かさこが普段の生活の中で感じたこと、思ったことを、独り言のようにつぶやくコーナーです。
毎日書き加えられていきますので、また見に来てください。 意見・感想のある方は掲示板をご利用下さい。
mixiやってますので、ぜひマイミクを!(「かさこ」という名前です)
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・お知らせ:旅記事連載情報
josepというライフスタイル総合情報サイトにて、 不定期で旅記事を連載してますので、
よかったらのぞいてみてください。
西表島 チェコ・プラハ
・2006年8月31日 尾道墓猫・寺猫写真
尾道は京都か鎌倉に匹敵するほど寺が多い町で、お墓も多く、
なぜかそこには猫がいる。
というわけで「はかねこ」カメラマンかさこの尾道バージョンはかねこ写真をお楽しみください。
・尾道墓猫写真
・2006年8月30日 尾道猫写真1
坂道と狭い路地と昔ながらの街並みが残る尾道らしい風景と、
猫がマッチしたとっておきの写真をお楽しみください。
・尾道猫写真
・2006年8月28・29日 毒ガス製造の島・大久野島
尾道で猫写真を1000枚近く撮影してきましたが、
整理がおっつかないのでその前にまずは大久野島紹介から。
広島のガイドブックを購入し、ぱらぱらめくっていて、
一番行きたいと思った場所がここ。
1929年に陸軍により毒ガス製造工場が建設され、
島全体が毒ガス製造の場となった。
軍事機密のために、地図から「大久野島」も消されたというほど。
ほんの一部だが、その名残が残っている。
毒ガス資料館を見ると、当時は島全体が毒ガス施設だらけだったが、
今、残っているのは発電所跡や砲台跡、毒ガス貯蔵庫跡など。
ぜひ自分たちが愚かな過ちをしないためにも、
こういう島を修学旅行に組み込むなり、
学会で勝手に惑星から降格されてしまうような、
しょうもない惑星の順番を語呂合わせで覚えさせる暇があったら、
この島で行われた出来事を義務教育で教えるべきだろう。
1929年世界恐慌に端を発し、日本でも不況の頃。
不況対策として大久野島に工場ができるとのことで、
忠海町の市民はこぞって工場勤務を希望した。
毒ガスを作らされることも知らされずに。
イペリット、ルイサイトといった数種類の毒ガスが製造され、
ここで働いていた人の一部は毒ガスのために亡くなり、
また戦後も後遺症で悩まされるといった被害が発生していたが、
毒ガス製造に携わったことがアメリカ軍に知れると、
処罰されるのではといった恐れから、被害が表に出なかったという。
また、ここで製造された毒ガスは中国で使われたらしい。
しかしその事実は昭和59年までほとんど知られなかったという。
上記の理由から関係者が口をつぐんでいたこともあり、
また大久野島の毒ガス施設のほとんどは、
敗戦と同時に証拠隠滅のためぶっ壊されてしまったらしい。
靖国神社の参拝賛否だとか、中国がムカつくとかムカつかないとか、
経済的関係を維持することでメリットがあるから親しく付き合うべきだとか、
そういう低次元の話をする前に、日本人が中国で何をしでかしたのか。
大久野島で毒ガスが製造され、それが中国で実践使用され、
また毒ガス弾が遺棄されたままになり被害者が出ているとか、
まずそういう事実を知るべきではないのか。
私もこんな島があることなんてまったく知らなかった。
実に恥ずかしい。
水金地火木土天・・・なんて惑星の順番を覚える前に、
いくらでも日本人として知るべき事実があるのではないのか。
戦争の悲惨さや中国や韓国との付き合い方や、
これからの平和な時代を維持していくために、
日本軍が行ってきたことをもっと知るべきではないか。
大久野島は広島と尾道の中間ぐらいにある忠海港から、
フェリーがあり、約10分程度で到着する。
ちなみにここには国民休暇村の宿泊施設があるので、泊まることもできる。
毒ガス施設跡や毒ガス資料館を見るには日帰りで十分だが、
ここの宿泊施設は温泉で、夜はこの辺名物のタコ料理が出るので、
泊まってみてもよいかも。
私はここで1泊したが、家族連れなどでほぼ満室だった。
ネットで空室検索し、予約できるので便利。
広島を訪れたら多くの人が世界遺産にもなっている原爆ドームに行き、
戦争の悲惨さやアメリカの横暴さや被害にあった日本人の苦しみを想像するだろう。
しかし、それだけでいいのか?
日本は一方的な被害者ではなく、
原爆ドームのすぐそばの瀬戸内海の島で毒ガスを量産し、
それをアジアでばら撒いていたという事実とセットで考えない限り、
また愚かなる過ちを繰り返してしまうことになりはしないかと、
大久野島の後、はじめて今回原爆ドームを見て思った。
・大久野島写真
・2006年8月27日 猫を求めてちょっくら
猫写真を楽しみにしているかさこワールドファンのみなさま。
猫撮影の旅に出掛けてきますので、更新をお楽しみに!
・2006年8月26日 冥王星ニュースの欺瞞/テリー伊藤のバカさ加減
ニュース番組で冥王星が惑星から降格したと、
どこの局でも大々的に放送していただけど、
このニュース、トップで時間をとって放送するほど、
世間一般にとって重要なのだろうか?
私たちは知らず知らずのうちにマスコミの報道によって、
冥王星降格がよほど重要なことだと洗脳されてしまい、
そんなことよりもっと重要な、
耐震偽装はどうなったかだとか、日本漁船のだ捕事件だとか、
シンドラー製エレベーター問題だとかは、
忘れ去られてしまうように仕向けられている危機感を覚える。
思えば、冥王星なんて単語を使うのは、
受験勉強に迫られ「水金地火木・・・」と無理やり覚えされられた以来ではないか。
そんな程度の単語を全国ネットのニュース番組で、
大々的に報道する意味がまったくわからない。
確かに宇宙を研究する人たちの間では重要なニュースかもしれないが、
多くの日本国民にとって冥王星が惑星だろうが何だろうか、たいした問題ではないはずだ。
思えば、「水金地火木・・・」と惑星を順番にいえる知識があったところで、
惑星というのが国際天文学会の決定で、
勝手に変えられてしまう代物だという事実を教える教育がまったくないというのも、
これまた恐ろしい話だ。
そんなことも知らずに惑星を覚えさせ、テストで答えさせて、
果たして何になるのだろう。
これを契機に惑星の順番を覚えさせる無駄な授業はやめ、
夜中に住宅地の近くの土手で騒がないことだとか、
クレジットカードのキャッシングはいかに恐ろしいかとか、
日本の年金制度の仕組みと問題点とか、
教えるべき知識はいくらでもあるのではないのか。
そういう教育のあり方について問題定義するために、
このおかしな降格ニュースを取り上げるならともかくも、
そんなマスコミがまったくないこともまた実に恐ろしく感じる。
国民を愚かにしておくことが、彼らにとってはそんなに都合のいいことなのだろうか。
おかしなニュースといえば、夜中24時過ぎに高校生5人が騒いでいたせいで、
殺された事件の報道の仕方である。
以前からここは高校生がたむろっていたことが問題になっており、
花火や飲酒をする高校生がいたというのだが、
今回、被害に合った5人組は「花火や飲酒はしていなかった」という、
わけのわからんテロップをつけて、
この高校生たちがまったく悪くないという報道の仕方をしていることだ。
低能無能なテリー伊藤は、
「高校生などが集まって話せる場所がないから堤防で話をせざるを得なかった」と、
まったく意味不明のコメントを堂々と発言する始末。
こういう愚かな人間をコメンテーターとして使っているテレビ局の無能ぶりからもわかるとおり、
まったく問題の本質を捉えた報道をしようとしないのだ。
うるさいから刃物で刺していいわけはないに決まっているが、
花火をしていなかろうが酒を飲んでいなかろうが、
24時過ぎに高校生が5人集まって話をしていること自体が異常なわけで、
しかもそれが以前からあったとするならば、
なぜ警察や学校や親が注意してやめさせなかったのかということである。
結局、問題を放置していたからこんな惨劇が起きたわけで、
逆にいえば、うるさいと刃物で刺すおかしな人がいるぐらいだから、
夜遅く騒ぐのはやめようと、ある意味では、
この異常な男のおかげで迷惑行為防止につながったという皮肉ですらある。
日本のテレビ局のニュースの選び方といい時間配分といい、
国民世論を特定方向に流し込もうとする意図的な報道の仕方といい、
この異常さは何だろうかと毎回訴えているけど、
毎日見続けていると冥王星ニュースが、
いかにも重要なニュースと錯覚してしまうから、ほんと気をつけた方がいいと思う。
・2006年8月25日 銃をめぐる“冒険”
私自身が「平和ボケもいいところ」と言われて突っ込まれそうだが、
先日、撮影のためにマシンガンを探し回った。
ネット通販ではいっぱい引っかかり、
かなり安いものから高いものまで、いろいろと売られていることに驚いた。
こういう需要もあるのだなと。
ただマシンガンなど購入したことのない私にとって、
ネットの写真だけで購入を決定することは到底できなかった。
おもちゃっぽくならない見た目。
女の子が持てる適度な重さ(かなり重いものも多数ある)。
小さすぎず長すぎず適度な大きさ。
このような条件を満たすものを見つけるには、
現物を店頭で見て、かつ、手に取ってみなければわからないと思った。
そこでリアル店舗をネットで探して、ガンショップめぐりに乗り出した。
モデルガン情報を集める際に書店に行ったのだが、ガン専門雑誌はやはりあった。
今は何でも趣味の雑誌があるんだなと妙に感心したりもした。
ありきたりのモノマネで、流行だからといって、
ビジネス誌やマネー誌やちょいもでおやじ誌を作るぐらいなら、
こういうニッチだけど着実にコアな層がいる人向け雑誌を作ることの方が、
どれほど意義深いかと。
ガン専門もあればミリタリー括りのものもあり、
少数ではあるが特定層の「ファン」がいるジャンルらしい。
雑誌や広告の仕事をしている私は、
普通の人よりはいろんなことに触れているつもりだったが、
こんな世界があるとは夢にも思わなかった。
ネットで検索し、リアルにある都内の店舗を見つけたのだが、
できればその場所で何軒もあるような場所があるといいなと思っていた。
そこでぶち当たったのが「アキバ(秋葉原)」である。
萌え文化、オタク文化、アニメ文化のアキバなら、ガンショップもあるというわけか。
なるほどと妙に得心した。
アキバでECHIGOYAほか数軒、ガンショップを回ったのだが、
最低でも15000円ぐらいはしてかなり値段が高いなというのと、
