の立ち退きがあり、
911当日はテナントはガラガラだったらしい。
あまりに引越しの多さに「これは何かある」と感じた人もいる。
さらには、度重なるテロ警戒予告にも関わらず、
911の数日前に世界貿易センタービルから爆弾探査犬が引き離された。

911テロのわずか3ヶ月前に建物の権利がシルバースタインという人に移されているのだが、
かけられていた保険金35億ドルをテロのおかげで見事にせしめ、
しかも911テロ当日はビルにいなかったという偶然。
このあまりの周到さは不自然に過ぎると感じても当然だと思う。

「ツインタワーは設計がまずく金喰い虫。
911テロで一銭も支払うことなく見事に崩壊させ撤去することができた」
と報じたところもある。
つまり、邪魔だったのだ。

●飛行機が突っ込んでいない世界貿易センタービル7号棟47階建ての倒壊
この本を読んではじめて知ったのだが、
ツインタワー以外に7号棟という高層ビルがあり、
こちらも瞬く間に「テロ」後に崩壊しているのだ。
これは明らかに爆破らしく、跡地利用の邪魔になるから、
テロのどさくさに紛れて爆破してしまったということなのだろう。

<飛行機疑惑>
●突入した飛行機は民間機ではなく軍用機
4機の飛行機が標的を狙って突入・墜落したわけだが、
飛行機の部品が回収されていないというのだ。
決定的な証拠となるはずの飛行機部品は回収されていない不思議。
特に、ペンタゴンに突入したアメリカン航空77便と、
ペンシルバニアの農地に墜落させ美談に仕立てたユナイテッド航空93便だが、
現場に残っているはずの機体は映像から見当たらないし、部品回収もされていない。
さらには現場の突入跡や農地の巨大な穴が、
飛行機によって開けられたにしてはおかしな点があまりにも多いという。

ビルに突入した2機も含めて、ミサイルを搭載して遠隔操作された軍用機と考えると、
突入・墜落・事故後の説明がつくという。
乗客名簿も発表されていない?

●4機の民間機がハイジャックされることはあり得ない
平常であれば飛行機が航路を1kmでもずれれば、
軍が警告するというのに、一切なかった。
しかも911当日は、軍事用演習名目で、
アラスカに軍用機が飛ばされていたという。
つまり「わざと」スキをつくったのではないか。

さらにおそるべき話だが、
飛行機ハイジャックによるビル突入テロ予告は、
事前に何度もあったが政府は一貫して無視していたらしい。
それだけではなく、そういう演習も事前に何度もやっているというのだ。

2001年3月、FOXテレビが放送した番組は、
遠隔操作で世界貿易センタービルに衝突させるテロ事件のために、
軍事予算が増やされるという内容だったらしい。

詳しくは本を読んでいただければわかるのだが、
さまざまな状況証拠があがっていても、
「でもやはりそんなことするはずがない」と思うのが自然だと思う。
ただよくよく考えると、アメリカはこのような陰謀は、
実は過去何度もやってきているという。

湾岸戦争の水鳥やらせは記憶に新しいところかもしれないが、
自作自演のテロで戦争を仕掛ける原型は、
キューバ戦争をするためのノースウッズ作戦が原型だという。
JFK暗殺事件の不可解さも実は政府の陰謀説が根強い。
パナマ侵攻でも自作自演、イラン・イラク戦争、湾岸戦争などなど、
数え上げればキリがないほど、戦争をさせるための陰謀を、
アメリカ政府が常套手段として使っていることがわかる。

つまり、日本人が考えるより、アメリカで政府自らが、
戦争や権力闘争のために陰謀をするというのは、
そんなに不思議なことではないと考えた方が良さそうなのだ。

そもそもブッシュがきん差で大統領選に勝った2000年、2004年の選挙自体がいかさまだった。
出口調査ではゴアが勝っていたにもかかわらず、ブッシュが勝ってしまったが、
出口調査が外れる可能性は0.1%という。

