昨年10月に、取材にいったポーランドのガイドブックができました。
店頭で販売されていると思いますので、ぜひポーランドをのぞいてみてください。
ワールドガイドの「チェコ・ポーランド・ハンガリー」という本で、
今まで「チェコ・ハンガリー」だけだったガイドブックに、
今年からポーランドが加わった次第です。
ポーランド部分の写真、文章はほぼ私が担当しました。
ポーランドはいわずとしれた、 「アウシュビッツ強制収容所」があるところでもあり、
そのほかにもなかなか魅力あるところが多いです。
ぜひ立ち読みしてみてくださいね。
・ポーランド
・2004年4月17日 自己責任論だけに傾斜するメディアの傾向が問題の本質を隠蔽する
イラク人質問題が発生した当初から、
「退避勧告が出ているにもかかわらず、それを無視していく民間人」に、
責任があるという発言が方々で聞かれていたし、私もそのようなつぶやきを書いていたが、
なぜか拘束当初はメディアが「北朝鮮の拉致家族とだぶらせよう」という視聴率目当ての目的と、
「自衛隊を撤退しない政府批判」をする絶好の事件として、
自衛隊を撤退しない政府が悪いという世論に導くような報道をしていた。
時がたつにつれ「それっておかしいんじゃない?」と人質批判が高まり、
人質が解放された途端、なぜかメディアもそして政治家も、
「自己責任論」ばかりの報道をするようになった。
これも明らかに作為的な非常に片面的な報道のあり方のように思う。
はっきりいってたかが日本人3人の人質事件なんて、
イラク問題という大きな情勢の中から考えたらたいしたことないわけで、
それが解決した今こそ、なぜ日本人に限らず外国人がイラクで人質にされているかという、
問題の本質を考えなくてはならない時期なのだ。
だから「自己責任論」ばかり騒ぎ立てることはもういい。
そんなことよりイラクのこのような治安悪化状況を生み出した元凶となっている
「テロ国家アメリカに対する批判」を連呼すべきだと思う。
今回、日本人人質解放の仲介となったイスラム聖職者協会の人物が、
このようなインタビューをしていたことがすべてを物語っている。
「日本人は長崎、広島を忘れたのか。しかし今、ファルージャは長崎、広島よりひどい状況になっている」
つまりすべての問題の元凶はアメリカにあるのだ。
アメリカがイラク人の大虐殺を行っている。
アメリカは何のためにイラクに侵攻したのか。
フセインをとッ捕まえ、化学兵器とやらを探すためであって、
モスクにいるイラク国民を虐殺するため来たのではあるまい。
否、それとももとからアメリカの属国にしたてあげようと、
イラク侵攻後、アメリカの言うことを聞かないものはすべて「テロリスト」のレッテルを貼り、
ぶっ殺そうというのか。
そもそも9.11のテロが起こったのもアメリカのせいだ。
アメリカの自業自得だ。
自分たちの欲望資本主義的価値観を世界に無理やり押しつけようとしたからこそ、
世界各地で反発が起き、根強い反米・嫌米感情を巻き起こし、
それが結果としてあんなに大きなテロになってしまった。
その二の舞をアメリカはしている。
今回のアメリカのイラク侵攻で、一方的なアメリカ一国の独善主義のために、
またもや世界各地に反米勢力を増やし、テロリストたちを撒き散らす元凶となっている。
そういったアメリカの横暴が、今回のような外国人人質事件が多発している原因であり、
そんな愚かなるテロ国家アメリカと日本が協力しているからこそ狙われるという、
アメリカ追随政策そのもので政府批判を行うべきであって、
単に自衛隊を送るか送らないかといった方法論の問題ではないのである。
行きすぎた自己責任論で今回の救出費用を人質となった人間に請求するという、
非常に短絡的な「自己責任論」まで出ているが、それはちょっと違うような気がする。
彼らが危ない地域に入って殺されても僕は仕方がないと思うが、
そのようなことに巻き込まれたそもそもの原因は、日本が糞国家アメリカに協力したからであり、
その日本政府に対して日本人が外交上の取引材料にされたのだから、その費用は国が持つべきだろう。
取引材料になってしまうようなところに自ら行ってしまった彼らの責任が大きいが、
今回のように取引材料にされずに勝手に殺されてしまう場合もあるわけで、
そのような場合の費用請求とは区別して考えなくてはならないと思う。
今回のような事件が多発しているのは、
モスク攻撃というとんでもない暴挙に出たアメリカのせいであることを肝に銘じ、
自己責任論や自衛隊撤退という次元の低い問題ばかりを連呼しているマスコミに惑わされることなく、
今こそ世界にアメリカバッシングの狼煙を上げるべきだと思う。
糞国家アメリカを許すな。
・2004年4月16日 人質解放、よかったではすまされない
たった日本人3人の人質が解放され、すべてのイラク問題が片付いたかのような錯覚をしてはならない。
日本人の人質は解放されたが、イラクはテロリスト・アメリカから解放されてはいない。
自衛隊を撤退しなければ人質を燃やすとまでいっていた武装集団が、
解放してくれたことを本当に心の底からありがたいと思うなら、
解放してくれたイラク人のために、テロリスト・アメリカの撤退を強く呼び掛けるべきではないか。
イラク人すべてが今、アメリカに人質に捕われているのだから。
そしてまた、大きな問題。
たとえば解放されたこの3人が、またイラクに行ってしまったらどうするのか?
それをとめる法的規制力はないが、
責任能力のない一部の人たちのために、海外渡航が政府の管理下におかれ、
自由に国民が海外に行く事ができなくなるような法案が成立するのではないかと強い危惧を抱く。
人質は解放されたけど、イラク人はアメリカから解放されていない。
今回のように大きなニュースとしてとりあげられなくても、
イラクで行方不明になっている日本人はもっとたくさんいるんじゃないか。
そしてまた、イスラエルが卑劣な手段でパレスチナの指導者をテロで抹殺したにもかかわらず、
それを国連で多くの国々が批難したにもかかわらず、
アメリカの拒否権一発で、イスラエルの批難決議が蹴散らされてしまっている状況下での、
「テロに屈しない」アメリカそのものがテロ国家であるということ。
そしてまた、このところアメリカのニュースを賑わせているのは、
9.11のテロの危険性を察知していたにもかかわらず、
(1ヵ月前に大統領宛てに、アルカイダがハイジャックなどのテロを起こす可能性があるという、
機密文書が公開された)
テロが起きてしまったのは、やはりあのテロはアメリカの自作自演だった疑いが色濃くうかがいしれる。
テロをわざとやらせて、格好の世界侵略する大義名分を得て、
いばりくさっている今のアメリカを見れば、
やはり9.11テロは、アメリカ国家そのものが協力したとしか思えない。
アメリカの横暴をとめよ。
アメリカを抹殺せよ。
さすれば、イラクで武装集団が外国人を拉致したりなんかはしないだろう。
・2004年4月15日 大絶賛!冬のソナタ
やばいね〜。非常にやばい。
なんたってもう午前4時半過ぎだよ。
「冬のソナタ」
韓国ドラマだね。
ほんと、これやばいっすよ。
全部見てからつぶやきにアップしようと思ったんだけど、
いてもたってもいられなくなっちゃった。
もうはまりまくってます。
今NHKで毎週1話ずつやってるけど、ビデオで借りられます。
全9巻かな、2話ずつ入って。
今日24時に仕事から帰ってきて、3巻、4巻の4話分4時間を見た。
次も借りてるんでみたいんだけど、明日、仕事があるのに徹夜になりそうだからやめるけど、
これ、ほんとやばいっす。
むちゃくちゃおもしろい!