随分、本格的で重そうだなと思って、1度目のアキバ訪問では偵察程度に終わった。
ただアキバでもガンマニアは主流じゃないせいか、ガン専門店というより、
フィギュア、鉄道模型、ガンプラというホビーの1フロアに、
ガンが置いてあるところもあり、
聖地アキバといえど、ガンになるとなかなか難しいなと思った。
ちなみにガンショップでガンを買う主な用途は、
コレクションではなくサバゲー(サバイバルゲーム)のためであるらしい。
今はガスガンではなく電動ガンが主流のようで、
サバゲーに勝つためにいかに性能のよいガンを買うか、ということが主眼らしいせいか、
私が求めているような銃への見た目のリアリティではなく、
たとえおもちゃに見えようが性能の良さを重視しているらしい。
そのため、私の捜し求めている銃はなかなか出会えなかった。
もう一度、アキバに探しに出かけたのが、この前、メイド写真をアップした時のこと。
やはり前回行った店をめぐったのだが、
これといったのがないし、全体的に値段が高め。
アキバにあるドンキーにもいってみたが、ほんのちょっとしか置いていない。
私が探しているのはマシンガン。
普通の拳銃なら比較的多く品揃えがあるのだが、
私の撮影意図から考えると、拳銃ではダメなのだ。
拳銃は弾も少なく、対個人に向けて発砲され、
使われる場面を考えると犯罪がらみが多い。
私はモデルをいわば「テロリスト」に見立てようとしていた。
そのためには連射し無差別に敵を殺すために造られた、
戦場用の銃となればやはりマシンガンしかない。
写真写りを考えた場合も、
女の子に拳銃持たせると、なんだかミニスカポリスみたいで、
変なかわいらしさが出てしまうと困る。
長身の銃なら存在感があり、私の意図を伝える迫力が出る。
ただ同じ長身の銃でも、特定の個人を狙ったスナイパー用の銃では困る。
それはテロではなく暗殺になってしまい、
拳銃と同じく撮影意図からズレが生じてしまう。
そんなわけでマシンガンにこだわっていたわけだが、灯台下暗しというべきか、
アキバの小さな店を回るより、アキバのヨドバシをのぞいてみると、
あるわあるわ、ありとあらゆる銃が置いてあった。
さすがはアキバのヨドバシである(川崎のヨドバシにはこんなに置いていなかった)。
個別商店を回るよりやはり大型チェーン店の方が、
こうしたニッチな分野でも強いのかと思い知らされた。
しかしアキバの銃は当たり前だけど真新しすぎておもちゃみたいなのである。
そりゃそうだ。みんなサバゲー用であるから、
古めかしさなど求めていないし性能が勝負なのだから。
もちろん新品だから高いし、ヨドバシで買うのはやめた。
撮影日時が迫ってきて、
今度はモデルガンを売っている東京マルイというメーカーのサイトに、
ガンショップリストがあったので、
そこをリストアップし、川崎、蒲田などの店を探した。
蒲田になかなか品揃え豊富な店があったが、やはり高い。
撮影期日も迫っており、最悪、アキバのガンショップで、
端の方に売られていた中古品で手を打つかと思っていたが、
もう1軒、まだ行っていない早稲田の専門店アンクルを訪れてからにしようと思った。
平日の日中に行ったのだが、ここ、すごいのである。
ほとんどが中古品で実際に自分で手に取って確かめられるからいい。
平日にもかかわらず夏休みのせいか結構、客もいて、
地方から15000円の新品拳銃を買っていった、母親と一緒の小学生もいた。
拳銃しかりマシンガンしかり、品数が多く、
勝手に手に取れる品が多く、かつ中古品のせいか圧倒的に安い!
私がこれまで見てきたアキバにしろ蒲田にしろ、
中古品でもどんなに安くても1万円はくだらないのだが、
ここは傷物とかもあるせいか3000円とか5000円とか7000円とかがいっぱいあった。
撮影で一回こっきりしか使わないし、
できれば汚れて傷があるぐらいの方がいいし、
自分で手にとって重さと長さを確かめられるので、
撮影目的の私には素晴らしい店だった。
何丁か銃を持ってみて、4800円という手頃なマシンガンを購入したのである。
文化や経済が発展するといろいろな世界があるもんである。
ただ私が購入したのは正確にいうと、マシンガン(機関銃)ではなくライフル銃らしい。
機関銃は連続発射を可能にした銃なのだが、
ライフル銃というのは、連射もできるが、
機関銃に比べると長時間連射は難しいらしい。
ただ携帯性を重視して機関銃より小型で、
実際に戦争にも使われているようだ。
銃がホビー用に売られる社会がいいのか悪いのかは別として、
それだけやっぱり日本は平和なんだなと思う。
でもほんとちょっとしたことでのあやうさもある。
この前は北方領土で漁船への威嚇射撃で日本人が一人死に、
改めて日本という国は、最も仲良くすべき距離的に近い国々と、
ことごとく仲が悪いんだなと。
(ロシア、中国、韓国、北朝鮮)
しかもどこもかなりの軍事大国だ。
何かのきっかけに戦争になってもおかしくはないんだよな。
次期総裁戦がもうすぐある。
残念ながらどいつもこいつもである。
じゃあ民主党の小沢一郎がいいかというとやっぱりノー。
日本はアメリカを基軸とせず、
近隣諸国やその他の国々と仲良くする外交ってできないのだろうか。
結局、第二次世界大戦に突っ込んでいった原因の一つは、
日本が長期的・戦略的な外交ができなかったからだろう。
ホビー用の銃が戦争用の銃に代わらないように、
アメリカ以外の国とも仲良くする方法を考えていかないとな。
単に靖国に行かないとかいうそんな「単純」なことではなく。
ちなみにどうでもいい話だが、
「セーラ服と機関銃」が長澤まさみ主演でTBSドラマでリバイバルされるらしい。
別にそれにアイディアをいただいたわけではないが、
写真の見え方としてはこれに近いのかもしれない。
マシンガンと少女
・2006年8月24日 災い転じてデジカメプリント
8/21のつぶやきかさこで「何事も行動(営業)」と書いた。
ということでわたくしもつぶやきかさこでぼやいただけでなく、
早速行動に転じようと、家で撮った写真の大量プリントアウトをし、
営業をかけるぞと意気込んで、
ヨドバシカメラでプリンターのインクと2Lサイズの写真用紙と、
アルバムを購入してきたわけだが、
大量にデータを送ったせいか完全にプリンターがいかれてしまって、
5枚ほど印刷した時点でジ・エンドになってしまった。
「プリンターなんかに負けないぞ」と書いたものの、
どうやってもプリンターが直らない。
というわけで私はプリンターに負けたのであった。
しかし、プリンター故障のおかげで、今までなんとなく忌避してきた、
写真屋に頼むデジカメプリントに切り替えることにした。
家でプリントアウトするよりコストと時間と面倒がかかり、
かつ細かい色の微調整ができないから嫌だと毛嫌いしていたのだ。
ところがうちの妻がデジカメプリントをやっていて、
それがすごくきれいに出ている。
しかもわざわざ店に行く必要もなく、ネット注文で郵送で届けてくれるという。
そこで私はこれは便利だとばかりに、
デジカメプリントに切り替えることにした。
ネットで検索するとでるわでるわ。
どこも熾烈な価格競争を行っていて、
キャンペーンとか割引とかやっているんだけど、
2Lサイズという比較的大きなサイズで、
なんと1枚25円というところを見つけた。
イメージングゲート
気になったのはデータ転送。
私の写真は1枚1.5MBぐらいあり、200枚ぐらいプリントする予定。
データのアップロードがくそ面倒臭いのではないかと思ったのだが、
フォルダをコピーするだけで10分程度で済んだ。
注文したのが8/21月曜日の夜23時過ぎ。
特急仕上げで注文すると、なんと8/23水曜日には宅急便で到着していた。
こんなにも早く大量注文のプリントアウトをしてくれるなんて。
色もきれいだし、自分で時間をかけて1枚1枚プリントする手間を考えると、
時間がかなり浮き、圧倒的にラク。
しかもコストも自分で印刷するより多分安い。
というのも2Lサイズの一番安い写真用紙を探してきたのだが、1枚18円する。
これにインク代を考えると、店でお願いして1枚25円はかなり安いのではないか。
昔はフィルムで撮影していたから、
旅行から帰ってくるとせっかちな私はすぐに写真を見たくて、
スピードプリントで1枚20円とか30円とか、
えらい高いコストを払って現像&プリントアウトしていたが、
デジカメで撮影するようになってからというもの、
ほとんどプリントアウトすることは皆無だった。
自分の見たい写真はホームページにアップしているから、
そこで見ればいいし、
何か雑誌等の記事に使う場合にもメールやCDで送れば済むからだ。
デジカメになって写真屋は潰れるんじゃないかと思ったが、
逆にデジカメプリントが活況を呈しているというニュースを読んで疑問に思っていたが、
なるほど、確かに普通の人ならやっぱりプリントした方が見やすいし、実感がわく。
私も営業用となるとやはりプリントした方が見やすいので、
今回大量プリントアウトしたわけだけど、
ネット注文でできる格安デジカメプリント商売というのは、
非常にいいビジネスだなと思った。とても満足している。
というわけで、何事も災い転じて福となし、
行き詰ったら別の方法を考えてみればいいのだ。
と偉そうなことをいいつつ、実はただプリンターが直せないだけなのだが。
とにかく行動あるのみ。
当たって砕けろと気持ちで失敗を恐れず、
変なプライドは捨てて、やりたいことがあるならそれに邁進してほしいな。
自戒もこめて。
・2006年8月23日 特例という名のグレーゾーン
アイフル問題が起こったのをきっかけに、
サラ金の灰色金利(グレーゾーン金利)は違法・悪徳とわめきたにもかかわらず、
行政(金融庁)は特例という名の新たなグレーゾーンをつくろうとしている。
現在問題になっている29.2%という貸金上限金利を、
1社分10万円まで特例で認める方針だというのだ。
そもそも、灰色金利についてはサラ金はまったく悪くないわけですよ。
上限金利が29.2%と18%という矛盾する法律が2つ存在していること自体が、
おかしいわけだから。
やっとこの矛盾した法律を一本化しようという流れになっているのに、
なんでまた新たなグレーを生む温床となる「特例」なんかを認めるのだろう。
サラ金問題はサラ金自身よりも行政や政治が悪いと、
拙著「アイフル元社員の激白」でもさんざん書いてきたが、
また愚行の二の舞をしようとしている。
1社だけ10万円のみ29.2%なら許されるって、
自ら法律の抜け道つくってどうするのか?