しかも反ブッシュ支持層へのおかしな選挙妨害も度々行われていたらしい。
黒人の地域にわざと間違えて投票するような説明書が配られた。
ゴア票が捨てられた州がある。
反ブッシュ投票者が選挙前に犯罪者リストに加えられ、有権者リストから排除されたなどなど、
そもそも選挙からブッシュの陰謀があったと言われている。

なぜこのようなことが起こるかといえば、軍産複合体。
ソ連が崩壊し、軍事予算が削減され、軍事産業は困ってしまう。
だから軍事産業が金をばらまきブッシュと結託し戦争を仕掛ける政策をとる。
それによってブッシュにはキックバックをする。
いわば日本の談合と同じで、
不必要な建設関連の公共工事を増やす見返りに、金と票をもらうという、
これがアメリカの場合は軍事産業というとんでもない産業だから、
世界を巻き込む災難が撒き散らされることになる。

ここに紹介した「証拠」だけでは、自作自演には不十分かもしれないが、
考えれば考えるほど、テロの証拠がないどころか、
故意に隠蔽され、嘘の発表がされている事実を考えると、
ほんとこれは全世界を敵に回したとんでもない大犯罪ということになる。

アメリカでは911やらせ説はかなりいろいろな人が、
専門分野的立場から発言しているようだが、
日本では陰謀説が信じられないという固定観念があまりに強いため、
まっとうな報道や検証がされていないきらいがある。
というかアメリカの手が回って圧力かけられているということもあるのだろうが、
こんなアメリカに付き合っていると、ほんと日本は、
数年後に大戦争に巻き込まれる可能性があるということを考えておいた方がいいように思う。



<ここから24シーズン5のネタバレ注意>
私はこの本を読んではっと思ったのである。
24シーズン5は大統領がテロの首謀者というストーリーなのだが、
これは911をパロディにしているのかなと。

・2006年12月6日 冬の夜空
夜24時過ぎ。
今日はさっさと仕事を終わらせて帰ろうなんて計画が、
あっけなく打ち砕かれ、帰りがこんな遅くなってしまったけれど、
あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ、
とりあえず今日のつぶやきかさこ(日記)は何を書こうかなどと、
家の帰路を早足で歩いている時のことだった。

考え事をしながら、時折、夜たむろしている野良猫を探しながら歩いていた私は、
ふっと何かに呼び覚まされるように、顔を上げたのだ。
なんと、そこには、見事に透き通った冬の夜空が空一面に広がり、
都会とはいえ星の群れが煌いていたのだった。

きれいだな。
都会の空でも。
冬の夜空はこんなにも透明感があり、雲一つなく陰りもなく、
まるで昼間のように明るいとは・・・。
心が洗われるようだった。
私は早足の速度を少し緩めて、
冬の夜空をしばし眺め続けていた。

「上を向いて歩こう」とはよく言ったものである。
人間、ついつい忙しかったり余裕がなかったり、
嫌なことや辛いことがあると下を向きがちになり、
下を向くからまた気分が晴れないという、
負のスパイラルに陥っていく。

だからこそ、澄みきった冬の夜空を眺めながら、上を向いて歩けば、
きっと心身ともにプラス思考になれるんじゃないか。

そんなことを思いつつも、
私は新たな想念に捉われていた。
「京浜工業地帯の撮影時期がまたやってきたな」と。
今、写真展に展示している写真もそうだけど、
冬の朝は神々しいまでに済みきっていて美しい空色をする。
早朝撮影もいいが、夜景撮影もこんな日はいいんだろうなと。

寒いけど、冬もなかなかいい季節です。
くれぐれも風邪をひかないよう、手洗いうがいだけでもしっかりと。

・2006年12月5日 口コミ情報の大切さ
ある知人と仕事の出張や旅行話になり、
ホテルの予約はじゃらんnetが多いよなという話になった。
「ポイントがついてそれが割引になるからいい」
というのが共通の認識だったが、
彼はさらに一歩、思わぬことを口にした。
「口コミ投稿が参考になる。3.7点以下(5点満点)は泊まらないね」と。