いやもう絶対に見るべきですね。
韓国ドラマで、単なるミーハ−ちやほやブームの、
単なる純愛物語だと思っていて、かなり「こんなもの」的に思って見始めたんだけど、
これはね、ほんとおもしろい。
東京ラブストーリーの再現か、いやそれ以上だね。
とにかく展開も早いし、どんどん物語にひきこまれていく。
「韓国」だからとかぜんぜんそんなの関係ない。
ほんとおもしろいです。これ、絶対みるべきね。
久しぶりに大ヒットドラマにあたったね。
ただNHKともあろうものが、吹き替えしかないっていう腐れ根性で、
字幕じゃないから、はじめは吹き替えの気持ち悪さに辟易するだろうけど、
そんなことを忘れさせるほど、圧倒的なおもしろさがあります。
ビデオもいつも借りられていてなかなか借りられない状況だと思うけど、
これ絶対みるべきだね。
おもしろすぎるから、ネタばれはしないようにしますね。
非常に厳しいわたくしがこれだけ絶賛するんだから、まず間違いないでしょう。
ぜひ見てください。
わたしもいち早く全巻見終えたいと思います。
でないと周囲からのネタばれが恐いから。
・2004年4月14日 ネパール写真
・ネパール写真アップしました。
僕がいま最も行きたいのはネパールかもしれない。
あそこには何があるわけじゃないけど、懐かしさがあふれている。
※すごく平和な国のはずのネパールですが、
マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)の反政府活動の活発化や、
2001年に起きた陰謀的な王家殺害事件で、国王の弟だったギャネンドラが新国王になり、
民主化にストップがかかってしまったため、今、大変政情が不安なようで、非常に残念です。
・2004年4月13日 かさこクッキングコーナーオープン!
オリーブオイルたっぷりのトマトソース・パスタ
ラーメンに限らず、麺類大好きの私は、パスタも大好物。
安くてうまいパスタ屋があると毎日でも通ってしまうほど。
土日はほとんど自作自演のパスタを食べる。
しかし気に入っていた市販のトマトソースルーが売られなくなってしまって、
困ってしまった。
そこで、自分で勝手にありものでトマトソースを作ることにしたのだが、
これがなかなかにうまい!
かさこ秘伝?!のレシピをお教えしましょう。
かさこクッキングの絶対条件は安いこと。
今回ももちろん安い。
オリーブオイル、にんにくチップ少々、パスタ、
そんでもって1缶100円程度のトマト缶を1/2で1人前。
トマト缶はごっついホールトマトよりも、
小さくばらけたトマト缶がいいです。
なすもあればなおいいですが、なすがなくても十分味わえます。
ソースをつくるまえにパスタを茹でる。
しかししかし、鍋でお湯沸かしてぐつぐつなんで面倒。
そこで大変便利なレンジでチンしてパスタを「茹でる」ことができる、
「パスタじょうず」を使う。
これでレンジで13分程度。
この道具の導入で、クッキング時間が随分と短縮されました。
水に塩をいれることを忘れずに。
さてさて、ソースをつくる。
ポイントはたっぷりのオリーブオイル。
そこににんにくチップをばらまいて、オイルににんにくの風味をつける。
もちろん生のにんにくの方がいいんだけど、面倒だから、これで十分。
にんにくチップで風味をつけたら、チップは捨ててしまう。
にんにく風味のオリーブオイルで、なすを炒める。
なすがなくても十分うまい。
なすがなければ炒める手間も切る手間も省けるが、
あれば入れた方がうまいので、なすを使おう。
十分なすを炒めたら、そこにトマト缶を入れる。
1人前で半缶程度。
トマトの汁が多すぎる場合には多少捨てないと、
液体ソースになってしまうので注意。
そうこうしているうちにパスタができあがるから、
そのパスタの塩気たっぷりの茹で汁を、
ここに少々混ぜることを忘れずに。
これでトマトソースもできあがり、
パスタとまぜればはいできあがり。
安くて手間が要らず、市販のソースもいらない、
かさこ簡単クッキング、パスタ編でした。
・かさこクッキング
・2004年4月12日 ミスチルニューアルバム「シフクノオト」
2002.5.10発売の「It's a Wonderful World」からほぼ2年ぶりのニューアルバム。
間が空いてしまったのは、桜井君の小脳梗塞による突然入院などがあったからだが、
とにかくファンにとっては待ち望んだ一作だった。
ただアルバム発売ニュースを聞いてそのタイトルを見た時、軽い失望を覚えた。
12曲中、すでに発表されている曲が6曲もあるのだ。
「掌」「くるみ」「空風の帰り道」「Any」「タガタメ」「HERO」。
ま、しょうがないといえばしょうがないのだが、
ずっとアルバムが出なかった期間は上記6曲を毎日何度も聞き続けた僕にとっては、
新しい曲が6曲しかないというのはちょっと物足りない感はある。
しかも4.11からはじまるドラマの曲は入らないというのも残念ではある。
なのでぱっとはじめに新しい曲だけ聞くと、ちょっとどうかなって気もしないでもないが、
シングルも含めてトータルで聞き込んでいくと、なかなかやっぱいいよなと思う。
第一印象からすると、発表曲をのぞくと2曲目の「PADDLE」(ドコモのCM)と10曲目「天頂バス」が圧倒的によく、
それは大のミスチルファンの私の親戚、シンノスケ君の感想も同様だったように、一般的に一致した感想のようだ。
ま、それはともかく、一曲ずつ簡単ですが解説していきましょう。
1.言わせてみてぇもんだ
このアルバムのミスチルのスタンスを端的に表した曲。
「愛想を尽かしてくれても 一向に構わない」という歌詞ではじまるこの曲を思うに、
このアルバムは、自分たちがやりたいことをやって、それでどうだ?って感じなんだと思う。
前々作の「Q」や前作の「It's a Wonderful World」のように、ポップ感をあまりに意識したために、
聞きざわりがよく、リスナーに迎合したと捉えられなくもないが、
今回のアルバムにはそういうところがなく、吹っ切れている。
それをこの一曲目で宣言しているように受け止められる。
、 それとこの一曲目を聞いてもわかる通り、へビーさが戻ってきたのがちょっとうれしい。
そしてまた歌詞も実に桜井君のそのままを描いたようなストレートさ。
最近のミスチルの歌詞の傾向はポップ感を重視するために、
歌詞やメッセージ性より聞きざわり的なことが重視されていたような気がするけど、
この歌を聞く限り、心境をストレートに歌う詩が戻ってきたことも実にうれしい。
2.PADDLE
「蘇生」を思い起こさせる、突き抜け感のいい、実に軽快な曲で、
掌なんかよりこっちをシングルにした方がよかったんじゃないかな。
とにかく抜群の曲!