こういうバカなことをしているから、
日本社会はいつまでたっても健全にならないし、
あいまいな法解釈から消費者がバカをみる仕組みができあがってしまうのだ。
別にサラ金問題に限らず日本の政治・行政はいつもこうだ。
企業や業界団体のご機嫌うかがいして、
接待されて彼らの言いなりになっているから、
社会的正義や消費者利益という世論に押されながら、
特定団体の利益供与を計るような「特例」という名の温情措置を行い、
玉虫色の法律をつくって、
いつまでたっても同じ問題が繰り返される社会構造をつくってしまう。
なぜこんな簡単なことすらできないのか?
出資法の上限金利は29.2%。
利息制限法の上限金利は18%。
2つの矛盾する法律が存在しているからおかしなことになるんだから、
特例なんていわず、さっさと法律を1つにして、
上限金利をびしっと1つに決めるだけでいいわけだ。
それを圧力かけられたのか賄賂を受け取っているのかしらんけど、
特例を認めて自ら法律の抜け道をつくるとは・・・。
開いた口がふさがらんですよ。
おかしな法律をつくればそこに法解釈によって捉え方が変わってくるわけで、
利息制限法以上の金利を取り戻す弁護士がボロ儲けし、
はっきりしない法律のせいで無駄な裁判を増やしている。
どうして社会を良くすることではなく、ややこしくすることばかりするのか。
まあしかし、灰色金利についての世の中の認識の甘さは、ほんとひどい。
先日、武富士の教祖、元会長・武井保雄氏が死去したニュースの際、
天下の大新聞、読売新聞はこう報じた。
自分の写真を社内に飾って社員に敬礼させるワンマン経営者ぶりや、
利息制限法の上限金利を上回る高金利での貸し付けなど、経営手法には批判もあった。
こういう明らかな事実誤認を平気で書いてしまう記者しかいず、
平気で全国にまいてしまうマスコミの低レベルさ。
「利息制限法の上限金利を上回る高金利での貸し付けなど、経営手法には批判もあった」
これは決定的に間違いである。
利息制限法を上回って高金利で貸付しているのは、
武富士だけに限らずサラ金すべてそうだし、
銀行系のクレジットカード会社だって利息制限法を上回る高利で今も貸しているわけで、
それに対する経営手法の批判などない。
むしろ経営的に見れば、出資法上限金利を守った合法金利で、
収益増をはかり、億万長者になり株式上場を果たしたわけだから、
経営手法としては賞賛されこそすれ、批判はされない。
このように天下の大新聞すらきちんとこの灰色金利問題を正しく認識できないわけだから、
ましてや消費者、一般国民がこんな複雑な、というかおかしな法律を理解できるはずもないし、
そもそも理解することが不可能なおかしな法体系になっている。
だからこそグレーなゾーンを廃止して、法律で白黒はっきりつけ、
何が悪くて何がいいのかをはっきりさせるべきなのに、また特例。
こうして特例を許すから、ライブドアのホリエモンや村上ファンドのような、
グレーや抜け道を狙った輩が出てくるわけです。
こんな愚かなことをやっているから、
合法的にクレジットカード会社やサラ金が暴利をむさぼり取れるのだ。
いっそのこと日本の法律は一切の特例を禁止してつくるようにした方がいいんじゃないのか。
特例をつくることでバカをみるのは、あなた。
そう国民でしかないのだから。
ブログ「アイフル元社員の激白」
・2006年8月22日 20〜30代女性特有の揺らぎ〜東京少女写真のコンセプト
最近、女の子写真ばっかりアップして、
かさこさん、どうしたの?という声もきっとあり、
また最近、新メンバーが加わり、
東京少女写真コーナーがぐっと盛り上がってきていることもあり、
自分自身が整理する上でも、これまで撮った写真を振り返りつつ、
改めて東京少女写真をと考えてみたいと思う。
撮影したのは奇しくも24〜28歳の女性という、特定の年齢層に偏っている。
※限定して集めたわけではないのだが。
撮影した彼女たちが、というわけではないが、
20〜30代の都会に住む現代の女性は、
たくましくもある一方、はかなくもあり、人生をものすごく謳歌しているようで、
どこか物憂げでなげやりな面もあり、
同年代の男性なんかより、また違う時代の同年齢の女性より、
悩みが深いのではないかと思っている。
それを写真で表したいと思ったのだが、
その大きな原因となっているのは、
女性の生き方の選択肢が増えたにもかかわらず、
ある一部分では非常に昔ながらの価値観が根付いているせいで、
制約もうけつつあり、その辺で折り合いをつけるのが、
非常に難しいのではないかということだ。
ものすごく大雑把にいえば、
昔は女性が会社で働くという選択肢しかなく、
結婚して子育てするのが当たり前だったのが、
いわゆる「女性の社会進出」が都会では当たり前になり、
20〜30代前半の女性は、常に、
何をして働くのか、働き続けるのか、結婚するのかしないのか、
子どもを生むのか生まないのか、
結婚や出産にかかわらず、仕事を続けるのか続けないのか、
はたまた一人暮らしを続けるのか、実家に戻るのかといった、
揺らぎというか悩みが、表面的に出てくるかどうかは別にして、
根底にあるのではないかと思う。
特に出産となると高齢出産が増えてきたとはいえ、
男性と違い、決定的な肉体年齢の限度がある。
それまでに働くことと結婚することとその後のことを、
どこかで決めなくてはならない。
でも今、悩んでいても結論は出ないし、
仮に「こうだ!」と決めたところで、常に迷いや悩みが生じる。
一方で、これも誤解が生じるかもしれないが、
あえて大雑把にいうなら、女性は働かなくても生きていける選択肢がある。
夫がしっかりしていれば働く必要はないのだ。
だから仕事は結婚するまでの、お金をもらえる趣味的要素を強めることもでき、
まして実家にいれば経済面は非常に楽なので、
ショッピング、旅行、ファッションなど、今を謳歌することもできる。
そうした「自由さ」が、同年代の男性とは違った、いきいきさにもつながっている。
ところが地方に目を向ければ、晩婚化の波が以前より押し寄せてきたとはいえ、
やはり東京より圧倒的に早い。
田舎に帰れば同年代の女の子は結婚どころか子どもも2人目みたいなことも、往々にしてある。
また、以前より社会が女性に門戸を開いたとはいえ、
有形無形の性別差別意識はかなり日本社会に色濃く残っていて、
時折、そうした壁にぶつかり、働くことの意味を問い直さざるを得ない状況もある。
そんな都会に住む結婚前の若い女性の二律背反というか、
揺らぎみたいなものは言葉より写真で表した方がいいのではないかと思って、
「彼女たち」を撮り始めた。
私は男性なので、女性から見た職業観を捉え違いしている可能性がないとはいえないが、
編集という仕事柄、モデルとなっている方々だけでなく、
多くの同年代の女性と接する機会があり、
仕事、転職、恋愛、結婚観、子ども観などを折に触れて話していると、
上述したようなことが透けてみえてくる。
選択肢が中途半端にある分、迷いや悩みも深いのではないかと。
これは私の勝手な憶測だが、
だからこそこの年代の女性は、時に男性顔負けなぐらいお酒を飲み、
そしてたばこを吸うのではないだろうか。
意識するしないを問わず、根底的な精神的ストレスにさらされているから、
お酒やたばこがストレス解消の必需品としての役割を、
果たしているのではないだろうかと。
また、時に簡単に死や自殺を口にしたり、
自分の容姿や能力を全否定するような、
自信のなさをかいまみせたりもして、
彼女たちの奥底にあるものの「深さ」を感じる時もある。
でもこうした悩みや迷いは、年齢が解決してしまう場合も大きく、
年齢的リミットで結婚して出産してしまえば、
ある意味での「開き直り」ができ、
迷っているより、今ある環境の中で何がベターなのかを、
自然にできるようになる場合も多いだろう。
だからその前の年齢特有の、
強さと弱さが混在した彼女たちの揺らぎに惹かれつつ、
それを写真に収めておきたいと思うのかもしれない。
また、彼女たちがいらん迷いや悩みなく、
暮らしやすい社会になるにはどうしたらいいのだろうかと、
性別役割分業について私自身が考える何かのきっかけにしたいのかもしれない。
彼女たち特有の迷いや悩みとは何なのかを知りたいのかもしれない。
逆にいえば、彼女たちを撮ること・考えることは、
同年代の「だらしない」男性を考える上での一つの映し鏡でもあり、
豊かな時代にもかかわらず、どこか幸せ感のない、
社会の歪みを映し出す一つの鏡として捉えているのかもしれない。
とまあ、これだけ偉そうなもっともらしそうなことをいいつつも、
猫写真や子ども写真と同じで、妙な理屈をこねくりまわさなくても、
ただ、かわいいから撮っているということももちろん大いにあるとは思う。
ただし、かわいいだけの写真であれば、
プロのモデルや女優を撮ればいいわけで、
またやらしさを求めるなら、別にわざわざ私が撮らなくても、
世の中には静止画・動画含め、ごまんとH画像はあふれているわけで、
逆に私のような問題意識から目を向けた女の子写真は、
あまりないのかなとも思っている。
だからこそ私は成人女性に“少女”という言葉でくくっていて、
大人にもかかわらず時折みせるはかなげで純粋な“少女性”なるものを写していることから、
東京少女というタイトルがついている。
“東京”という意味は、地方・田舎に住んでいる女の子の対比で、
別に東京出身者だけを意味するわけではなく、
地方から出てきて東京に住んでいる女の子という意味で「東京」とつけている。
だからといって、被写体となってくれている女の子たちの、
かわいらしさに敢えて目をつぶって写真を撮っているわけでもなく、
彼女たちそれぞれの魅力は魅力として表現できるに越したことはないし、
モデルとなってくれた女の子が「こんなにきれいに撮ってくれてありがとう」
といわれるだけで、それはそれで十分、撮る意味がそれだけであるのではないかとも、
最近そういわれることが多いだけに、思う側面もある。
とまあぐたぐたこうして書いているところを見ると、
やっぱり私の表現手段は、撮ることより書くことなのかなとも思いつつも、
こうして書くことより1枚の写真が物語る奥行きの方が、
押し付けがましくなくいいのではないかと思いつつ、
まあホームページという自由な枠組みがあるんだから、
文章か写真かのどちらかに絞らず、
こうした種明かしをしてもいいのかなとも思っている。
・東京少女写真
・2006年8月21日 何事も行動(営業)
頭でっかちな奴が多い。
かくいう私もその典型例だ。
特に昔はひどかった。
文句ばかり、批判ばかりいって、自分は棚に上げているわりに何もせず、
チャンスが回ってこないのは、自分が認められないのは、
社会が悪いとか、他人の見る目がないとか、
そんなことばかり言って、
いつかどこからともなく好運が舞い降りてくるのをただ待っていた。
たとえば本・音楽・演劇・写真・モデル。恋愛もそうかもしれない。
「自分より能力ない、なぜあんな奴が・・・」
「運がない」「コネがない」などなど、恨み節の言い訳のオンパレード。
でも、それは違うということに気づいた時、
そんな風にまだ言っている友人を見ると心が痛む。
そこから自分の意識を脱しない限り、何もはじまらないと。
土曜日、撮影のため、下北沢に行った。
あそこには音楽や演劇などでメジャーデビューを夢みる若者がいっぱいいて、
街を歩いているとエネルギーをものすごく感じ、
いい刺激になったのだが、
そこで地道にストリートライブからメジャーデビューしている実例が、
結構間近に転がっているらしく、やっぱり行動あるのみだなと思う。
技術うんぬんかんぬんの前に、アクションを起こさなきゃ。
ストック(作品)をためることも大切だけど、
それを世に知らしめる広報活動とそれを世に売る営業活動も、
実はものすごく大切なこと。
それをせずに「俺は認められない」というのはただの行動力なきチキン野郎。
「売れている」奴にはわけがある。
才能とか技術うんぬんかんぬんの前に、
売り込む行動を起こしていること。
世の中の仕事だってそうじゃない。
営業力がある会社が仕事をいっぱい取ってくる。
いくら技術があってもそれを広報&営業しなきゃ、誰も知ってはくれないのだから。
下北沢に行って、私も背中を押された。
がたがたいわず、営業しなきゃ。
百万回の小言より、たった一回の行動あるのみ。
ということで、早速、私は行動を開始し、
いろいろ買い込んで大量印刷はじめようと思ったのだが・・・、
プリンターが原因不明でぶっ壊れた!