なるほどなと思った。
インターネットも雑誌もテレビも、純然たる編集記事なのか広告記事なんだか、
区別がつかないぐらい、巧妙に仕組まれている中、
宿がいいのか悪いのか、レストランがいいのか悪いのか、
決定打になる参考意見が、利用者からの率直な感想なのだなと。

私は広告記事を制作する側の人間だし、
旅行ガイドブック制作をした側にもいたし、
普段からよく利用する側にもなるのでわかるのだが、
ほんと最近の記事は巧みにできていて、特にほんと写真に騙される。

量の少ない料理はアップで撮ればわからない。
雰囲気のよさげな場所だけを写し取れば、あたかもホテル全体がそんな感じと錯覚する。
文章にはわかったようでわからない横文字キャッチコピーを並び立て、
なんとなく雰囲気で誤魔化し、よさげ感を煽る。
そして事実ではあるがいいことしか書かず、
悪いこと、デメリットは書かない。
このようにできあがった記事を、さらに最近では賢くなった利用者に気づかれないように、
広告っぽいわざとらしさ感を出さないようにオブラートに包むと、
はい、騙し記事の出来上がり。行ってがっかり、見てがっかり、なんてことが、
しょっちゅう起こるようになる。

そんな中、媒体側で制作した記事ではなく口コミというのは、そういうしがらみがない。
製品、サービスについて率直な意見が書かれていて、
メリットだけでなくデメリットも書かれていると利用者は非常に参考になる。

彼が5点満点中3.7点以下は泊まらないといった、この数値設定は見事だなと感心した。
そもそも口コミでわざわざ投稿する利用者のモチベーションってのは、
良かったらみんなに伝えたいと思うから書くのであって、
その場合というのは5点か4点をつけるものである。
日本社会は、的確な批判ができる人間が少ないし、
ネガティブな批判意見というのは受け入れにくい、発言しにくい雰囲気があるから、
まず2点とか1点とかはつかない。
そこそこ不満でも利用後に口コミ投稿を求められれば、
そこで不満を言ってしまうと、自分の利用した思い出に傷をつけることになるから、
無難な3点をつける。
すなわち3点台が多いというのは、隠れた不満がある場所ということになるのだろう。

最近はネットでもアフィリエイトで小金を稼ぐ人も出てきたため、
せっかくの貴重な口コミ情報まで広告化してしまうという、
本末転倒なことが起きているけど、
アマゾンの書評とかカカクコムの製品口コミ情報をみるとよくわかるが、
わりと忌憚のない意見が多く、商品選択の際の貴重な情報源になりうるのだ。

以前はこうした口コミ評判は、まさに「口コミ」で人づてにしか伝わらないから、
なかなか伝播性がなかった。
ところがネット社会では口コミ情報が広く世の中に発信できるから、
非常に影響力を持つようになったのだと思う。

今、企業で働く人が学生たちに自分の仕事を語るというのを記事にする仕事をしているのだが、
すごく学生たちに好評だし、私も聞いていておもしろいのは、
彼らが広告的・宣伝的な話ではなく、率直に本音を話すからだ。
「はじめからこの仕事をしたいわけじゃなかった」「別にこの会社に入りたかったわけじゃなかった」と。
ところがある過程を通じてそれが変わってきたことを本音で話すから、
学生は美麗字句で塗り固められたリクルート情報や会社情報より、
熱心に聞き入り、その会社や仕事に興味を持つという好循環を生んでいる。

私もそのような観点から、ネガティブなこと、批判的なこと、制作途上の過程のことを、
このネットでは書こうと思っている。
なぜならそれが貴重な情報となるからだ。
まあ好みがわかれるものも多いので、いいとか悪いとかは、
あくまで私個人のフィルターを通した私好みのジャッチであることを理解した上で、
映画批評、書評、ラーメン探訪などを読んでいただくと、
参考になる部分も多いかと思う。

ただそんな話をしている折、彼は思わぬことを口にした。
「この前の、篠島の猫写真見たけど、猫が逃げていい写真が撮れなかったら、
そんなもん、載せるべきじゃない」と。