アルバムというより「PADDLE」と「天頂バス」の両面シングルのようにこの2曲ばかり聞いている。
歌詞も「蘇生」的な感じで、
「荒れ狂う海原の上」だけど前に向って明日に向って進もうといったような、
大変な世の中だけど前に向って進んでいこうというポジティブな歌詞になっている。
桜井君が最近インタビューなどでいつもいっている、
自分たちの曲を聞いてすぐに何かが変わるということではなく、
それを聞いたことで、次の偶然を変えられるかもしれないというそういう思いが、
「どんな化学変化を起こすか もう一度ゆすってみよう」ってことだと思う。
でもそれで何も変わらないかもしれないという潔さはあって、
でも自分たちは永遠のパドリングをしていこうというこの心境のバランス感覚は、
桜井君自身の私生活の安定ぶりのおかげなんだろうなって思う。
「皮肉で溢れた世界 不安と怒りの過渡期 見失わぬように進もう
時々 上手に 息抜きしながら 身をかわしながら 行こうぜ」
まさにこの心境だと思うんだよね。
社会へのフレストレーションは捨てたわけじゃないけど、
バランスをとりながら、たまに息抜きしながら生きていこうというメッセージは。
3.掌
アルバムですごく光った曲
シングルで抜き出すとちょっと唐突感があるけど、
言わせてみてぇもんだーPADDLEときて、この掌がくるとほんとしっくりくるし、
この曲の良さが非常に光る。
その意味では確かにこの曲はこのアルバムの中核をなしていることは間違いないとは思う。
4.くるみ
1.2.3曲目とぽんぽんと決意表明的な曲が続いてほっと一息つくのが、この4曲目「くるみ」と5曲目「花言葉」。
ほんとくるみはいいですよ。
また「くるみ」−「花言葉」と続く感じもとってもいい。
シングルとしての存在感が十二分にある。
ほんといい曲です。
5.花言葉
こういうシンプルな曲が入っているとほっと落ちつく。
「くるみ」ほど手の込んだつくりをしていないので、
ある意味では物足りなさを感じるかもしれないが、
アルバムの中でのバランスという意味ではこういう曲が1曲あることで、全体の幅が広がる感じがある。
6.Pink〜奇妙な夢
アルバムならではの曲。
シングルの羅列じゃ疲れちゃうからこういう曲もあった方がという、アルバムの広がりをもたらす曲。
何度かアルバムを聞いているうちに、あ、こんな曲もあったんだ、
なかなかいいじゃないかと思うようなタイプの曲。
7.血の管
これもアルバムならではの曲。
ピアノと桜井君の声だけでわずか2分ほど。
ライブとかで聞くとその良さがわかるんだろうな。
8.空風の帰り道
6.7.とアルバム的曲が続いて、一挙にスローテンポになったところで、
もう一回しきりなおしで新しいものがはじまりますよと肩ならしをしてくれるような位置にあり、
シングル「HERO」のB面に入っていた時より存在感がある。
なかなかいいですよ、この曲がうまくアルバムになじんでいる。
9.Any
そしてAny。
今回ほど、よく曲並びの流れがいいアルバムはないのではないかというぐらい、すごいすっと入ってくる。
ライブで「次はこの曲だろうな」と予想が的中するような、流れの良さがあり、
ここにAnyがきていることがすごく自然な感じがする。
2002年に出された一番このアルバムでは発表は古い曲だけど、やっぱりいいですよ、この曲は。
10.天頂バス
ほんとこの曲はいい。飛びぬけていい。
今までにない新鮮感があるし、できは抜群。
シャウトもしてるし、不思議な感じもあるし、はじまりの違和感も実にいいし。
シングルには決してなり得ないだろうけど、これこそ桜井君天才だなと思える曲。
私一番のおすすめのお気に入りです。
ぜひ聞いてほしい。
11.タガタメ
アルバムに入ってよかった。
しかしこのアルバムの中に入ると発表当時のインパクトは意外にない。
その意味では桜井君が早く発表しておきたかったという意図は正解だったと思う。
(ま、発表の仕方には問題があったわけだけど)
アルバムに入るとそれほどのインパクト感がないのは、
アルバムという1つの文脈においては、その流れを汲んでいる曲だからだと思う。
ただこうしてアルバム全体を通してこの「タガタメ」を聞いた時に思うのは、
今回のアルバムは、みんながみんな桜井君の言葉を間に受けて、
「日常生活で何気なく聞ける私服の音」というようなアルバムなんかではまったくなく、
なんかある意味では「深海」までの圧倒的ダークさまではいかないけど、
「Q」や前作のポップ感に向っていたミスチルとは違って、
「DISCOVERY」や「BOLLERO」を彷彿とさせるような、ヘビーでメッセージ性を帯びた感じが、
徐々に復活しつつあるんじゃないかという意味で、僕は非常にうれしい。
そういう文脈での「タガタメ」は違和感なくアルバムに混在している。
12.HERO
シングルらしい曲で締めにふさわしい曲。
AnyとHEROというこの2つの曲が、桜井君の突然の緊急入院時を思い起こさせる。
総評
月並みなアルバム評価である「私服のような日常生活で何気なく聞けるアルバム」とはまったく違い、
僕がむしろ「深海」やメッセージ性を感じるのは、
SWITHのインタビューで小林武史もインタビューアーも悟っているようだ。
今までよりかなりヘビーな音が増えているし。
このアルバム発売を機に、あちこちの音楽雑誌にミスチルインタビューが載っていてそのほとんどを読んだけど、
なんで新しいアルバムが出る度に「史上最高傑作」ってわめきたてるんだろう。
もちろん僕はミスチルが好きだから、このアルバムも当然いいわけだけど、
ミスチルの中で最高のアルバムとは思えない。
完成度からいえば「DISCOVERY」や「Q」「It's a Wonderful World」の方が高いような気もするし。
変に持ち上げて期待させるありきたりのインタビュー記事はちょっとうんざりだし、
みんながみんな「日常に何気なくすっと入ってくる曲を集めたアルバム」と評しているが、
僕にはまったくそんな風には聞こえない。
ヘビー感とメッセージ性が戻ってきたことは非常にうれしいし、そのような曲が集まったアルバムだと思う。
僕なんかは毎日のようにこのアルバムに入っているシングル曲を聞き続けてしまっているから、
新鮮な感覚はないのかもしれないけど、
シングルを買ってない人にとっては、シングルがこれだけ入っていてタガタメも入っていて、
「PADDLE」と「天頂バス」も入っているとなるとかなりおトク感のあるアルバムなのかもしれない。
またぜひツアーでアルバム曲を聞くとその親しみが変わってくるので、
なんとかツアーチケットを手に入れたいなと願っている。
・ミスターチルドレンの部屋
・2004年4月11日 鎌倉写真/いえ写真/映画論評
・先日訪れた鎌倉写真をアップしました。
・いえ写真を28点追加しました。
・映画論評で、北野武監督「座頭市」をアップしました。
論評抜粋:単なる時代劇でわざわざ日本人が見る映画じゃない。(★★)
・2004年4月10日 まったくアホな「人命優先」論〜イラク邦人誘拐事件〜
イラクで日本人が3人人質になった事件。
今日の動きを見る限り、意外とバカな意見があることに愕然とした。
バカ1:自衛隊撤退拒否に反発した集団
「人質を見殺しにするな」と小泉首相の自衛隊撤退拒否に反発した、
復興支援のNGOなどの呼びかけで国会や首相官邸周辺では、抗議の集会やデモが行われたという。
外務省や防衛庁などにも撤退を求める要請文やファクスなどが送られたそうだ。
バカである。
問題の本質をまったく理解していない。
僕は自衛隊の派遣に賛成ではないが、今回のことで撤退しないから小泉辞めろというのは、
まったくもってナンセンス。
自衛隊自身に被害が出たなら、自衛隊の撤退を考えるべきだが、
個人で勝手に動いている民間人である。
それが捕まったから撤退しろなんて、そんなアホな議論はあり得ない。
彼らは政府から頼まれていったわけではなく、自分でリスクを背負ってイラクに赴いた。
その結果によって国全体の政策を変えなくてはならないなんてまったくおかしい。
バカ2:高遠さんの妹
「3人の家族では国は動かせないんですね」
当たり前だろ!ボケ!