なんだよ、おい。チクショウ!!
でも、そこで、くじけてはいけないのだが、
人間とは意志の弱い動物で、そういう些細なつまずきで、
せっかくの行動をストップしたりしちゃうんだよな。
私は、プリンターなんかに負けない。
・2006年8月20日 東京少女写真〜モデル・はたなかけいこ〜
東京少女〜はたなかけいこ
・2006年8月19日 ドロップアウトのすすめ
24歳で会社を辞め、アジア放浪に出た私は、
ぜひみんなにも本当にやりたいことがあるなら、
ドロップアウトだろうが非常識だろうが、
やった方がいいと勧めてきたわけだけど、
30歳を過ぎた私が今、誰にでもドロップアウトをすすめられるかというと、
もしかしたらノーなのかもしれないと一瞬思い、戸惑った。
というのも私は先日、久しぶりに、
アジア放浪90日間+30日間の話を、500枚近い写真アルバムとともに、
旅に興味を持ってくれた人に話をする機会を得たのだが、
その話を聞いてもしかしたら「ドロップアウトの旅」に、
かなり真剣になっているかもしれないと思うと、
私はその人の人生を大きく左右してしまいかねないと「恐れ」を抱いたのだ。
単純に私がドロップアウトを煽ってもいいのだろうかと。
でもそれは多分、私が年をとったせいか、
知らぬ間に20代の既成の価値観に染まらぬエネルギーを失い、
世間的に「真っ当なこと」の方がリスク(危険)が少ないと、
幾許か「守り」の姿勢に入っている証拠なのかもしれないと思い、
それはいかんなと反省した次第である。
私がドロップアウトを煽ろうが、私が旅の話をおもしろおかしくしようが、
それだけの決断をするのは本人の意志次第であり、
私は所詮、きっかけの1つにしか過ぎない。
本人が一時的にドロップアウトして失うリスクを考えても、
どうしても旅がしたいという情熱があるのならば、
どんな年齢だろうが、性別だろうが、職業だろうが、地位だろうが、
我慢してその機を逃してしまうより、
自分の意志に素直になって、やりたいことをやる方がいい。
※先日、中谷美紀が女優業に疲れ果て、インドに一人旅に出た本が出版され、
興味を覚えて、今、買って読んでいるところなのだが。
ただ勘違いしないでほしいのは、
旅をして何かを得られるかとか、そんな打算的なことではないということ。
旅をして何かを得られるかもしれないと淡い期待を抱いても、
それは簡単に裏切られるかもしれない。
現に私は、90日間+30日間放浪して得たものは何かと聞かれても、
何かこれといった決定的なものをつかんだとは思えない。
でもただ1ついえることは、
自分がどうしてもやりたいということを、
学生の間ではなかったし、会社を辞めてという1つ遠回りをしたけど、
それでも早いうちにやってよかったなという気持ち。
多分、それだけで十分なんだと思う。
放浪して価値観が変わったかという質問もよく受けるけど、
放浪して価値観はあまり変わっていない。
なぜなら放浪しようと本気で決断した時に、
すでに価値観が変わっているからだと。
私に放浪の魅力を植えつけたのは、沢木耕太郎氏の「深夜特急」(新潮文庫)。
ほんとこの本はすごい!
多分、この本を読んで実際に放浪してしまった人は、数知れないと思う。
ま、私もその一人なんだが。
今、思うとするなら、「深夜特急」にあと1年早く出会っていればということ。
私は大学4年生の最後に出会ってしまった。
でももし1年早ければ、学生の間に深夜特急のような旅をしていただろう。
そうしたら世間一般の社会的なリスクは極めて低く抑えられただろう。
ま、それがいいかどうかは別にして。
長期旅行をしていた日本人のほとんどは学生ばかりだったが、
私と同じように会社を辞めて旅に出てきた人がこういった。
「一度、社会に出て旅に出たからわかること、感じることもある」と。
だから、学生の時に旅をするのがいいとかは一概にはいえないかもしれない。
もしやりたいことがあってうじうじしているのなら、
「全部放り出してコンプレックスさえもいわばモチベーション」(ミスチル「I'll be」)
の気持ちで、ぜひ自分の気持ちに素直になってトライしてほしいなと思う。
そのような意味では旅前でも旅先でも旅の後でも、
ミスターチルドレンの素晴らしい歌詞の数々に、
何度となく背中を押され、励まされ、勇気付けられたからこそ、
今でもミスチルが大好きなのだが。
さて振り返るに私は、今、本当にやりたいことをやっているのか。
人にああだこうだ偉そうにドロップアウトをすすめる前に、
自分の生き方を常に俯瞰する目を持っていないといかんなという契機にもなり、
自分がかつて満ち溢れるエネルギーと強固な意志力で実現した、
「ささやかな旅」を振り返ることもまた重要なんだななんて思ったりもした。
ほんの少しの決断力と、ほんの少しの非常識さえあれば、
誰だってこんな自由な旅に出れる。
1999.8.1 関釜フェリーにて かさこ
・アジア90日間旅行
・深夜特急書評
半年も旅をすればひょっとすると自分の人生すら変わるかもしれないわけだが、
このような人生にかかわる行事が、ただバイトを探すのが難しいといった理由だけで、
キャンセルされるというのはさみしい。
「藤原悪魔」「エンパイヤステートビル八十六階の老女」の序文*藤原新也著
これを読んだ3日後、僕は会社を辞めて旅に出る計画を練り始めた。
人生は一度しかない。いつどんな形で不意に死が訪れるかもわからない。
現代社会は、一寸先は闇である。
ならば悔いのない人生を送りたい。やりたいことがあるならやったほうがいい。
やらずに後悔するぐらいなら、やって後悔した方がいい。
そんな思いを後押ししてくれた言葉だった。
・藤原新也本書評
・2006年8月18日 おまとめローン実話の希少性〜なぜ僕が本を出版できたか?
私がアイフルに勤務していた時の実体験物語、
漫画ナニワ金融道風の「サラ金トップセールスマン物語」を出版しようと、
出版社に何十社と原稿を送りつけていた時のこと。
ある出版社の編集者はこういった。
「かさこさんの内容は、普通の無担保ローンじゃなく、
不動産担保ローンという特殊な融資なんでしょ?