確かにそれはそうかもしれない。
もし私が猫写真集を出すなら、それらの写真はセレクトしないだろう。
ただネットは情報発信のキャパはローコストで無限大に近い。
そうしたことを考えれば、猫好きの方に発信する情報として、
警戒心が強い猫が多く、このぐらいまでしか近づけない写真しか撮れませんでしたというのは、
ある意味では貴重な情報になるのではないかと。

嫌なこと、ネガティブなことを書くと、
書いている自分も読む人も気分が悪くなるから嫌いだという気持ちもわかるけど、
こうした情報を率直に発信することが、時にこの情報洪水社会・詐欺社会での取捨選択の参考になるのだから、
情報共有のために時には発信してもらえたらなとも思っている。

逆にそういうことが言いにくいから、
無記名で事実とはまったく違ったありもしない誹謗中傷とかが、
ネットで蔓延してしまう結果にもなっているのではないかと思う。
健全な批判や率直な意見を言える雰囲気が日本にあれば、
こうした誹謗中傷的などうしようもない書き込みは減るんじゃないかなと。

・2006年12月4日 突き抜けたバンド〜メリディアンローグ
能力・才能のある人間はこうも違うものか・・・。
私ははじめて見るバンドのライブに圧倒されていた。
これは、マジ、すごい!
いつプロデビューしてもおかしくはないなと。

毎回、撮影しているライブイベント関連のバンドではなく、
ミクシィのミスチル好きつながりでマイミクになっていた、
メリディアンローグ涼さんから12/2・3のライブのお誘いが来た。
行くつもりだったが、当日、ライブに行こうか正直迷っていた。
写真展の準備は終わっていないし、腰は痛くなるし、
いろいろ仕事もためってしまっているし、
来るはずのチケットも来ないし・・・。

しかしそんな迷いを吹き飛ばす、ほんとすごい!素晴らしいライブだった!
私はライブハウスに通い詰めている音楽好きでもないし、
ミスチルばかり聴いている音楽のストライクゾーンはかなり狭いはずの私が、
はじめて聴くライブにこれほどの衝撃と感動と素晴らしさを覚えたのははじめてだ。
マジ、すごい!ライブが終わると、速攻で物販コーナーに行きアルバムを購入した。

バンドの名は、メリディアンローグ。
どんなにいいバンドでもいい曲でも、
はじめて聴くものって耳が慣れていないから、
いいって思うにはある程度の時間がかかるのが普通。

でもライブがはじまってすぐほんと度肝抜かれた。
ボーカル涼さんの、圧倒的な音域の広さと声量のすごさと、
そしてメリハリの効いた歌声にあっという間に虜になった。
XのToshiかLUNASEAの河村隆一かはたまたラルクアンシエルのボーカルか。
高音域で歌が圧倒的にうまい。

そしてボーカルの歌のうまさだけじゃなく、
それを支えるバンドのメンバーの演奏も素晴らしい。
ボーカルの歌のよさをつぶすことなくジャカジャカやらず邪魔せず、
でも盛り上げるところ、演奏で聴かせるところは、
余すことなくその力を発揮する、技術とバランスの良さ。

曲もすごくいい。はじめて聴くのに、こんなに引き込まれるなんて。
2時間のワンマンライブにもかかわらず、曲のレパートリーのよさと構成のよさで、
まったく飽きさせず、物足りなさも感じさせず、
そして観客をのせる見事な巧みなライブパフォーマンスで、
ライブ空間を一つにしてしまう、すさまじい魅力。

歌詞はあまり聞き取れなかったんだけど、
歌詞カードをみるとかなりの社会派で私の大好きな詩ばかり。
ライブを終わった後の涼さんはじめとするメンバーの腰の低さ、人柄のよさが、
音楽にもにじみ出ている感じがした。

音楽、演劇、写真、文章、イラストなどさまざまな表現手段があり、
そうした表現で食って行きたいと夢見る人たちが数多くいる中で、
どんぐりの背比べではなく、彼らは明らかに抜きんでた存在だった。