身勝手な行動をするたった3人の人間の安全のために、国が国全体としての国益を考えた政策を転換させるなんて、
どう考えたってあり得ない話。
しかも今回の事件が政府の命令で行かされた自衛隊員が人質になったならともかく、
むしろ政府が「危険だから行かないように」と勧告しているにもかかわらず、
危険を承知で勝手に行ってしまった民間人である。
それを国のせいにして、国の方針を変えろだなんて、おかど違いも甚だしい。
いわば、火事になっている家に周囲の静止を振りきって、
勝手に飛び込んで死んでしまったのを、「消防士が悪い」といっているようなものだ。
学校教育を批判ばかりして、自分(親)のしつけを顧みない親と一緒の論理ですよ。
「子供が悪くなったのは学校のせいだ!」って言いがかりつけて、
確かにそういう面もあるかもしれないけど、じゃあ家庭ではちゃんとしつけしていたのかって。
危険にもかかわらず、イラク行きをとめずに、
こういう自体になったらとめられなかった自分を棚上げして、政府を責める。
まったくもっておかしい。
こういう輩がいるから日本はおかしくなるんだ。
ちなみにいっておくけど、北朝鮮の拉致問題の家族とは同一視してはいけないよ。
拉致問題は、今回の3人のように好きで行ったわけじゃなく、
無理やりつれていかれてしまって、その捜査と解決を国が怠っているから、
家族が国の対応を責める権利があるのであって、
今回のイラクの被害者家族とはまったく問題の性質を異にすることを頭にしっかりいれておかなくてはならない。
バカ3:古館伊知郎
日本のニュース番組に革命を起こした久米宏のニュースステーションに代わってキャスターを務める古館。
今日はじめて見たけど実に情けない。
「政府の対応は形式ばってしか見えない」「水面下の工作をしているような雰囲気はあるんですかね」などと、
なんでも政府の対応を批判すれば受けるととんだ勘違いをして空回りしている古館。
あのね、久米さんのマネをしても仕方がないんだよ。
久米さんのやり方は斬新だったけど、ここ最近はそれが目新しいものではなくなってしまったから、
あの番組は終わった。
にもかかわらず、その真似事を古館がしようとしている。
時代錯誤、事実認識不足、視聴者への不理解、勘違い、受け狙い・・・
古館の情けない進行は私が指摘しなくても、とっくに批判があがっている。
みのもんたが「1回目を見たけど、久米君のマネでしかない。古舘ショーとして久米流に真っ向勝負すべき」
と同種の批判をしている。
まったくその通り。
古館君は君の個性を生かして実況ニュースでもやってればいいんだよ。
君に久米になることはできないし、求められていないし、受けないのだから。
バカ4:菅直人
民主党ーこれが自民党がだめなら唯一変わる勢力だと思うと、ほんと日本の政治は暗い。
菅直人はしきりに自衛隊撤退だけを叫んでいる。
政府のやることを批判すれば国民の人気がとれると思っているバカな奴だ。
今回もその病がこの事件をきっかけに声高になっている。
これだからね、僕は民主党にはいれなかったんだよ。
あまりに情けない。
落ちぶれた社会党と同じじゃないか。自民党のやることなすこと批判するだけの。
麻生総務大臣はこんなような発言をしている。
「危ないところに行くなっていってるのに行っちゃったわけでしょ。
ずっと政府は行くなって言い続けてるわけでしょ。
旅行パッケージのおすすめ場所といってるわけじゃないでしょ。
違いますか?それで内閣の責任ですか?」
まったくおっしゃる通り、である。
今回の愚かなバカどもにはほとほと困る。
そのせいで重要な問題がまったくもって見過ごされ、問題がすりかえられてしまう。
僕はね、自衛隊派遣反対なわけ。
でも今回の事件で撤退するのは明らかにおかしい。
そんなことより、この事件の1日前にね、自衛隊宿営地に砲弾が打ち込まれたっていう、
すごく重大なニュースがあった。
むしろこのことから「撤退」を叫ぶのならわかるんだけど、
人質というセンセーショナルな事件ばかりに目がいってしまっている。
それからバカな民主党のようにただ自衛隊に反対すればいいってもんじゃない。
結局彼らがいってるのは「危険な地域に派遣して自衛隊員が殺されるのは困る」というそれだけ。
危険ならいいとか危険じゃないから派遣を許すとか、そういう問題じゃないんだよ。
自衛隊のイラク派遣という問題は。
問題の本質は世界にテロを撒き散らしている大犯罪人・アメリカに協力しているということ。
つまり日本は世界的な罪の共犯者になっている。
だからアメリカの協力のために自衛隊を派遣することがいけないんであって、
そこが危険だからとか危険じゃないとか、そういうことは関係ないわけです。
時には国際協力の大義がたつのであれば危険でも自衛隊を派遣しなくてはならないかもしれない。
ただ今回のは犯罪人の共犯としていくから反対、それが問題の本質なんです。
彼らが行くことによって世界的に日本は犯罪人アメリカの共犯者であることをアピールし、
それが日本国内のテロの危険を増す。
だから反対なんです。
そこを勘違いしてただサマワは危険だから行っちゃいけないとか、そんな小手先の議論ではないはずなんです。
まったくもってこのような事件が起きることで、
むしろ問題の本質を隠蔽に、根本的なアメリカ追随政策への批判がすりかえられてしまう。
こういうことには気をつけなくてはならない。
※3人の拘束された人質の共通点
単独行動:取材活動でもボランティアでもどこかの組織に属して集団で行動していれば、
こういうことにならないのではないかと思えなくもない。
未婚:あの3人は誰も結婚していない。
家族が助けてほしいとお願いしにいったが、親と兄弟だけで、妻や夫というのはいない。
結婚していたら、単独でイラクに行くだろうか?
