都会に住む20〜30代女性特有の、どこかはかなく、どこか物憂げな、
揺れ動く女性の心情を映した「東京少女」写真シリーズ。※コンセプトは表の下をご覧ください。
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Kate 浴衣少女(08/6) 森の少女(08/6)
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沙羅 東京少女(06/9) 東京少女(06/11) 東京少女(08/6) |
ローラ 東京少女(08/2) |
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ゆー 東京少女(08/6) |
茉莉 上京少女(08/5) 上京少女(07/11) 上京少女(07/3) 上京少女(06/11) |
はたなかけいこ 東京少女(06/8) 東京少女(07/5) 旅館少女(08/4) |
HONDA ポートレート(07/11) 東京少女(07/11) |
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Hiroko 和婦人(08/4) |
YOU 旅館少女(08/4) |
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まゆまゆ 東京少女(08/3)
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MEGU 東京少女(06/8) 東京少女(06/7) 東京少女(06/11) 東京少女(07/4) |
蝶未来 背伸び⇔等身大(07/8) |
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はなえ 東京少女(07/9) 東京少女(07/12) |
acane 東京少女(08/1) |
流菜 東京少女(07/9) |
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渡邊誘子 団地少女(07/6) 旅館少女(07/6) 東京少女(05/4)波間の少女(05/5) |
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tamami 東京少女(07/3) |
笑(emi) 東京少女(07/3) 東京少女(07/5) |
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tk 渋谷卒業(06/9) OL卒業(06/9) 東京少女(05/11) |
ゆうゆ 東京少女(07/4) |
アイコ 東京少女(07/9) |
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masami 東京少女(06/11) |
odoru ギタリスト(06/9) 東京少女(06/3) |
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貝屋 東京少女(07/7) |
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miho 東京少女(06/11) |
あおい 東京少女(06/10) |
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Hotty 東京少女1a(05/3) 東京少女1b(05/3) 東京少女2a(05/8) 東京少女2b(05/8) |
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なつこ 東京少女(06/9) |
Half rent トウキョウシシャ(06/7) |
yuko なつやすみ(06/8) |
・20〜30代女性特有の揺らぎ〜東京少女写真のコンセプト
撮影した彼女たち本人が、というわけではないが、
20〜30代の都会に住む現代の女性は、
たくましくもある一方、はかなくもあり、人生をものすごく謳歌しているようで、
どこか物憂げでなげやりな面もあり、
同年代の男性なんかより、また違う時代の同年齢の女性より、
悩みが深いのではないかと思っている。
それを写真で表したいと思ったのだが、
その大きな原因となっているのは、
女性の生き方の選択肢が増えたにもかかわらず、
ある一部分では非常に昔ながらの価値観が根付いているせいで、
制約もうけつつあり、その辺で折り合いをつけるのが、
非常に難しいのではないかということだ。
ものすごく大雑把にいえば、
昔は女性が会社で働くという選択肢はなく、
結婚して子育てするのが当たり前だったのが、
いわゆる「女性の社会進出」が都会では当たり前になり、
20〜30代前半の女性は、常に、
何をして働くのか、働き続けるのか、結婚するのかしないのか、
子どもを生むのか生まないのか、
結婚や出産にかかわらず、仕事を続けるのか続けないのか、
はたまた一人暮らしを続けるのか、実家に戻るのかといった、
揺らぎというか悩みが、表面的に出てくるかどうかは別にして、