私は感服した。
またライブに行き、彼らのCDを全部買いたいと思った。
そんなの、プロのアーティストだって、なかなかそうは思わない。
もちろん音楽の嗜好は一人一人違うから一概にいえないかもしれないけど、
私を一瞬で虜にしたメリディアンローグというバンドは、
数ある無数のバンドとは決定的に違う、
圧倒的な魅力と輝きを放っていたことは確かだ。

ということでも音楽好きの方だったら、一度彼らのライブに行ってみることをおすすめします。
そしてきっと、近い将来、
彼らは多くの人々にその名を世に知られることになると私は確信している。

そんな素晴らしいライブにお誘いいただいた涼さん、ありがとう。
そしてミクシィでまた1つ、いい出会いができ、とてもうれしかった。

メリディアンローグ・ホームページ
http://meridianrogue.com/

ミクシィのメリディアンローグコミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=237049

・2006年12月3日 今日から写真展です!
12/3(日)から12/9(土)まで1週間、写真展をやります。
ぜひ有楽町界隈にお越しの際は、入場無料ですので来ていただければ。

写真を展示している「たちばな画遊会」に、
2002年、第2回から参加していて、今年で5回目の参加となるのだが、
写真展には金と手間がかかるので、毎年、参加するかどうか迷う。
でも、今年も参加することにした。

グループ展なので1年に1回、その人たちと作品を見せ合う楽しみや、
この会を主催しているのが前の会社の社長という縁もあり、
あんまり知人が見に来なかったとしても、やる意味はあるかなと。

ちなみに金はどのぐらいかかるかというと、ものすごいかかるわけじゃない。
有楽町駅目の前という一等地で1週間も展示して、
だいたい1人2万円程度の参加費と安い。
ただプリントだのフレームだのって毎回お金がかかるのと、
お金より何より、年末のくそ忙しい時に、
いろいろ準備をしなきゃいけないという、
時間のやりくりの方が大変だという面が大きい。

考えてみれば、ネットなら私の写真をローコストで、
かつ東京にいる人だけでなく多くの人に簡単に見てもらうことができ、
何枚でも写真を掲載させられるからとか思うんだけど、
プリントアウトし、物としてある場所に展示し、
そこで実際に足を運んで目の前で見てもらうという、
そういうチャネルも大切にしたいなという思いもあって出すことにしている。

友人・知人がやっている、写真展とかライブとか演劇とかって、
誘われても結構面倒くさいものだし、
「所詮はあんたの自己満足でしょ」みたいなこともあり、
また時間をとられるということもあって、
なかなかそうそう行かないということはすごく気持ちがよくわかるんで、
何かのついでとか、すごく興味があるとか、
またはかさこさんと一度会ってみたいとか、
そういうことで来てもらえばなとも思っている。

あと今年は撮影協力してくださったモデルさん方々への、
何か恩返しができないかなという思いもあった。
私の撮影している写真の中で、東京少女はわかりにくい。
猫写真、旅行写真、京浜工業地帯写真は、
多分、誰が見ても理解ができる素直な写真だと思うけど、
東京少女はそうじゃないから(笑)、
会場に出展しているおじちゃんおばちゃんから、
「前に展示した猫写真がよかったのに」なんて今年も言われるかなとも思いつつ、
モデルとなった方々が友人や両親などを連れて、
見にきてもらうのにはすごくいい場なのかなと思って、
東京少女を展示することにした。
(京浜工業地帯写真も展示しますが)

展示しようと思って、改めて自分の撮影した写真を再確認する作業もまた楽しい。
ああでもないこうでもないと、ネットでアップするのとは、
また別の基準で選ぶ作業の中で、自分の写真に対する見方も変わってくる。

とまあそんな心の紆余曲折を毎年経ながらも、
毎年「出した方がいいだろう」という結論に達して、展示しているので、
ついででいいので来ていただけると大変うれしいかなと。