ふとそんなことがよぎる。
単独行動と未婚ということを考えると、典型的な現代人で、
自分一人で好きな事をやっていれば周囲は関係ないという、ジコチュータイプの気があると批判されても仕方がない。
・2004年4月9日 序の口
イラクで日本人が3人拘束され、自衛隊を撤退しないと燃やすという事件が起きた。
それはそれで結構な衝撃だけど、所詮は「かの地」の出来事。
こんなことでは国民も政治家も危機感は持たないだろう。
たとえば自衛隊員が3人拘束されたなら、これは大変なインパクトだが、
イラクに「好きで」1人で動き回っている個人である。
このようなことに巻き込まれても仕方がないというのは国民感情の本音だろうし、
政府も燃やそうが何しようが自衛隊は撤退しないと早々と表明している。
しかし捕まえる方も情けない要求だと思う。
もっと現実的で効果のある要求にすればいいのに。
どうやったってこの3人で自衛隊は撤退しないだろう。
日本の国民感情も世論も動かせまい。
もっと強くくそアメリカ支援をした日本を攻めなきゃだめだよ。生ぬるい。
はっきりいってあの3人が殺されても、マスコミは格好の話題としてしばらく騒ぐだろうが、
日本政府も、彼らの家族ではない一般国民もいたくもかゆくもない。
せっかくやるんだったらもっとすごいことやんなきゃ。
ニッポンって国はニュースを忘れる天才国家なんだから。
「イラクで邦人3人拘束」というニュースと並んで「岡田監督決断、鳥谷ベンチに」という方が、
残念ながらはるかに関心があるという悲しい現実。
岡田監督の愚かな采配のせいで阪神が優勝できなくっても、
アホなジーコのせいで日本がワールドカップに行けなくなったとしても、
それはそれで別に情けないことだけどたいしたあことじゃないけど、
愚かなアメリカに追随するどころか積極的に支援するという愚かなる采配は、
日本国民を危険にさらすわけで本当は許されてはいけないんだけど、
こういったニュースが同列に並べられていて、先にクリックするのは「鳥谷」だったりする。
岡田監督、聞いたか、巨人戦で代打に出た藤本への観客からの大声援を。
僕は鳥肌がたったね。
みんな阪神ファンは思いは同じなんだって。
なぜ岡田、藤本を出さないんだ!昨年優勝に貢献し3割打ったまだ若い野手を。
意固地になって鳥谷を出し続けることで鳥谷自身の芽もつぶしてしまう。
あんな愚かな采配をし続けるから、バカ巨人にだけは買ったけど、横浜に勝てなかった。
そんな不満があったとしても、結局は自分の身にかかわらない傍観者ニュース。
だから鳥谷もイラク邦人拘束もたいしたことはない。
日本でどーんとすごいことが起きなきゃ、誰も目覚めないよ。
そんな私のもっぱらの関心は、早く家に帰ってじっくりミスチルを聞き込み、
アルバム曲速報を書きたいと思いつつ、
まるでぼんくれが一緒にきてしまったみたいに、グインサーガが発売になって、
あわてて本屋にいってむさぼるように読んでいる。
ミスチルとグインという私の大好きなCDと本が出て、私はそれに忙しい。
そんなもんだ。
日本人を燃やすなら燃やしてその映像を流してほしい。
しかしそんなことより、諸悪の根源となっているアメリカでもっと派手にやりなよ。
もし自衛隊が撤退したところで、なんにもなりゃしない。
人殺しアメリカ軍を撤退させ、殲滅させ、地獄に落とさなきゃ。
モスクにまで攻撃をしかける無礼者の最悪テロリスト・アメリカに攻撃を。
・2004年4月8日 鎌倉墓猫かさこ
かさこさんは墓地でどんな風に写真を撮っているのか?
そんな疑問が多数寄せられていましたので、
かさこワールド初公開!
かさこの墓猫撮影現場を撮る!をお送りします。
相当猫に近寄って撮ってます。
Photo by ori
※ミスチル・ニューアルバム「シフクノオト」速報は、
もうしばらくお待ちください。
まだ全部よく聞き込んでいませんので。
ただドコモの宣伝で使われている「PADDLE」と、
「天頂バス」の2曲が、飛びぬけていいです!!
そんなバカなつぶやきはともかく。
なんかぜんぜん起こりそうで起こらないんだよね、何事も。
つぶやきで「ニュースを斬り」ながら、なんとなく虚しさを感じてしまって、あまり斬らなくなってしまった。
もしかしたら現代人の中には破滅願望があるのかもしれない。
ある種の世紀末信仰というか。
「テロが日本にも絶対起こる!」なんていってぜんぜん起きない。
「東京を破滅させるような大地震が起こる!」なんていってぜんぜん起きない。
「SARSが危ない!」「鳥インフルエンザが危ない!」といって危機感を煽りたても、まったく安全だ。
なんなんだこの「平和」な社会は。
「ニュースを斬って」いても、墓猫の写真を撮っている「平和」な僕がいる。
それは僕だけじゃなくって、みんなそうだと思うんだけど。
自分は巻き込まれたくはないけど、どこかで何かでっかいことが起きて、
この倦怠社会を変える大きな契機になって欲しいと願う、破滅願望が深層意識に眠っている。
そんな「天災」頼みの他力本願の国民性をきっと見透かしているのか、
「不幸な」ことに何も起こらないんだと思う。
核ミサイルなんか一発ぼんと発射されて地球が滅亡するような「一瞬滅亡」なんかより、
環境破壊みたいなことでじわじわと滅亡に向かっていくような「じりじり滅亡」の方が、
はるかに現実的にありうることだという本を思い出す。
願ってやまないどでかいことなんてそう簡単には起こらない。
疫病もテロも戦争も地震も、まったくもって日本は「平和」で、その間に、
日常に潜む小さな矛盾や小さな犯罪や小さな交通事故などから、徐々に蝕まれている。
神が天罰を食らわすことすら見捨て去られてしまった国なのか。
ま、アメリカにだけでも天罰が下れば十分なんだろうけど。
・2004年4月7日 鎌倉お手軽3時間コース
鎌倉駅西口
↓徒歩15分
1.寿福寺
↓徒歩15分
2.源氏山公園
↓徒歩10分
3.葛岡ヶ岡神社
↓徒歩15分
4.銭洗弁財天
↓徒歩10分
5.佐助稲荷
↓徒歩15分
鎌倉駅西口
昨年秋は、随分と気合いを入れて、1日かなり歩き回ったが、
今回はわりに駅から近く、でも鎌倉らしいスポットを見て回ることができるコースを歩いた。
これでだいたい3時間。
また、下記スポットはありがたいことにすべて拝観料はかからない!なかなかいいコースです。
<鎌倉駅西口>
朝9時30分到着。桜の季節でしかも土曜日。
昨年の休日のバカ混み状況を考えるともう1時間ほど早く着きたかったが、
この時間でもほとんど人通りはなく、観光客はまばらだった。