そんなの売れるかどうか厳しいな。
それより無人機の仕組みとかそういうの書いてください」
しかし、私の原稿を出版してくださった花伝社の編集者は、
「サラ金の本を何十冊と出してきたが、
不動産担保ローンの話なんてほとんど知らなかった。
これは過去に類似本がないのでぜひ出しましょう」と言ってくれた。
そのおかげで僕は本を出版することができた。
しかし日本経済はバブル景気に浮かれていたせいか、
サラ金問題がまったく話題にされず、
2005年9月に出版した「サラ金トップセールスマン物語」は、
半年を過ぎてもなかなか売れ行きが伸びず苦戦していた。
そんな矢先にアイフルの違法な取り立てによる全店営業停止処分が発表された。
そこで花伝社と相談し「サラ金トップセールスマン物語」の本に、
「アイフルの実体験物語」というPOPをつけて再び営業を開始。
さらに今年4月から1ヵ月で書き上げた、
「アイフル元社員の激白」を今年6月に緊急出版した。
こうして私は本を2冊出版することができた。
しかしご存知の通り、マスコミというのは、
その時々のニュースは必要以上にわあわあ騒ぐくせして、
その後のフォローや問題解決までの道程をしっかり報道しないから、
何年過ぎても似たような社会問題が度々発生する温床となっているのだが、
アイフル問題、サラ金問題しかり、
アイフル全店処分の5月が過ぎると、ほとんどニュースで取り上げようとしなかった。
しかしここにきて再びサラ金問題がヤフーのトップニュースに取り上げられており、
(8/17のヤフートップニュースに「ローン勧誘に信用情報を悪用」と題して、
おまとめローン(不動産担保ローン)の問題が指摘されていたり、
8/15のヤフートップニュースでは「借り手全員に生命保険をかけていた」といったものが掲載)
この秋にも灰色金利撤廃かという動きで、
再びサラ金問題が注視される可能性がある。
おまとめローンは、通常の無担保ローンとは違い、特殊扱いされていたため、
これまでは私のおまとめローン実話本はあまり注目されていなかったが、
ここに来てにわかに脚光を浴び始めている。
そこでこのおまとめローン(不動産担保ローン)について、
克明に記されている数少ない本、
「アイフル元社員の激白」「サラ金トップセールスマン物語」(花伝社、笠虎崇著)
をぜひ多くの人にこの機会に読んでもらいたいと思う。
※特にこれから就職先を考える学生、社会人なりたての方など
サラ金の「おまとめローン」だけでなく、
新生銀行や東京スター銀行といった「銀行」までもが、
まさに今、問題になっているおまとめローン(不動産担保ローン)に手を出していることからも、
ほんとに用心しないと、「サラ金なんて関係ない」と思っていても、
とんだ目にあってしまう可能性が非常に高くなっている。
特に今後は、サラ金およびクレジットカードという、
高収益の暴利を庶民から広くむしりとれるリテール(小口金融)分野は、
これまで庶民に対する金融サービスを無視し続けてきたメガバンクにとっては、
金融ビッグバン以降、外資系金融機関の日本台頭に対抗するために、
なんとしてものどから手に入れたい分野。
だからこそプロミスは三井住友銀行グループに、アコムは三菱UFJ東京グループになり、
残るアイフルこそ行政処分をきっかけに、
どっかのメガバンクグループにくっつけたいというお上の意向とも受け取れるが、
アイフルは一部上場企業だけに、M&Aが活発に行われる昨今、
外資ほかさまざまな企業が敵対的買収をもくろんでいるかもしれない。
こうした金融の大きな動きの中で、
私たちは1%に満たない預金金利を押し付けられ、
過去最高益をあげている金融機関に、
やれ投資信託の手数料だの住宅ローンというとんでもない暴利を、
知らず知らずのうちにむしりとられていることを考える上でも、
サラ金元社員から見た金融情勢が盛り込まれた「アイフル元社員の激白」も、
ぜひ読んでいただければ「騙されない」「騙さない」、
すなわち「被害者」「加害者」にならない生き方ができるのではないかと思っている次第である。
お近くの書店にない場合は、私宛にメールいただければ、
郵送料無料、サイン入り(ご希望の方)でお送りできます。
・2006年8月17日 盆と終戦記念日と夏休みボケ
8/15という不思議な日。
思えば、幸か不幸か、
たまたま昔から行われていた先祖の冥福を祈る仏事である盂蘭盆と、
第二次世界大戦に負け、戦争が終わりを告げたこの日に、
戦死者の追悼をはじめたことから、
それがいつのまにか現代日本では「お盆休み」という一括りになり、
正月に並ぶ、数少ない国民的行事になっている感がある。
そのせいか、お盆休みはほとんどあの地獄の通勤ラッシュがない。
都内は閑散としており、会社への電話も少なく、
毎日がこんな人少ない環境だったら過ごしやすいのになと思いつつ、
世間的なお盆休みという雰囲気に流されそうで、
仕事もあまり身が入らない。
とはいいながら、だんだんと時代・社会が変わるにつれ、
お盆休みの意義も薄れつつあるようにも思える。
私もその一人だが、正月のように一斉休みになるわけではなく、
お盆なんか関係なく働く取引先の人も多く、
またお盆休みというより夏休みをいつとるかという観点から、
どこも大混雑し、クソ暑く出かけるのに不向きなお盆には、
あえて休みをとらない人も増えてきた。
お盆にせよ終戦記念日にせよ、
マスコミがぐたぐた無意味に騒いでいる靖国神社にせよ、
先祖を奉るモノ=すなわち墓であり記念碑なり追悼施設があるから、
そこに行き、手を合わせて拝むわけだけど、
時代の変遷と共に、死後の“形式”も変わってきており、
墓をつくらず、たとえば水葬する人とかも増えているのかもしれない。
先祖代々、●●家の墓として毎年墓参りする行為があるということは、
ある意味では「家族」という仕組みがしっかり機能していた反面、
「家」というものに縛られていた時代でもあったのかもしれない。
離婚が当たり前の時代、親と別居して暮らすのが当たり前の時代、
家を継ぐという発想が薄れてきた時代からすれば、
良くも悪くも「墓参り」という行為は少なくなっていき、
こんな「平和」で「静かな」お盆なんていう国民的行事も、
だんだんなくなっていくものなのかもしれないのだが、
そこに終戦記念日が加わっているために、
まだかろうじてその希薄化に歯止めがかかっているのかもしれなくて、
一国の総理が終戦記念日に戦死者を追悼することは、
それは素晴らしいことだという人も多い理由なのかもしれない。
しかし「家」っていうのは難しい。
「家の崩壊こそが社会の退廃だ」という反面、
行き過ぎればたとえばインドのカースト制度のように、
親から子へカーストが受け継がれ、身分制度が固定されるといったこともあるわけで、
そのような意味では、お盆というのも、
非常に江戸時代的固定身分制度を助長するものともいえなくもないわけだ。
ただいずれにせよ私たちの存在というのは先祖がいなければ、存在し得ないわけで、
そうした先祖に対する崇高な気持ちというのも、忘れてはならないものなのかもしれない。
とまあ、考えれば考えるほどわけがわからず、難しくなってくるわけだけど、
お盆休みが夏休みに変わったところで、
普段、仕事を休めないお父さんが家族を連れて出かけているのを見ると、
それはそれで新たな「家」制度なのかもしれないとも思う。
そんなわけで私はお盆休みとも墓参りとも無縁の生活を送っているが、
世間のゆるんだ空気を利用して、会社が8/15に引越しし、
事務所が飯田橋から神楽坂に移った。
新事務所のオフィスからの眺めが実に素晴らしく、
テラスにはテーブルやイスなどが置かれていて、
東京の町並みを一望しながら、
ゆったりとした、気の抜けた仕事時間を送っている。
・2006年8月16日 ミスチルマイベスト10
ミスターチルドレンの曲はどれも大好きですが、
あえて現時点でのトップ10をピックアップしました。
1位:Worlds end
(アルバム:I love U )
はじめてこの曲を聴いた時、鳥肌がたった。
涙が出そうなぐらい感動し、
胸を締め付けられるような想いが湧き上がり、
そして自分ももっともっと「自由に」がんばらなくてはと思った。
シングル「箒星」が出た後もなぜかこの曲ばかり聴いている。
長らく僕の中のミスチルナンバーワン「I'll be」を抜かして、
堂々の第一位にしてみんなにぜひこの曲を聴いてほしいと思うぐらい好きな曲。
社会へのフラストレーション、閉塞感の中で、
でもそれに弱音を吐かず、それを言い訳にせず、
自分の意思を前向きにするだけで、世界は変わる。
そんな勇気付けられるようなメッセージが、
物憂げな時代背景をしっかり織り込みながら歌われているから、
この曲に惹かれてやまないのだと思う。
「何に縛られるでもなく 僕らはどこへでも行ける
どんな世界の果ても気ままに旅して回って」
という歌詞がもう最高!感動!感激!
自分がかつて「ドロップアウト」して旅に出かけたことがあるだけに、
そういうこととシンクロして非常に共感でき、かつ勇気付けられる。
誰かのせいにしたり、社会のせいにしたり、政治のせいにしたりしても、
何もはじまらない。
自分の翼をもぎとっているのは自分。
自分を檻に閉じ込めているのは自分自身。
自分で檻を取っ払って、好きな世界を旅して回る。
もう、ほんと、言葉では言い尽くせないほどの最高の曲です!
2位:I'll be
(アルバム:DISCOVERY)
ミスチル最高の人生バラード大曲といっていい。
この曲に何度励まされ何度勇気付けられたことか。
社会の閉塞感の中で、マイナス思考でにっちもさっちもいかない自分を、
そっと、しかし、力強く、後押ししてくれる曲。
桜井さんの心の底から吐き出したような、
一つ一つの言葉が心にぐっと沁み込んできて、
曲が自分の心の中に乗り移って、自分を強く鼓舞してくれる、
そんな素晴らしい曲。
暗さの中にも一筋の光を見出し、そこに突っ走っていく、
そんなエネルギーを与えくれる最高の楽曲だ。
3位:蘇生
(アルバム:IT'S A WONDERFUL WORLD)
ミスチルの中でもこんなにポジティブで、
何の憂いもなく、前向きに踏み出して人生を歩んでいこうという、
明るい曲はすごく稀で、
だからこそ辛い時や悲しい時に聴いても、
嫌なことを忘れてプラス思考に切り替えられる曲。
自分の目の前にぱっと180度、道が開けて、
その道が一直線にどこまで続いているような、
そんな開放感、自由、ポジティブなイメージを強く歌い上げている。
4位:終わりなき旅
(アルバム:DISCOVERY)
マイナスからプラスへ。
ネガティブからポジティブへ。
でも矛盾や憂いを抱えながら、
一歩一歩着実に歩いていこうと後押ししてくれる曲。
自分探しの旅路をどこまでも連れ添っていく覚悟。
人生のはかなさや悲しさがあっても、
適度に力を抜いて、でも力もしっかり入れて、
歩んでいけばいつか答えがみつかるはずと教示してくれるような、
力強いメッセージソング。
5位:名もなき詩
(アルバム:深海)
最高のラブソング。
ミスチル文句なしの大ヒット名曲。
シングルで買ってきて1日ほんと何百回となくリピートして聴いた。
桜井節炸裂の愛の歌。
愛の歌にも社会背景をうまく織り交ぜていて、
でもポジティブな気持ちを決して忘れない強さ。
自分と他人の分かり合える限界とか、
でもそれをあきらめないこととか受け入れることとか、
人の矛盾や感情やしたたかさや醜さも、
全部つっこんでそれでも愛する心みたいなものを歌っていて、
そこら辺にあるような軽い理想的なラブソングじゃないから、
現実の恋愛や人間関係にものすごく近い感覚で歌っているから、
すっと胸に入ってきて、詩も大好きになってしまう。
最高の曲です。
6位:CENTER OF UNIVERSE
(アルバム:Q)
社会へのフラストレーションを余すことなく詰め込んで、
小気味良いテンポで歌い上げる爽快な曲。
スカッとするというかノレるというか、
気分が良くなるというか、すべてをぶっとばして生きていけるような、
そんな錯覚を起こしてくれる。
詩も桜井節を余すことなく発揮し、曲の展開もよく、
人生をリセットして新たなスタート地点に立てる、そんな曲。
7位:タガタメ
(アルバム:シフクノオト)
この曲はヤバイ。スゴイ。
現代社会に強烈に解き放った強いメッセージソング。
「被害者」「加害者」の歌詞は、
一面的な見方を再考させられ、
はっと多くのことを気づかされた。
自分たちは社会の被害者だけでなく加害者になっている可能性もあるのだと。
とにかく詩がすごい。
政治的社会派のメッセージは、
今の日本を考える上でなくてはならないものではないかと思わせる。
こういう曲を作れることのすごさに感服し感心してしまう。
8位:旅人
(シングル:マシンガンをぶっ放せ−Mr.Children Bootleg−)
軽快なリズムとテンポに、独特の世界観と皮肉たっぷりの小気味よい歌詞とがマッチし、
なんともいえない味わいを出している、これまた爽快感あふれる曲。
現代社会をあざ笑ったような、でもそれは自分自身もあざ笑っているような、
そんなアイロニーがきいた実に巧妙な曲だと思う。
こういう曲がミスチルにもあるっていうのを、
多くの人に知ってもらいたいなと思う。
シングル曲とは大分趣を異にしているし。
9位:天頂バス
(アルバム:シフクノオト)
この曲をはじめて聴いた時、桜井さんは天才だ!と思った。
こんな曲、つくれるんだ。すげえなあ。
今までと全然違っているけど、
伝えたいメッセージは全然変わっていなくって、
こういう見せ方というか表現の仕方があるなんて、
ほんとすごいなと感心して何度も聴いてしまう。
これまでの曲はある程度の方向性というかパターンがあって、
いろいろとカテゴリー分けできるかもしれないが、
これはほんと異質な曲で、でも受けを狙った感じもなく、
あえておかしな曲にしているわけでもなく、
すっと曲と詩が入ってくることには間違いないんだけど、
この作りこみというか巧妙さはほんとすごくて、
聴いていて「目が離せない」というか、
1曲で1つの物語や世界を紡ぎあげている感じがする。
タイトルもそうだけど、独特の言い回しというかフレーズも最高!!