根底にあるのではないかと思う。
特に出産となると高齢出産が増えてきたとはいえ、
男性と違い、決定的な肉体年齢の限度がある。
それまでに働くことと結婚することとその後のことを、
どこかで決めなくてはならない。
でも今、悩んでいても結論は出ないし、
仮に「こうだ」と決めたところで、常に迷いや悩みが生じる。
一方で、これも誤解が生じるかもしれないが、
あえて大雑把にいうなら、女性は働かなくても生きていける選択肢がある。
夫がしっかりしていれば働く必要はないのだ。
だから仕事は結婚するまでの、お金をもらえる趣味的要素を強めることもでき、
まして実家にいれば経済面は非常に楽なので、
ショッピング、旅行、ファッションなど、今を謳歌することもできる。
そうした「自由さ」が、同年代の男性とは違った、いきいきさにもつながっている。
ところが地方に目を向ければ、晩婚化の波が以前より押し寄せてきたとはいえ、
やはり東京より圧倒的に早い。
田舎に帰れば同年代の女の子は結婚どころか子どもも2人目みたいなことも、往々にしてある。
また、以前より社会が女性に門戸を開いたとはいえ、
有形無形の性別差別意識はかなり日本社会に色濃く残っていて、
時折、そうした壁にぶつかり、働くことの意味を問い直さざるを得ない状況もある。
そんな都会に住む結婚前の若い女性の二律背反というか、
揺らぎみたいなものは言葉より写真で表した方がいいのではないかと思って、
「彼女たち」を撮り始めた。
私は男性なので、女性から見た職業観を捉え違いしている可能性がないとはいえないが、
編集という仕事柄、モデルとなっている方々だけでなく、
多くの同年代の女性と接する機会があり、
仕事、転職、恋愛、結婚観、子ども観などを折に触れて話していると、
上述したようなことが透けてみえてくる。
選択肢が中途半端にある分、迷いや悩みも深いのではないかと。
これは私の勝手な憶測だが、
だからこそこの年代の女性は、時に男性顔負けなぐらいお酒を飲み、
そしてたばこを吸うのではないだろうか。
意識するしないを問わず、根底的な精神的ストレスにさらされているから、
お酒やたばこがストレス解消の必需品としての役割を、
果たしているのではないだろうかと。
また、時に簡単に死や自殺を口にしたり、
自分の容姿や能力を全否定するような、
自信のなさをかいまみせたりもして、
彼女たちの奥底にあるものの「深さ」を感じる時もある。
でもこうした悩みや迷いは、年齢が解決してしまう場合も大きく、
年齢的リミットで結婚して出産してしまえば、
ある意味での「開き直り」ができ、
迷っているより、今ある環境の中で何がベターなのかを、
自然にできるようになる場合も多いだろう。
だからその前の年齢特有の、
強さと弱さが混在した彼女たちの揺らぎに惹かれつつ、
それを写真に収めておきたいと思うのかもしれない。
また、彼女たちがいらん迷いや悩みなく、
暮らしやすい社会になるにはどうしたらいいのだろうかと、
性別役割分業について私自身が考える何かのきっかけにしたいのかもしれない。
彼女たち特有の迷いや悩みとは何なのかを知りたいのかもしれない。
逆にいえば、彼女たちを撮ること・考えることは、
同年代の「だらしない」男性を考える上での一つの映し鏡でもあり、
豊かな時代にもかかわらず、どこか幸せ感のない、
社会の歪みを映し出す一つの鏡として捉えているのかもしれない。
とまあ、これだけ偉そうなもっともらしそうなことをいいつつも、
猫写真や子ども写真と同じで、妙な理屈をこねくりまわさなくても、
ただ、かわいいから撮っているということももちろん大いにあるとは思う。
ただし、かわいいだけの写真であれば、
プロのモデルや女優を撮ればいいわけで、
またやらしさを求めるなら、別にわざわざ私が撮らなくても、
世の中には静止画・動画含め、ごまんとH画像はあふれているわけで、
逆に私のような問題意識から目を向けた女の子写真は、
あまりないのかなとも思っている。
だからこそ私は成人女性に“少女”という言葉でくくっていて、
大人にもかかわらず時折みせるはかなげで純粋な“少女性”なるものを写していることから、
東京少女というタイトルがついている。
“東京”という意味は、地方・田舎に住んでいる女の子の対比で、
別に東京出身者だけを意味するわけではなく、
地方から出てきて東京に住んでいる女の子という意味で「東京」とつけている。
だからといって、被写体となってくれている女の子たちの、
かわいらしさに敢えて目をつぶって写真を撮っているわけでもなく、
彼女たちそれぞれの魅力は魅力として表現できるに越したことはないし、
モデルとなってくれた女の子が「こんなにきれいに撮ってくれてありがとう」
といわれるだけで、それはそれで十分、撮る意味がそれだけであるのではないかとも、
最近そういわれることが多いだけに、思う側面もある。
とまあぐたぐたこうして書いているところを見ると、
やっぱり私の表現手段は、撮ることより書くことなのかなとも思いつつも、
こうして書くことより1枚の写真が物語る奥行きの方が、
押し付けがましくなくいいのではないかと思いつつ、
まあホームページという自由な枠組みがあるんだから、
文章か写真かのどちらかに絞らず、