また東口はお店や鶴岡八幡宮がある関係で混むが、西口は比較的空いている感じだ。
まずここから歩いて15分ほどの寿福寺に向う。
<1.寿福寺>
あまり人が訪れない静かな寺。
木々に囲まれてなかなか趣きがある。
しかし残念なことに境内や仏殿は鎌倉まつりの時以外は入れないそうだ。
裏手に墓地があり、そこは見学できる。
北条政子、源実朝の墓があるそうだが、
見たがたいしたことはなかった。
ただ岩肌に造られた墓地はなかなか趣きがあってよい。
この墓地から山を上って源氏山公園に行ける。
こんなところに道があるのかと驚いたが、
山に登ると結構この道を歩いている人がいた。
<2.源氏山公園>

巨大な源頼朝像が印象的な公園。
ここに来たのは桜を見るため。
ずらっと桜が並んでいてなかなかよかった。
桜の季節はおすすめだな。
<3.葛原ヶ岡神社>
神社自体は非常に小さくて、
見てわっと驚く神社ではない。
ただ源氏山公園と同じく、
神社付近にも桜や花が咲いていて、
実にきれいだった。
<4.銭洗弁天財>
「銭洗」とはなんとも俗っぽい神社だけあって、
親しみも湧きやすく、観光客も実に多い。
ここに来た途端、これまで静かだったスポットとは違って、
境内には茶屋やお守り売り屋やみやげ売り屋で賑わっている。
敷地は狭いが入り組んだ造りになっていて、
なかなかおもしろい。
銭を洗うという具体的な即物的な行為をさせて、
参拝者を参加させることで、
神社のおもしろさに付加価値をつけている。
洞窟のようなつくりもいい。

ここにある茶屋で一休憩しようと思い、
ガイドブックには必ず乗っている「こくに茶屋」に行ったが、
非常に態度が悪い。
入って何か頼もうとしたら、
「何しに来た」と意味不明な言葉を口走り、
まるでらちがあかない。
もちろん店に入っても「いらっしゃいませ」の一言もない。
観光客がわんさかくる境内の茶屋でおごりがあるのか、
こういうサービス業としての基本を欠いた店ってのは潰した方がいいな。
休憩したかったが、さすがにこの態度では席に座るのはやめた。
あまりに唐突なリアクションであっけにとられて何もいえなかったが、
インドを旅した時のように、ぶち切れかさこモードに早くなればよかったと後悔した。
ぜひみなさん、行ってきれてください。
なおこの茶屋の前にリスがいて、みんなリスみたさに立ち止まるが、
次の佐助稲荷で何匹もリスを見れるので、ここで見る必要はまったくなし。
<5.佐助稲荷>
銭洗から入り組んだ坂道の住宅街を通って入口へ。
入口からずらっとのぼり旗が両脇に立ち並び、階段を登っていく。
やっと登りきると、「隠れ里」的雰囲気が漂いとってもよい。
境内のあちこちにお稲荷さんがまつられている。
この山里の雰囲気とお稲荷さんが絶妙にマッチしていて、
不可思議な空間を醸し出している。

休めるベンチがあって、その近くにはかなりの数のリスがいて、
しかも銭洗のくそ茶屋のリスとは違って、あまり警戒心がなく、よくリスを見ることができる。
ただあまりに多く、灰色の物体が動き回るので、ちょっと気味悪いといえば悪いのだが。
<鎌倉駅へ>
だいたいこのコースで3時間程度。
この後、行くなら多少歩いて、大仏へ向かうと、
長谷のみどころがいっぱいあって、1日十分楽しめることになるが、今回は半日のここで終了。
鎌倉駅西口にある、鎌倉市役所前の竹扇というそば屋で昼食をとることに。
狭くて混んでいたので待たされるかと思いきや2階もあってすぐに入れた。
この立地で値段も良心的で、せいろが630円。
少ないことを想定して大盛り+105円にしたけど、
大盛りにしなくてもいいぐらい、十分な量があった。
とにかく私はラーメンに限らずそばやパスタなど麺類は大好きなのだが、
そばは高いわりに量が少ないので失望することが多いんだけど、
ここは観光地でありながら、市役所相手の良心的な店のせいか、
味がとびっきりうまいわけじゃないけど、この値段でこの量は評価すべき店。
昼食にいい店に出会い、半日という短時間で、鎌倉を楽しめた。
なおこの後、少し時間があったので段葛と妙本寺に行った。
・2004年4月6日 とりとめもなく、新生活
「新生活」といわれて、タイムリーな人とそうでない人がいるだろうと思う。
暦は4月。
学生なら卒業・進学、進級・就職、社会人なら転勤や異動など節目の季節なのだ。
前職ではクレジットカードのDMを作っていたので、
4月号をつくると「新生活」商品のオンパレードで、それなりに季節感を感じていた。
しかし今はまったくこの「新生活」がぴんと来ない。
小さな会社で、異動や転勤があるわけではないし、新卒社員が入ってくるわけじゃない。
あいも変わらず、何の生活も変わることなく、
いつものように去年からのわりと息の長い仕事をしこしこやっているから、
3月、4月の年度の変わり目的節目感はまったく感じない。
季節感を感じない職場にいるので、ふとそんなことをあえて取り上げてみた。
そんな職場にいる人もきっと多いかもしれないが、
世間ではそういうことが常であるということも何の仕事をしていても忘れちゃいかんなと思う。
さてさて、そんな新生活シーズンにもかかわらず、何の変わりもない私だが、
今か今かと待ちきれないものがついに今日、発売される。
ミスチルのニューアルバム「シフクノオト」である。
前につぶやきで書いたが、意外と知らない人がいるので繰り返すが、
CDのオフィシャルな発売日の前日には、たいていどこの店でもCDが売り出されている。
「たかが1日ぐらい」と思うかもしれないが、
待ちきれないせっかちな私にとっては、もう1週間前ぐらいからそわそわして仕方がない。
まあそんなに早く手に入れたいのなら、きっとインターネットでは、
「違法」ダウンロードし放題なのだろうけど、
それは何か禁じ手だし、神聖さを汚すような気がしてそこまではする気にはなれない。
というか、ダウンロードするのが恐い小心者という側面がないわけでもないが、
そのぐらいの小心者の方が世の中をうまく渡っていけるのだろう。
発売日を待ちきれないといえば、私には中学生時代から思い出がある。
火曜日が正式の発売日である少年ジャンプは、月曜日にはどこにでも売り出されているわけだが、
日曜日に手に入るところがあると聞いて、よく友達と並びにいったものだ。
月曜日発売のものが日曜日の昼に手に入るのである。
しかしその店はあまりに堂々と早く売ったせいか、いつしか売られなくなった。
しかし別の店があって、ジャンプを新聞紙にくるんで日曜日に売る店があって、
そこをやっとのことで友達から聞き出すと、いつもまだかまだかと、