10位:くるみ
(アルバム:シフクノオト)
「名もなき詩」以来の名ラブソング。
優しく包み込むような、温かな気持ちになれる名曲。
すごく丁寧に歌い上げていて詩も繊細。
壊れ物を壊さないようにと優しく触れている感じが伝わってきて、
胸がキュンとなる。
壮大なテーマや人生や世界や政治や社会を歌うわけでもなく、
ほんの身の回りの日常のふとした瞬間の感情を、
実にうまく曲にとじこめている感じ。
ミスチル名曲はこれ以外にも数多くあり、
また気分や時期によってもマイベストも変わりますが、
今の時点でのマイベスト10を紹介しました。
この中で聴いたことのない曲があったら、ぜひ一度聴いてみてください。
・ミスチルの部屋
・2006年8月15日 戦争と平和
「マシンガンと少女」写真※スライドショー
誰もがみんな、心の中に“ジュウ”を持っている。
東京少女写真※スライドショー
・2006年8月12日 戦争とテロと平和
・2006年8月6・7日 アキバレポート
2006年8月6日・日曜日。午後13時過ぎ・・・
東京の気温は多分40度近い。
にもかかわらず、コスプレ、メイド服に身をまとった「少女」たちは、
アキバの歩行者天国に出て、萌えカメラマン数十人に囲まれながら、
時折なぜか警察の注意を受けながらも、けなげに営業活動を続けている・・・。
見ての通り、隠し撮りでも何でもない。
ここでは実に不思議な光景が現出していた。
女の子は一人一人のカメラ小僧にむしろ積極的に自らポーズをとっている。
撮らせることによって営業が成り立つからだ。
私はちょっと探し物があり、秋葉原に出かけたのだが、
コスプレ女の子とそれを取り囲む男たちの光景に度肝をぬかれたわけだが、
ここではどうやら「普通」の光景らしく、特殊なことでもなんでもないようなので、
私もライブ撮影のためにカメラを持っていたので、
現代日本の歴史的資料として、この光景をカメラに収めたのである。
女の子は2つに大別できる。
1つは、メイドカフェなどの店員で、
いわば店の呼び込みのために、チラシを配りに、
メイドの格好のまま通りに繰り出している。
もう1つは、「アイドル」。
アキバを拠点にライブやモデルや「アイドル」活動を行っており、
そのプロモーションのために自ら外に出て、売り込みをしている。
だから写真を撮らせてもらうと必ず、
店の案内やライブ告知やCD販売などのチラシをもらうことになる。
こうして撮る側と撮られる側の需給バランスが出来上がっているのだ。
私はこの光景を見て1つ気づいたことがある。
アキバはアキバ系なるオタク男の町と捉えるのは間違いだと。
もちろんそれもあるけど、ここを足がかりに有名になりたいと望んでいる、
女の子たちのシンデレラストーリーを実現する登竜門的場所なのだということを。
だから女の子は撮られることを嫌がらない、否それどころか、
いっぱい撮ってもらい地道にファンを増やしていくことが、サクセスストーリーの第一歩なのだ。
それにしても、アキバの進化は半端ない。
私は昨年、有名メイドカフェを雑誌の取材で行ったのだが、
その時以上にメイド文化が蔓延していたのだ。
数日前の平日の夜、JR秋葉原駅の電気街口を抜けると、
そこにはメイドたちがずらりと立ち並び、チラシ配りをしていたのだ。
私が記憶するに1年前はこんなことはなかった。
休日は大盛況である。
こんな具合で駅前でチラシ配りをしつつ、
平日と違ってオタクたちがやってくるので写真対応にも追われるのだが、
見事にポーズなどとって喜ばせている。
なぜこれほどまでに「メイド」が流行るのだろう。
コスプレならメイドでなくたってナースだって何だっていいわけなのに。
私はファインダーをのぞき彼女たちを写真に収めていて、
なぜメイドが流行るかという一端に気づいた。
彼女たちは癒しの象徴なのだ。
最近、強い女性、弱い男性が増えた。
にもかかわらず、メイドの女の子たちは、「商売」がからんでいるとはいえ、
同性の私ですら近づきたくないような、キモワル男に、
にっこり笑顔で微笑んだり、チラシを渡したり、世間話をしてくれる。
別にエッチなサービスをするわけでも、付き合ったりするわけでもない。
たったそれだけ。でもそれこそが、この殺伐とした日本社会の中で、
「弱い」男たちが唯一くつろげる癒しの場になっているのだ。
だからアキバに男たちは集まってくる。
だからここでモテる女の子はちょっと一般とは違うような気がする。
舌ったらずで幼児性の残るあどけないけどちょっと恥ずかしがりやで、
でも男に尽くしてくれる、男を立ててくれる子。
美人、かわいいだけではダメなのだ。
逆に女の子からするとこれだけ男にちやほやされ、
ちょっとした「アイドル」気分を手軽に味わえるのもアキバならでは。
満たされない気持ち、やるせない気持ち、生きていく意味に悩む、
現代の女の子にとっても、ここは「働き甲斐」「やりがい」のある場なのかもしれない。
と、私の思うところを分析してみたが、
私は真性アキバ系でも何でもないので、上記の分析が確かかどうかはわからない。
しかしここには、現代日本が行き尽くした果ての、
安らぎの聖地が経済活動(ビジネス)をバックにしながら、
着実に進化を遂げていることは間違いなさそうだ。
ご主人様の不思議
アキバ系の不思議、それは、
男性がメイドのような従属コスプレを求める心理はわかるのだが、
なぜ自ら望んでいやらしい目で見られて「ご主人様」などと、
奴隷のようなメイドになりたい女の子が跡をたたないのか。
私はその答えのヒントを、彼女らを撮影してわかったような気がする。
それは、「社会貢献」を実感できるから。すなわち、
自分の存在が他人から役立っていていることが明らかになるからではないだろうか。
今の世の中、若い女性は選択肢が増えたものの、
未だに男尊女卑的風潮もないとはいえず、
働くことに迷いや悩みを持っている女性が多い。
昔みたいに、女性が働くという選択肢などなく、
まさしく家で夫を「ご主人様」扱いすることを無条件に強いられていれば、
それが当たり前で迷うことすらなかった。
しかし女性に働く道が開かれたとはいえ、
未だに大手商社などでは会社の男性の結婚相手のためだけに雇われたり、
消費者金融の受付などにもってこいで、
まさしくCMのイメージ通りの役を演じさせられたり、
銀行や保険会社に勤めたところで、
客に利益にならないような商品を縁故で売りつけさせられたりするなど、
せっかく就職したにもかかわらず、
自分が働いていることが社会の役に立っているのか、疑問に思うことも多いのだろう。
これだけ企業犯罪が横行しているわけだから、当然といえば当然なんだけど、
男性はやっぱり一生働くという選択肢しかないということに、一応はなっているので、
多少、犯罪行為であっても「職安どこですか?」なんてバカな質問して、
マンション売りつけるための営業とかやるわけだけど、
女性は一生働くかどうかはわからない。
そこで余計に迷いが生じるわけだ。
かといって何かこれといったやりたいことがあるわけじゃない。
そんな時、メイドというのは、
間違いなく目の前のお客さんを喜ばせることができる、数少ない職業なのではないか。
だから自ら進んで「ご主人様」と客を呼び、
奉仕することに余念なく、それに大きな喜びを感じるのではないか。
フリーターでもアルバイトでも社員でも、
なかなか働き甲斐、やり甲斐がわかりずらかったにもかかわらず、
自分がメイドの服着て「ご主人様」といえば、
手放しに喜んでくれるお客様がいる。
自分の存在が社会に役立っている。
別に性的なサービスや嫌なサービスをするわけでもなく、
メイドの服着て多少サービス悪くて失敗しても、
「ご主人様」といえば喜んでくれる人がいる。
だから、メイド希望者が絶えないのではないか。
アキバとは現代社会の男女の心理を見事に捉えた、
1つの「宗教」なのではないか。
そんな気がした。
※私は最近、写真の記録性というのはやっぱりすごいことなんだと思っていて、
たとえば50年前の新宿駅前の写真とかを仕事で集めたりしたんだけど、
そういうのって今から見ると非常に貴重な第一級資料なわけで、
そのような観点から、アキバの彼女らを撮影したことをここにお断りをしておき、
決して私がアキバ系に転身したわけではないことを、念のため付記しておこう。
・2006年8月5日 営業トーク詐欺罪
土曜日16時。
自宅の設置電話が鳴る。
「ABCのシンドウと申しますが、ご主人様でいらっしゃいますか」
マンション営業か何かか。ったくうざいなと思っていたら、
こいつ、とんでもないことを言い出した。
「鶴見駅の近くにある職安の場所を教えて欲しいんですがね」
明らかに営業なのに、この手の用件すりかえトークに私はぷちっと切れた。
「知らない個人宅に勝手に電話かけて、職安の場所聞くとはどういう神経してるんや!」
「どこで自宅の電話番号調べたんや!」
「あっん?明らかにおかしいやろ。
オタクの名前は。ABCのシンドウ?わかった。ガチャ」
2006年は企業犯罪元年。
耐震偽装、粉飾決算、インサイダー取引、パロマ、プールのずさん管理会社・・・
企業のせいで、多大な経済的不利益を被ったり、
下手をすると最愛の家族を失ってしまうほどの被害を受けている。
重大犯罪が起きてからは手遅れ。
その前に企業の暴走を止めないと。
すなわち、こういういかさま営業トーク。
こういうことをさせる企業ってのは、
往々にしていかさま物件売ってぼろ儲けしているわけでしょ。
それに今時テレアポなんて・・・。
時代錯誤もはなはだしいけど、
未だにそれに引っかかる奴がいるから、
100本、電話かけて1本話ができればいいっていうような、
ふざけた効率性の悪い営業手法がまかり通っているのだろう。
サラ金が簡単に利用できてしまう背景には、
CMもそうだがティッシュ配りも大きいと思う。
押し売り的営業をかさこ内閣は一切禁止したいと思っている。