こうした種明かしをしてもいいのかなとも思っている。
・2006年8月9日 「東京少女」モデル常時募集中!/女の子写真集紹介
都会に住む20〜30代女性特有の、
どこかはかなく、どこか物憂げな、
揺れ動く女性の心情を映した「東京少女」写真シリーズですが、
作品化すべく、今後より一層力を入れていきたいと考えています。
で、私のめざしている作品の「質」ではなく、構成で似ているのが、
下記2つの写真集です。
複数の女性の写真を1冊にまとめたもので、
私の構想では、女の子10〜20人程度×1人6〜15枚で、
160P前後の写真集にしたいと考えています。
現在「東京少女」にご参加していただいている女の子の第二弾、第三弾を撮影していくつもりですが、
新たに被写体となっていただける女性を常時募集しております。
条件は、@写真のかさこワールドへの掲載許可、A出版時の写真集への掲載許可が、
最低条件で、あとは20〜30代前後の都会に住む女性であれば、どなたでも結構です。
私宛にモデル希望のメールをいただいた後、kasakotaka@hotmail.com
一度お会いさせていただき、
お互いに「この人なら撮られてもいい」「この人なら撮りたい」
とフィーリングが合えば撮影させていただければと思っています。
常時募集で人数制限も設けてはおりません。
また「東京少女」シリーズ以外でも、
「こんなの撮って欲しい」というご希望の方は、遠慮なくメールいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
「Sugar and Spice 」蜷川実花
カラフルな色使い、しっかりとした構図、意図がはっきりした作りこみ。
そして、女性が女性を撮ったなという感じの自然な表情。
僕にはこういう写真は撮れないし、撮りたいとも思わないけど、
でも見ていていいなと思える写真集です。
ちなみに被写体の中には結構有名な人も混じっているようです。
(佐藤藍子、中谷美紀、千秋など)
「a girl like you 君になりたい。」佐内正史
時折すっごくいい写真がある反面、
なんでこんな写真を・・・と思えるようなのが混ざってしまったり、
また撮影する意図というかテーマがばらばらで、
女の子を撮っているというだけで、
カメラマンの視点がばらばらなものを、
意図もなくただ枚数一杯つなげているだけだから、
見る側が疲れてしまう部分もあるけど、
私が「東京少女」写真でめざしている完成形というか構成はこれに近いので、
(写真の意図はまったく違うが)
参考資料として購入し、今、撮影希望者が増えているところなので、
女の子に自分が最終的にどんな形にしたいのかを説明するのに手っ取り早いので、
この写真集を購入した。
この写真集は40人×6枚で構成されている。
1人の女の子ではなく複数の女の子を撮ったもので、
エッチ系ではなく、妙なコンセプチュアルなものではない写真集、
という意味では私のめざしているところと近い。
ただしこの写真集。はじめ見た時はまったく気づかなかったのだが、
ここに写っている40人が今をときめく一線級の女優ばかりでびっくりし、
これなら資料的価値もありいざとなったらオークションで売れる、
換金性に優れたものということもあったので購入を決意した。
上戸彩、長澤まさみ、市川由衣、沢尻エリカ、加藤ローサ、石原さとみ、
岡本綾、相武紗季、蒼井優などなど・・・。
ただタイトルがダサい。いらん文章がくっついている。
同じ構図が多い。
男性が喜びそうな単なるエッチ写真があったり、
単なる日常写真があったり、物憂げなのがあったり、写真がばらばら。
クオリティの良し悪しのばらつきがひどい。
1人たったの6枚しかないのに似たような写真を2枚並べる意味が不明。
背景にいらんものが写りすぎで、何を見ていいかわからないなどなど、
問題も非常に多いのだが、
でも中にはすごくいいなと思える写真も混ざっているし、
とにかくページ数が多いので見応えは十分。
・2006年9月24日 渋谷卒業〜東京少女写真(モデル:tkさん)〜
渋谷卒業〜東京少女写真
※下記文章は写真のモデルとなったtkさん自身とは関係ありません。念のため。
「お金、いっぱい欲しい」
「服、いっぱい買いたいから」
「だって、若いうちしか、きれいな格好できないじゃない」
渋谷の「賞味期限」は早い。
10代を超え、20代になってしまえば、もう「オバサン」と呼ばれてしまう。
そんなバカなと思うかもしれないが、渋谷少女たちの「価値観」は変えようがない。
渋谷ー
そこは天国であり地獄である。
空想(ファンタジー)のキャラクターに彩られ守られ、そして楽しまされる、
TDL(東京ディズニーランド)のような、
予想外のハプニングさえもが、すべてが計算されつくした、
予定調和のテーマパークでは得られない、スリルがここには詰まっていて、
欲望と金とそして「夢」とが渦巻く現代社会のリアルな「テーマパーク」に、
少女たちが吸い寄せられるように集まってくる。
10代という短い賞味期限の中で、人生を謳歌するために・・・
ぱっくりと口を開けて待っている、
お洒落な服のオンパレードに目を奪われながら、
経済力というリアルな数値に合わせてさまざまなレベルの店があり、