毎週、売り出される時間が違うのでタイミングを見計らっていったものだった。
今から考えれば滑稽なことだが、その気質はミスチルアルバム発売にいたって何ら変わっていないようだ。
ドラクエも相当並んだな。
発売日の前日、おもちゃやに中学生が20人ぐらい集まっていて、
もちろんみんな予約していて、かつ予約順位が早い人たちが、
入荷を今か今かと店で何時間も待っていた。
なんなんだろうな。
別に明日行けば普通に買えるのに、1分1秒でも早く手に入れないと気が済まないというのは、
考えてみれば、欲望資本主義社会がなせるある種の病気であると思う。
その意味では、ミスチルのアルバムとグインサーガの発売日2、3日前になると、
いつも落ちつかなくなる私も重度の患者ということになる。
ま、そんなわけで、今日はミスチルアルバムを手に入れたら早退しようかと、
本気で考えているかさこ君であった。
ただ、今回のミスチルアルバムは12曲中6曲がすでに発売というか世に出まわっている曲なので、
まったく新しい曲は6曲しかないわけだが、
ドコモで流れるアルバム収録曲のさわりを聞いても、実に期待ができるアルバムだと思っている。
i-Podの導入でもうまったく使うことのなくなったCDウォークマンを探し出し、
アルバムを購入したらすぐ聞こうと、落ちつきがない。
なんでもスピード社会。
待つことができない都市社会に生きる現代人に、
「スローライフ」は理想かもしれないけど、精神構造的にも社会構造的にも到底無理だろうな。
・2004年4月5日 鎌倉・花旅
東京から気軽に日帰り旅行ができる鎌倉。
この場所の魅力は季節によってその装いが変わること。
だから何度いっても楽しい。
今回は桜の季節に狙いを定め、桜花旅に出掛けました。
「桜旅」のつもりでいったのだが、必ずしも桜だけではなかった。
この見事なピンク色の花はカイドウ。
妙本寺という鎌倉駅東口からわずか徒歩10ほどの寺。
桜も門の手前に咲いてはいたが、一週遅かった。
しかしこのカイドウが見事だった。
もしこの花がなければただの「寺」にしか過ぎなかったかもしれないが、
見事に咲き誇る花のおかげで、この寺の印象が一変したのだった。
ここに「花旅」の意義がある。
つまらないものもおもしろくしてしまう、花の魔力。
<段葛>

鎌倉一の混雑地帯、鶴岡八幡宮に至る若宮大路の段葛。
もっとも避けたい道だが、桜の季節だけはここを通りたい。
さてさて、プロ野球が開幕して、巨人は屈辱的に今年はホームグランド開幕を迎えられないとばかり思っていたのだが、
なんと阪神ー巨人の開幕戦は東京ドームではないか。
なぜなんだろうとずっと不思議に思っていたがその理由がやっとわかった。
まだ甲子園で高校野球をやっているからである。
そんな甲子園の高校野球で問題が起きているという。
チアガールの盗撮行為が多発し、警察や学校側が手を焼いているという。
確かに盗撮ってのはよくない。
しかし、と思う。
チアガールの位置を動かしたり、野球部員がチアガールを取り囲んだりするという「自衛策」とは、
まったく問題の本質を見極めない、なんてナンセンスな行為なんだろうかと思う。
そもそもの問題は、なぜ撮影対象にされてしまうような、
パンツ丸見えの制服で人前の目立つところでバカなダンスをさせられなければならないかということにあるんじゃないか。
別に盗撮行為を正当化する意味でいっているわけではないのだが、
電車や一般の道路で歩いているミニスカートの女性を対象とすることと、
自らそのような格好を人前でさらして観客に見せることを目的にしているチアガールを対象とすることは、
微妙に違うような気がする。
ようは今のようなチアガールの格好や行為っていうのは「撮ってください!見てください!」っていっているようなもので、
はっきりいって試合そっちのけで、チアガールの方が目についてしまう可能性だってあるわけだ。
応援なんだからもうちょっと控えめにするとか、
パンツまるだしの格好を変えるとか、そういうチアガールのあり方そのものから考え直さないと、
どんなに防御策を講じたって、撮りたいと思う人は出てくるだろうし、
盗み撮りしようと思ったらいくらでもできてしまうだろう。
今、チアガールがやってることって、
裸で道を歩いていて「見ないで!見たら犯罪だ!」って騒いでいるように思えてならない。
盗み撮り行為を正当化するわけではないが、
そういう行為をさせたいと思わせる応援方法から考え直さないと、真の問題解決は果たせない。
イスラムでは女性が黒いベールを顔にかぶる。
そういう人間の欲望を理解した宗教的叡智から考えても、見せる側の問題を抜きにするのはおかしい。
・2004年4月3日 金満巨人に鉄槌!よくやった阪神
昨年、星野監督率いる阪神がミラクルな戦いを見せ、倦怠社会に刺激を与えてくれたわけだが、
今年は、星野監督は辞め、巨人が4番打者そろえという暴挙に出て、
あまり期待以上に打てないかもしれない、話題先行の日ハム新庄以外、
明るい話題がないと思ったプロ野球だったが、
4・2、4・3の阪神ー巨人戦を見てほっと一安心した。
「バカな巨人の金にまかせた補強では勝てず、
バランスとチーム力で勝ち抜いた阪神が今年も健在だな」と。
それにしても巨人は野球がなんたるかをわかっていない。
野球というのは投手力が8割9割ものをいう。
そんでもって打力っていうのは打「線」であって、試合前のホームラン競争をやってるんじゃないと。
西武の4番・清原
広島の4番・江藤
ヤクルトの4番・ペタジーニ
近鉄の4番・ローズ
ダイエーの4番・小久保
とホームランを30本以上打てる4番打者を金にまかせて寄せ集めたわけだが、
まったくいいところがない。
阪神にはホームランを30本以上打てる選手はアリアスぐらいしかいない。
でも4・3、開幕2戦目、そのアリアスの前で、
3人の選手がつないで、6番のアリアスがどかんと1発打って4点入って決めるというのは、
まさに野球の「打線」であって、
みんなぶんぶんふりまわして、一発狙いの単発集団の巨人は恐いけど、試合になっていない。
はっきりいって4番の高橋とペタジーニの2人いて、
あとはつなぐことができる巨人の若手を使った方がどれだけ強いか。
ピッチャー出身で就任会見で「守りの野球」といった堀内監督の采配は、
はっきりいって、連係のない欧州組のスター選手ばかりを寄せ集めて、
それをまったくまとめようとしない、サッカーのジーコ監督そっくりだ。
阪神が強いわけじゃない。
阪神にだってはっきりいってかなり采配ミスがある。