土曜日17時。
携帯電話に留守電が。
見ると「0120」というフリーダイヤルから留守電に入っている。
「KDDIのauの機種変更のお知らせでお電話いたしました。
またご連絡いたします」
ひどいったらありゃしない。
KDDIはね、ほんとひどい。
土曜日とか日曜日とか自宅の留守電にもばんばんメッセージを入れてくる。
営業の電話かけて相手が不在なのに、留守電残すという横暴さ。
だいたいau使っているからってその携帯電話番号リストを勝手に使って、
機種変更なんていう営業電話かけてきて、
留守電残すこの神経は、企業としてどうかしている。
突然かかってきた0120の営業先に客が掛けるとでも思っているのか。
営業するテレアポに多大なコストをかけて人員雇っている暇があったら、
サポートセンターとかヘルプデスクとかに人を増やせよと思う。
消防署の方から着ましただとか、
電話工事のお知らせだとか、
電話回線のアンケートだとか、
コピー機のカウンターのチェックだとか、
そういう口上で営業トークする担当者および企業は、
詐欺罪で、罰金:担当者給与の10%、企業の売上の10%、
および担当者、企業代表者・役員は、毎週土曜日、社会奉仕活動1年間の罰とかしようと思う。
お役所のずさん・怠慢な仕事のせいで大赤字になって、
かさこ内閣としては、市役所も警察も消防もほとんど民間企業に委ねたいと思っているのに、
目先の利益のために手段を選ばず社会的被害を犯す民間企業は多いと、
「ほらやっぱり民間はダメだ」ということになりかねない。
そういわれないためにも、企業の詐欺犯罪は軽微なところから徹底して断罪していくべきだと思う。
ネットで調べたらやはりマンション販売の会社だった。
株式会社ABCホーム
鶴見駅周辺に2軒新築マンションあり。
※ABCホーム 苦情で検索すると2ちゃんに書き込みあり。
常態的にひどいんだろうな。もちろん営業は歩合。
・2006年8月4日2 亀田批判もまたマスコミの思う壺
世紀の亀田事件は、私、これかなり奥が深いと思い、
ちょっと書くのをとどめた。
というのはね、評論家もスポーツ紙もマスコミも知識人も、
その多くが「あんな判定はない」「おかしい」「八百長」といっている。
でも本当にマスコミが亀田伝説を仕組んだとするなら、
批判するコメンテーターを出したりしないだろうし、
マスコミも批判的な取り上げ方をしないはずなのに、
おかしな判定の一夜明けたテレビ、新聞は、
どこも「歓迎ムード」なんかではなく「微妙な判定問題」に触れていたことだ。
これ、おかしいんじゃないか。
だから私は「あれは八百長だ」「危険な兆候だ」という、
極めて一般的な批判をするのをとどまってしまったのだ。
も、もしかして、そこまで含めてマスコミが仕組んでいるんじゃないのか・・・。
だって本当に八百長なら1Rで亀田をダウンさせるはずはない。
圧倒的に亀田敗戦試合なんかにさせるはずがない。
そういう意味では試合自体は、というか相手は買収できなかったんだろう。
八百長という意味では判定ということになる。
審判は買収したということ。
しかし微妙でもなんでもなく、明らかに亀田の負けだってことを、
みんながいっているのにあえてその批判を承知で勝たせる。
そこに批判が飛び交い、これまでの亀田伝説の持ち上げ方とはうってかわって、
亀田批判的な報道をして「そうだそうだ」と共感させて、また視聴率を稼ぐ。
この八百長こそも計算づくのわざと仕組んだもので、
おかしな判定によってまた違った面で新たに注目を浴び、
試合時の視聴率稼ぎだけでなく、その後の批判番組の視聴率稼ぎを狙っているのではないか。
すなわち、亀田批判することも、マスコミの思う壺なのではないかと。
私は彼の試合を見たことはない。
見たいとも思わない。
あの低能でまったくおもしろくなり、すべりまくりの挑発だのパフォーマンスだの、
あれははっきりいって中学生のはったり番長レベルの芸でしかないし、
人相からにじみ出る闘争心とかファイターってのが微塵も感じられないし、
別に八百長スターならそれはそれでおもしいことやってくれれば、
それはショーとして楽しめるんだけど、
彼のパフォーマンスはまったくおもしろくない。
あと彼の試合をまったく見たいと思わないのは、
ため口でしゃべるからだろう。
別に私は後輩からため口でしゃべられても何とも思わないし、
そういう人が増えているのは事実だけど、
たとえば昨日トクダネで小倉キャスターに、
「〜〜な」「〜〜な」と言っているあの無様なため口を聞くと、
無礼とかそういうことじゃなくって、
こいつってほんと弱いんだなって思ってしまう。
結局、スポーツマンなのにため口しかきけないって、
自分の弱さを隠すためのはったりでしかないんじゃないかと。
この亀田事件は批判をすることさえ、
見事に八百長側の思惑通りになるのではないかと思って、
私は八百長判定どうのというつもりはなく、
むしろこのバカ騒ぎでまた注目してしまうことが、
してはいけないことなのではないかと思う。
あんな奴の試合を見てはいけない。
「今度は負けるかな」「今度はまた八百長なのかな」
なんて視聴者がまた違った角度で亀田に注目させることを、
仕組んだマスコミは狙っているんだろうから。
それとTBSに批判の電話する暇あったら、
そもそもあんなもとからわかっている茶番を見るなといいたい。
それこそがまんまと乗せられている証拠なのだから。
・2006年8月4日1 道の上
騒擾
喧騒
コマネチ
・・・
歌
ブラックジャック
静寂
きっと何かが起こりそう
妙に何も起きない
胸騒ぎはしないけど
このまま「終わる」はずもない
何かのきっかけを待ってるんだろうか
今はストックの時期なのか
何か蠢くもの
欠けているわけではない
集中力の問題か
何を求めてるんだろう?
まだ動くべき時じゃないって直感と
そろそろ仕掛けるべきかなって思いと
揺らいではいないけど、
あと1つ、ピースが足りないのか
迷いとも悩みとも違う
不満とも不安とも違う
思えば忘れ去れた手帳
見返したところでひねりだせるものはないんだけど、
今やるべきことをやろう
前にいとこが「スランプ」という言葉を使ったけど
スランプというにはおこがましい
嵐の前の静けさとも思えないけど、
このまま何も起きないとは到底思えないけど、
転機はまだまだ先にあるのか
こんな時は「旅」なのか
私にはわからない
でも、流されていく日常の中で
流れ着いた先にあるものを。
無力感ではない。
でも亀田のバカやふじみ野市のバカを書く気にもならん
今日もミスチル頼みか。
まっ、こんなこともある。
もったいないかなー
まっいっか
マシンガンで頭がいっぱいなのか、
それはまた次のお話。
・2006年8月3日 若いうちこそ自分に投資
最近は投資=株になってしまい、
最大の資産であり、最大の「金を殖やす」方法なはずの、
自分に投資、という観念が非常に薄れているように思う。
さて、私の株状況だけど、ほんとひどいもの。
みんな株をやる前は、当たり前だけどこう思っている。
「安い時に買って高い時に買えば簡単に儲かるじゃないか」
しかし株をはじめてわかったこと、それは、
圧倒的に多くの人は、
「高い時に買って安い時に売り、大損する」のだ。
やったことない人にはわからないかもしれないけど。
私はUSENの株を30持っていて、
2800円前後で購入した。
1:決算発表で1800円に急落
2:子会社ギャガの「不祥事」でさらに急落
3:大量の新株発行発表により、920円まで下落
取得価格の1/3。
しかもまったくこの先も上向く可能性がない。
やばいと思って1000円で10株売って18000円損しても、
1万円現金で戻ってくるならまだいいやと思っていたら、
なんと今、1230円まで急上昇している。
ほんとね、株をはじめると、下落している株なんて買いたくないわけで、
上向いている株を買う。
だから結果として、高い時に買ってしまう。
そして狼狽売り。
悪材料が出てどんどんどんどん下がっていくと、
もうこれは紙くずになっちゃうんじゃないかと、
あわてて安値で売ってしまった時には、
もう底をついていてまた株価が回復して損したなんてことになる。
でもかさこさん、それってたまたまUSENの株なんか買っちゃったからでしょ、
と思うかもしれないが、
私が以前持っていた4つの株も、
結果的には早めに売っておいてよかったのかもしれない。
ニューディール:購入株価60円:売買株価58円:現在株価44円
モスインスティテュート:購入株価540円:売買株価5208円:現在株価310円
テイツー:購入株価15100円:売買株価14840円:現在株価8840円
ビービーネット:購入株価30600円:売買株価18600円:現在株価8848円
まあすべてネット系でしかもすべて新興市場という共通項がいけなかったのだが、
5つの株に「分散」投資していたところで、このザマである。
USENを買わなくてもどの株持っていてもさんざんな結果だ。
ということで、ぜひ私はマスコミに騙されないで、株は買わない方がいいと思う。
株を買うと経済の勉強ができるというが、それはある意味では完全な嘘だ。
ようは株というギャンブルにかかわる情報を知るだけであって、
経済の勉強は株をやらなくてもできる。
競馬をやっている人間が、厩舎や騎手や馬の血統や、
競馬場の特徴や過去のレース実績に詳しくなるのと同じで、
株をやっている人間が詳しくなるのは、
ギャンブルのオッズ(株価)に影響する周辺情報なわけで、
それで決算書が見えるようになったとか、
経済の動きに詳しくなったといっても、
そんなものは競馬に詳しいことぐらいでしかない。
というわけで、ぜひ私は、特に若い人は、
お金をつまらんギャンブルに投資するのではなく、自分に投資してほしい。
別に資格をとったりなんちゃら教室に通ったり、勉強することだけが自分への投資じゃない。