あれもこれもと際限のない消費という名のエスカレーションを登っていくために、
0円スマイルをたむけながら時給800円を健気に稼ぐのか、
はきふるしたパンツを5000円で売るのか、
若さという唯一の武器を、形を変え、品を変え、売っていく。
少女にとっては、その選択肢が無数にある街だ。
「渋谷」は欲望消費社会を生き抜くための、
少女たちのための現代の「通過儀式」といっても過言ではない。
露骨な欲望にあふれた渋谷の罠に堕ちてしまうか否か。
無事に切り抜けることができるか。
欲望資本主義と自分とのスタンスをどう折り合いをつけていくか。
一度は通り過ぎなければいけない、現代の修業の場なのかもしれない。
なぜなら、渋谷を卒業した後、
もっとより巧妙化し偽装・欺瞞・詐欺に満ち溢れた社会に出なければならないのだから。
ほとんどの少女たちは、渋谷という一時の熱狂から醒め、
若さ以外のものを売って稼ぐることを知り、そして渋谷から巣立っていく。
働き始めると、自ずと渋谷という街は縁遠くなる。
年齢的賞味期限が過ぎたことももちろん、
それほどの必要性をこの街に感じなくなるからだ。
ひょんなことからかつての青春の聖地・SIBUYAに戻ってきた時、
「東京少女」は何を想い、何を抱くのか。
渋谷からの卒業ー
改めてこの地を踏みしめる時、
逃れることができない現実社会と自分との距離感を、もう一度見直すことができる、
現代の自分探しをできる場なのかもしれない。
・2006年9月25日 OL卒業〜東京少女写真(モデル:tkさん)〜
OL卒業〜東京少女写真
※下記文章は写真のモデルとなったtkさん自身とは関係ありません。念のため。
ここ数年、表面的な意味での労働環境における男女「差別」は消えつつある。
たとえば「看護婦」という女性限定の言い方は「差別」で、「看護師」といえだの、
サラリー「マン」という言い方は男性限定だからNGで、ビジネスパーソンといえだの、
こうした表層的な意味での労働環境における男女平等は急速に進んでいる。
しかし、実際の職場における男女「区別」や「差別」は歴然として残っている。
企業に一生勤めることを前提とされた総合職=男性の社内結婚花嫁候補としての、
一般職=女性という位置づけは大企業になればなるほどその傾向は強いし、
所詮、女性は入社3年目ぐらいまでの25歳までが職場の「花」で、
それを過ぎるとどんどん学生卒業したての若い女性が入ってくるから、
だんだんと職場での居心地が悪くなってくる。
金融機関の窓口や事務職の多くは若い女性の役割で、
そこにはスキルや知識は求められず、
ただひたすら愛嬌と男性への媚と奉仕が求められる、
まるで職場の「従軍慰安婦」状態。
これだけ社会問題化したセクハラも職場では堂々と行われ、
25歳までに寿退社で退職しないと白い目で見られる・・・。
それもれっきとした一つの現実だ。
しかし一方では、女性が男性並に働く道も用意された。
企業が若い女性のあたりの柔らかさや女性らしさが、
営業に使えることに気づき、総合職という称号を与えることで、
まさしく男女平等な職に就かせ、おじさん受けする若い女性を使って、
営業の最前線に送り込み、活躍してもらおうという魂胆だ。
女性ゆえの客相手に嫌なこともあるが、「お客様第一主義」のお題目のもと、
多少のセクハラには目をつぶり、
男性並に働けることの喜びがあるということで自分を誤魔化し、
ひたむきになって働き蜂のように働く。
ただそのような「男性並」の働き方がいいのか悪いのか、
入社3年目、25歳ぐらいになると微妙に思えてくる。
成績の悪い女性は、先の長い男性とは違って厳しい目で見られ、
無意識的に追いやられ、自ら「退職」や「配置換え」していく先輩女性が多い。
一方、男性並、いやそれ以上の成績をあげる優秀な女性は、
30歳、35歳を過ぎても独身で、
バリバリ働いているわりには幸せそうに見えないし、
だんだんと性格も悪くなっていくように思う。
私はどちらの道を行くべきか。
そんな迷いを覚えるのが、入社3〜5年目ぐらいのことである。
女性の働き方でこのような極端な2つの道しかないのは、
大手町など、日本の大手企業が多い。
かといって、働くだけが能で本当に「負け組」になってしまいそうな、
外資系に転職するほどの勇気はないし、
今さら中小企業に転職する勇気もない。
かといって即結婚で地元のスーパーのレジ打ちパートに、
この若さでなりたくない。
フリーターになるというのも高学歴と有名企業勤めというプライドが許さない。
そんな狭間で悩まされている女性は多いのではないだろうか。
大手町ー
そこは看板が排除された、まさしく完全なオフィス街だ。
店の看板も金融機関の看板も許されていないから、
外見からはみな同じようなどでかい灰色のビルの羅列にしか過ぎず、
つかみ所がない街だ。
一軒家もアパートもなく、ただひたすらビルの連続。
わざとらしい人工的な水辺や緑やオブジェが、
より一層、やるせない感を増す。
大手町からの卒業。
オフィスレディからの卒業。
女性としての生き方・働き方に疑問を覚えた東京少女たちが、
OLリタイア後にこの街を訪れ、何を抱き、何を想うのか。
東京少女写真・OL卒業編をお送りします。
・2006年7月25日 写真:トウキョウシシャ〜モデル:Half
rent