4・3の第2戦目、4点差だったら8・9回はリガン1人にまかせるか、
まあせいぜいリガンー安藤までの継投までだと思うんだけど、
アホなことに、オープン戦で調子の悪いウイリアムスまで投入した。
案の定、出てきた途端、高橋にデッドボールで、ランナーを2人背負って、
ペタジーニにあわや1発、1点差につめよられる3ランを打たれそうになった。
あれで打たれたらもう安藤もリガンも使ってしまったわけだし、
4点差の勝ち試合を逃してしまう可能性があった。
そんな重大な采配ミスをしていながら、巨人に勝ったということは、
いかに巨人がアホかということだ。
それからなんとか阪神に連覇をして欲しいの願う私としては、
ゴールデンルーキーと騒いでいる鳥谷はさっさと外してほしい。
彼の潜在能力の高さはわかるが、まだ無理だ。
まして昨年3割を打ち、オープン戦でも圧倒的な成績を残した藤本選手を外すなんて絶対に許せない。
そんな不平等な起用をしていたらチーム内に絶対に不協和が出る。
どうしても鳥谷を使いたいなら、鳥谷ショート、藤本セカンド、今岡サードというコンバートを、
オープン戦で徹底してやっておくべきだった。
鳥谷を使い続けているようでは絶対に阪神は優勝できない。
また金本4番ってのもいいんだけど、彼は36歳。
これから阪神を長いスパンで強くしていきたいなら、
しかもそのために鳥谷のような実績はないけど若い選手を使う度量が岡田監督にあるなら、
金本頼みもいいけど、浜中、関本、桜井といった若虎の大砲候補こそスタメンで使い続けるべきだと思う。
まあ岡田采配もかなり疑問な点が多いが、堀内監督なんかよりはるかにましだし、
第1、むちゃくちゃでどうしようもない、烏合の集団と化している巨人とは違って、
昨年優勝した選手が、まるで一人一人に星野監督の魂が宿ったかのごとく、
闘志と自信を持って闘っているので、まあ大丈夫だろう。
野球をつまらなくする巨人を今年も阪神がぜひとも叩きつづけてほしいと願う。
・2004年4月2日 映画論評3つ
グッド・ウィル・ハンティング
とてもいい映画でした。
ものすごいいいとはいわないけど、よくできた、見て損はしない映画。
ぐっときたのは親友が主人公にかけた言葉。
俺たち(悪友)と同じように、何十年先もこの工事現場で働いていたら、
親友としてまじでぶっ殺すみたいな意味の言葉だった。
親友として、主人公との別れは辛いけど、
親友だからこそ主人公のもてる才能を充分活かして旅立ってほしいという思い。
このシーンが中でもすごくよかった。
あと、ずっと不思議だったのは、なぜ彼女と別れてしまったのかについて、
ずっとセラピーを続けた先生が分析した言葉でなるほどとやっとわかった。
「自分が捨てられる前に捨ててしまう。それが防御本能」
なるほどなと思った。
それでなぜ主人公が絶対に今も彼女を愛しているのにもかかわらず、
「愛していない」といって別れたのかが明確にわかった。
確かにそういう心理っていうのはすごく納得できる。
単にスラム生まれの孤児が、ものすごい才能を持った天才で、
その才能を見込まれて立身出世するサクセスストーリーではなく、
過去の忌まわしい体験から自分の殻に閉じこもっているところから、
真に自立するきっかけをつかむという話が実に好感が持てる。
とてもよい作品だと思う。
中高生とかに見させたらすごくいいのかもしれない。
バクダットカフェ
はじめはすごくいい感じで進んでいた。
頽廃というか、なげやりというか、なんというか、
そういう雰囲気ってのが、いらぬ説明やいらぬセリフがなく、
見事にシーンで見せきっていたと思う。
ところが後半になるにつれ、どんどんシーンにストーリーがつけられ、
無駄なセリフが多くなり、ありきたりの物語が付け加えられて、
結局はなんでもない映画になってしまった。
特に後半、もうここで終わるのかと思ってもいい場面が何度もありながら引き伸ばし続けた。
主人公の女性が不法滞在で警察に引っ張られてしまうことになったのが、
カフェに帰ってきてしまって、
またまたカフェが繁盛する様子が延々と描かれ、
しまいにはカフェに滞在している住人と結婚までしてしまうという、
そこまで完全にありきたりのストーリーを描かれてしまうと興醒めしてしまうわけよ。
なぜあの前半の、シーンだけで描いていた頽廃的な雰囲気のままとどめなかったのか。
残念で仕方がない。
サハラに舞う羽根
実につまらない。見るだけ損です。
すいませんが、40分見たところで、いたたまれなくなり、見るのをやめた。
あまりにもひどい。
ひどい映画でも最後まで見るようにしているが、これは論外だった。
まったく設定がおかしい。
イギリス軍がスーダンに戦争する話なんだけど、
主人公がスーダン派遣が決まった時、軍隊を除隊する。
それは彼自身がいうように「なぜ、木一本生えない砂漠地帯に女王陛下の旗を立てる必要があるのか」
という、戦争に対する根本的不審かと思いきや、
どうもそうではないらしく、本当に臆病で死にたくないからというだけらしい。
でもそれならそれですごく正直な気持ちでいいわけですよ。
親しい同僚たちは派遣が決まり名誉なことだと喜ぶ最中、
そういう真の気持ちから除隊をする勇気っていうのは、この時代にしたらすごいことなわけです。
ところが「臆病者」と同僚から白い羽根を送りつけられたら、
今度はその「臆病者」という汚名を晴らすために、単身スーダンに乗り込むわけです。
この時点でおいおいいい加減にしてくれよと思うわけです。
軍隊としてみんなで戦地に赴くことすら怖かった主人公が、どうして単身スーダンにいけるんだ?
そんなバカなこと、ないでしょ。
そんなものすごい勇気があるなら除隊なんかしないだろうし、
いやむしろ、一見臆病だけど、除隊する勇気を持つほどの決断をした彼が、
どうして戦争の意味を見出せないのに、自分のしょうもないプライドだけのために、
単身戦地へ乗り込んでしまうか、さっぱりわからない。
どう考えても設定がおかしいでしょ。
こんなくだらん映画、ちょっとどうしようもないな。
それから技術論的なことで言うと、非常にテンポが遅い。
5分で終わる話を無意味に15分ぐらいかけてちんたらちんたら流しているから、
飽きちゃうわけですよ。
もっとテンポよくいかないと、まったくその世界にのめりこんでいけないですよ。
・映画論評
・2004年4月1日 アジア90日間写真コーナー追加
先日のチベット写真コーナーに引き続き、
中国シルクロード写真と、
モンゴル写真コーナーをアップしました。
どうぞご覧ください。