遊ぶことも、いろんなところに行くことも、いろんな店にいくことも、
いろんな人と会って飲むことも、それもある意味では自分への投資。
そういうお金の使い方を教えずに、
金融機関の即戦力を雇うために大学に金融学部を作って勉強させられたり、
投資教育と称して小学生からマネーゲームを叩き込まれるなんて、
バカなことが罷り通っている。
なので、私もさっさとUSEN株をうっぱらって、腐った塩漬け株券を現金化して、
どうやらニコンの新デジタル一眼レフが出るらしいので、
そのカメラを買うことに投資する方が、
よっぽど資金回収にもなるし、自分の幸せに貢献するよなと思う。
1株でも持っているとね、ついつい株価も日経平均株価も気になって、
「本業」がおろそかになりかねない。
そういう人、今いっぱいいると思うんだよね。
その延長線上に、私が取材同行した日経の社員が、
インサイダーにゲーム感覚で手を染めてしまい、
人生を台無しにするという笑うに笑えない悲劇もあるわけだから。
・2006年8月2日 マンゴーから背水の陣まで
・生マンゴー
“カメライター”の大先輩でもあり、
私に編集の仕事を教えてくれた、石垣島に移住した先輩から、
マンゴーが3玉送られてきた。
これが実にうまい。
生マンゴーなのに切って食べるとその味は、
まるでそのものがマンゴープリンを食べているような、
絶妙の甘さと柔らかさなのだ。
食い物で感動することはなかなかないが、これはすごい。
自分も何か贈り物の機会があったら、マンゴーを送りたいなと思った。
↓先輩が出版している本
・「Worlds end」と「箒星」
ミスチルの新曲「箒星」が出て、テレビCMとかでも流れていて、
これもなかなかの名曲なのだが、
なぜか新曲シングルより、前作アルバムの1曲目「Worlds end」ばかり聴いている。
箒星は非常に「明るい」曲。
歌詞はともかく曲調が非常に明るい。前向き。ポジティブ。
そんな「憂い」や「迷い」がないせいか、
いい曲なんだけどしみじみとは聴かず、
ついつい「Worlds end」ばかり聴いてしまう。
「Worlds end」には憂いや迷いがあり、そして暗さもある。
でも前向きに行こうじゃないかという、その含みがあるから世界観が広がるんだろう。
ま、曲の好みなんてのは、その時その人の心情も大きく影響するわけだけど、
一時的なことではなく、この「Worlds end」は、
ミスチル全曲の中でもナンバーワンの曲ではないかと最近思っている。
こういう曲をぜひミスチルファンでない人に聴いてほしいなと思う。
シングルでないのが残念。
このような「含み」がありつつ前向きという、
時代の厭世観みたいなものをうまく反映した上での、
1つの回答というか道を指し示したような曲を、
シングルとして世に放ってくれたらなと思う。
特にライブでこの曲を歌った時に、桜井さんが、
間奏中に両手を翼のようにしてぴんと広げる様子がなんともいえないんだ、これが。
翼があるのに飛べないと嘆く前に、
翼があるのに飛んだら失敗するに決まっているなんて決め付けないで、
思いっきり飛んでみようよ。
それは自分の意志次第なんだから、ってことを、
この仕草で見事に表しているからだろうな。
・好景気なのに厭世観
先日、広告会社の調査で、景気が良くなったにもかかわらず、
社会に対してネガティブなイメージを持つ人が多いという結果があったという。
特に自分が何をしてもどうせ社会は変わらないという、
「無力感」を感じている人が多いというのだ。
それを単純に「格差社会論」に結びつけ、
低収入の人間=社会に対してネガティブ、高収入の人間=社会貢献したいと、
愚かな結論付けをしていたけど、そうではないと思う。
ニッポンはバブルという狂乱時代を経て、
それが一挙にどん底に落ち込んだ慢性デフレ時代を経て、
また再びバブルに差し掛かっているというのに、
みんなこうした景気の好不調の波が、自分たちの生活を振り回しているだけで、
結局、いつまでたっても企業は信じられない犯罪行為を行い、
国や地方自治体は信じられない無駄遣いのオンパレードをしながら、
消費税や保険料や年金の負担増だけ強いられて、
挙句の果てに、北朝鮮からミサイル打たれても、
国際社会から総スカンみたいな、進歩どころか退化している世の中を、
どこかで感じ取ってしまっているからなんだろうな。
だからといってあきらめたり、自暴自棄になったり、
金欲・性欲・食欲・権力欲に突っ走ることは違うんだけど、
でもそういう「逃げ」にはしってしまう行動が理解できないわけではない。
みんなが幸せに暮らせる社会って実現不可能なんだろうか。
空爆しあい戦いあう社会がなくなることは不可能なんだろうか。
私はあきらめない。
100%は無理でもそれに近づけることはできるはずだと信じたい。
そのために、私自身が「力」を持たなくちゃなと思うのだが。
・逃げたら終わり
人間には弱い気持ちがある。
どこかで逃げたい。
他人のせいにしたい。時間のせいにしたい。社会のせいにしたい。会社のせいにしたい……。
でもそうやって自分で逃げ道を作っているうちは、
いつまでたっても成長はないし、堂々巡りの失敗を繰り返すだけ。
自分で退路を断つ勇気。
自分で自分を追い込める勇気。
「背水の陣」って言葉があるけど、
みんな逃げ道を作って戦っているから、
どこか逃げ腰でいつまでたっても自己実現ができず、
仕事も恋愛も中途半端になるんじゃないのか。
ふとそんなことを思いついた。
・2006年8月1日 全店業務停止処分再び!/東京ドームが灰色金利で赤字?
すっかりサラ金問題は忘却の彼方で、
灰色金利を批判しながら、堂々と、
レイク、ポケットバンクなどサラ金CMを流している情勢だが、
なんとアイフルに続き、またもや「違法な取り立て」で、
全店業務停止処分になった消費者金融が登場した。
「アエル」というサラ金業者だ。
こんなサラ金会社知らないと思うが(私も知らない)、
従業員は860名、全国246店ある中堅消費者金融である。
「毎日就職ナビ2007」にも出ていることから、
新卒を採用しているところをみると、なかなか景気がいいようだ。
今回の行政処分の理由だが、
1.渋谷駅前支店の担当者が、取立てにあたり債務者の自宅に電話した際、
応答した債務者の家族が債務者が不在であると回答しているにもかかわらず、
これから当該自宅へ向うことを強い口調で示唆するなどしたことにより、
恐怖心を抱かせ、家族を困惑させた。
2.仙台南町支店においては、
法律上支払義務のない債務者の家族との間で、
債務の弁済に係る和解契約を締結したにもかかわらず、
これに係る交渉の経過について、帳簿に記載しなかった。
同様の事例が、同社琴電瓦町支店において2件、福島支店において1件認められた。
よって8/21から3〜26日間全店業務停止処分となった。
アイフル行政処分からわずか3ヵ月足らずの出来事である。
さあて、このアエル。
新卒採用サイトの毎ナビ編集部のコメントによると、
今回、取材で支店を訪問させていただいた。
「人と人とのコミュニケーションがお客様との信頼関係を成り立たせる」という
経営理念を体現しているような、社員の皆さんの柔らかな対応が非常に印象的であった。
とこういうことになる。
アエルは消費者金融を“People's Business”(人と人とのビジネス)ととらえており、
お客様との対面・対話(face to face)を重視した接客方針をモットーにしているという。
商品内容を見ると中堅らしく、すべて利息制限法以上の金利。
無担保だけでは大手に勝てないため、
保証人付ローン、不動産担保ローン、動産担保ローンで、
300万円、18〜22.9%という金利で貸し出しを行っているのが特徴なのかな。
ちなみにこの会社は、現在、外資の投資ファンド・ローンスターグループの傘下らしい。
会社沿革を見ると、1969年に「山一物産」といういかにも町金らしい社名をつけているが、
2001年に「アエル株式会社」へ社名変更したものの、すでに手遅れだったのか、
2003年に会社更生法申立。
2003年、会社更生手続きにおいてローン・スターとスポンサー契約締結し、
外資の再生ファンドの力を得て、再生中で、
2006年に、目的ローン、保証人付ローン、不動産担保ローンなどの、
新商品を導入したらしい。
サラ金問題は繰り返される。
アイフルで行われていることはどのサラ金だってやっていることだ。
といってきたものの、瞬く間に風化してしまったサラ金問題。
しかし、灰色金利撤廃をめぐって政治は動いており、
正式決定になれば、また多少はニュースになるだろうが、
結局ようは金利が低かろうが安かろうが、
違法な取り立てに対する取締りがしっかりなされないから、
あとからあとからいくらでもこのような「事件」は出てくるだろう。
変な話だが、東京ドームが灰色金利撤廃の際で、赤字が709億円というのだが、
なぜかというと、ドーム子会社に貸金業者、
その名も「後楽園ファイナンス」など金融子会社が3社もあり、
中小の消費者金融に金を貸すという「卸金融」なるものをやっていたらしい。
ところが灰色金利撤廃で、灰色金利でしか貸し出しを行っていない、
中小の金融業者の収益が悪化したことに伴い、
貸し倒れに備える引当金を418億円も積んだからだという。
そんな中、確か6月末までだったはずの「30日間無利息キャンペーン」を、
10/31まで延期し、夏川純を使って大々的に宣伝するレイクや、
竹中直人を使ってバンバン宣伝を行う、
「三菱東京UFJ銀行」系のモビットのCMが幅を利かせている。
サラ金ナンバーワン企業アイフルに対する一罰百戒からわずか3ヵ月。
日本社会の忘却力は世界一といっていいだろう。
再び被害者、加害者(新卒就職サイトを見て就職してしまう人)が、
量産されようとしている。
・2006年7月30・31日 京浜工業地帯写真〜浮島町・昼/京浜工業地帯の猫(追加)