日時:12/3(日)〜12/9(土)10時〜19時
(12/3のみ13時〜/12/9のみ〜17時)
場所:有楽町駅前・交通会館2階ギャラリー「たちばな画遊会」
料金:入場無料

写真:東京少女/京浜工業地帯(あわせて17枚)
電話:03-3215-7962(会場直通電話)

私は常駐しておりませんが、今のところ、会場にいる時間は、
12/3(日)13時〜14時30分/12/9(土)16時〜17時、の予定です。

・2006年12月2日 来年の前に今年の目標を振り返ってみる
今年も残すところあと1ヵ月。
さてさて来年は何にしようかと、すっかり今年を忘年する前に、
あと残り1ヵ月、今年まだ実現していないことをやるための、
ラストスパートに使ってみてはいかがでしょう?

わりと年末年始になったりすると、
気分も新たに手帳や日記帳を買ったりして、
今年の目標とかやりたいこととか考える人も多いと思うけど、
今時分になるとすっかり忘れて放置されているのではないでしょうか。

先へ先へと来年のことを考える前に、
今年を振り返って、残り1ヵ月で「挽回」をはかってみる。
もう1ヵ月しかないけど、新しい年になる前に意識し行動すれば、
それがきっと来年につながるはず。
ということで12月になったので、今年の目標を思い返してみて、
どれほど実現したかチェックしてみるとよいのではないでしょうか。

私もすっかり打ち捨てられた手帳には、
今年1月時点で目標が書いてある。
@はかねこ写真集出版とカメラマンデビュー
A撮影作品ストックを続ける(京浜工業地帯/東京少女/ライブ写真/サラ金続編)

@は残念ながら実現できませんでしたが、
写真集は出せませんでしたが、猫雑誌掲載と、
「噂のカメラマン」という写真集でカメラマンとして紹介され、
道途上ですが、ワンステップは今年踏めたかなと。
引き続き、はかねこ写真集出版に向け、今年も残りわずかですが、
アクションを続けていく予定です。

Aは順調にできました。
今年前半は土日、雨の日が多く、
やや京浜工業地帯は少なかったと思いつつも、
昼、夜撮影にそこそこ行けました。
12月になったので朝の風景が素晴らしいので、
撮影にまた出かけたいと思っています。

東京少女は思わぬストックが。
今年1月の時点ではこんなに撮影できるとは正直思っていませんでしたが、
いろいろな人の協力のもと、10人以上撮影することができました。
というわけで、上記の写真を、明日の写真展に展示ということで。

サラ金続編はなかなか書けなかったのですが、
アイフル全店営業停止処分というとんでもない突発ニュースのおかげで、
新たな作品を出版することができ、
こちらもまさかまさかの思わぬ副産物に。
猫写真集は出版できなかったけど、
昨年の「サラ金トップセールスマン物語」に続き、
著書を出せたことはとてもよかったと思っています。

と、こんな風に振り返ってみて、
足りない部分を補い、また来年につなげていけば、
行動の積み重ねがきっと夢の実現になるんじゃないかなと。

別に大それた目標を立てる必要はないと思います。
どこかに行きたいとか、何かを買いたいとか、
大小かかわらず、自分のやりたいこと、好きなことを書き出して、
それに日付の目標を入れていき、実現度合いを時折チェックする。
12月はチェックするのに適した時期。
自分の人生が楽しくなるよう、ぜひ目標と進行具合を確認してみてください。

さて、来年は何をするか、何ができるか。
今から楽しみだな。

・2006年12月1日 アメリカと日本の関係を知るおすすめ良書
『増田俊男の2007年大予測 空前の内需拡大バブルが始まる!』
(ダイヤモンド社 増田俊男著)
といういかがわしいタイトルだが、
中身はこのタイトルとあまり関係がなく、
アメリカが今、世界戦略を考えていて、
日本をどう位置付けているかがすごくよくわかる、おすすめの良書。
ぜひ読んでいただきたいが、
どんな中身か簡単にここで紹介しておきたい。

一言でいうなら、アメリカはドル通貨基軸防衛のため、
中国および中東をドル経済圏にすることを当面の最大目標にしており、
そのために、政治・経済・軍事あらゆる面で全勢力を傾けているということだ。

アメリカの経済繁栄のためにドル決済経済圏を増やしたいのだが、
近年のユーロ圏の拡大に伴い、脱ドル化が進んでおり、
非常に危惧をしているという。
イラクのフセインを叩いたのも、
フセイン大統領が石油をユーロ決済にすると言い出したからだという。
石油がドル決済ではなくユーロ決済にされたらたまらない。
イラクだけでなく他の中東諸国もユーロ決済にされたら、
ドル通貨の影響力および価値の低下は、アメリカ経済にとって大きな打撃。
そこでイラクを叩き、アメリカに都合のいい「民主」政権をつくり、
ドル経済圏にしっかり組み込もうと著者は言う。

なるほど、そういう見方もあるのかと感心した。
私は今、仕事で外国為替の話をちょっとかじっているのだが、
為替って非常によくわからない部分があるわけだけど、
単なる通貨交換の変動相場に、命をかけるほど熱心に働いている人たちが、全世界にいる。
ますますグローバル、ボーダレスな経済世界になるにつれ、
通貨の強さというのは自国の強さ、自国経済の強さに他ならないのだ。

中国も同じ理由。
軍事的に制圧とかそういうことじゃなく、
高度経済成長で躍進する中国をなんとかドル経済圏にとどめておきたい。
そのために、北京オリンピック前の中国バブルを煽るだけ煽って、
2007年に中国バブルが崩壊したら、そこを狙って、
反政府勢力を煽って一党独裁政権を倒す画策をし、
アメリカに都合のよい「民主」政権を打ちたてようとしているという。

こうしたドル防衛戦争の中で、日本はアメリカにとって、
最も頼れる貴重なパートナー(というか属国)という位置づけ。
経済影響力を持つ日本をしっかりドル経済圏の防波堤であり最前線基地として機能させるため、
日本を経済的にも軍事的にも強い国にしなくてはならないとアメリカは考えており、
だからアメリカの圧力で、安倍政権が急に軍事的な舵取りを行っていたり、
小泉政権下で郵政民営化をはじめ、経済正常化が進められたというのだ。

こうしてアメリカの思惑により日本を強くする施策が、
親米自民党政権で強行にすすめているがゆえに、
その恩恵を受け、日本は円高・株高・内需拡大になると予測している。

このような通貨基軸からアメリカの戦略を分析するという観点が、
私にはまったくなかったため、非常に参考になる書だった。
ただ私が再三いっているように、アメリカの「身勝手な」行動の元凶は、
石油利権と軍産複合体に尽きることにはこの本も変わりない。
北朝鮮のミサイル実験によりミサイル防衛システムが前倒しになり、
アメリカの軍産複合体が儲かっているとか、
石油利権のために今度はイランを戦争しようと考えていて、
それでアメリカはさまざまな挑発行為を行っているとか、
戦争を利用して世界経済制覇を企む死の商人=悪の枢軸国家であることは、
通貨の観点からアプローチしても結果は同じである。

またアメリカ国内での指摘で興味深いのは、
アメリカ政策に影響力を与える存在として、シンクタンクが台頭しているという点だ。
シンクタンク自体の政策提言競争で、
アメリカの国益を最大化する世界戦略が生み出されているというのだ。
なるほどそうしたことが、
ここ最近の非常に巧妙化したアメリカの世界戦略の源泉になっているのだなと。

こうしたことを考えると、
小泉政権以後のブッシュとの蜜月および、
アメリカの国益を叶えるための日本政策圧力が、
時に日本にとってもいい場合もあり、
国内改革が急速に進んでいるという面もある。

日本の未来がどうなるかを決定づけているのは、
アメリカの世界戦略といっても過言ではない。
軍事的にも経済的にもアメリカの属国になろうとしている日本を知るために、
この本は非常におもしろい本だと思うので、
よかったら読んでみてはいかがだろうか。








・前回のつぶやき